ユキマツの「長期投資のタイミング」

「景気(企業利益動向)」「中銀の金融政策(金利動向)」「投資家のリスク許容度」などから長期投資のタイミングを探る投資ブログ

PMI以外はリスクオン もう少し粘れるか 【中期投資のタイミング 2025年12月データより】

長期でなく中期的に、今は投資のチャンスかどうか、リスクポジションを減らすべき時期か増やすべき時期か、世界景気などを根拠に推測する記事。

・投資判断はご自身で行ってください

・本ブログ記事に何らかの投資行動を推奨する意図はありません

今は「中期投資」のタイミングか

☆半年~数年でみてここが強気するチャンス?

と感じられる、いわば「中期投資のタイミング」を全世界の景気指標である「グローバル総合PMI」を利用して模索。

同時に

半年~数年でみてここが弱気になるべき時期

と思われるタイミングも模索。

グローバル総合PMIとは

「PMI」は「購買担当者指数」のことで景気指標の一つ。

世界の多くの国で採用されており、毎月更新される即時性の高い便利な指標。

50が分岐点であり

50より大きい⇒景気拡大

50より小さい⇒景気減速

と判断。

製造業PMIは「製造業購買担当者指数」のことで、製造業全般の景気を示唆。

サービス業PMIは「サービス業購買担当者指数」のことで、サービス業全般の景気を示唆。

JPモルガン・グローバル総合PMIはサービス業と製造業、両方を考慮した世界全体の景気指標。

近年のグローバル総合PMIの歴史

グローバル総合PMI(緑線)の2008年以降の推移をGDP動向(オレンジ)とともに確認。

※出所:https://www.pmi.spglobal.com/Public/Home/PressRelease/1ab92992a48a4200bfacfdbdd9623c20

より作成 ※2008~2024.7

この指標、2008年以降で概ね世界のGDP動向と連動性あり。

2008年以降では3回ほど節目の50を下回り、不況を示唆。

1回目は2008~2009年の世界金融危機、2回目が2020年のコロナ不況、3回目が2022年の秋ごろ、インフレ+利上げで株価が低迷していた時期。

ほかにも好不況の分かれ目の「50」に3度接近。

1度目は2012年の欧州債務危機、2度目は2015~2016年ごろのチャイナショック。

世界景気動向をそれなりに反映してきた指標といえそう。

直近のグローバル総合PMI

世界景気動向の目安として直近のグローバル総合PMIの推移を確認。

※出所:https://www.pmi.spglobal.com/Public/Home/PressRelease/5fbefbef87c44701a72ea6d9679fa083

 最新の2025年12月データは「52.0」で前月の「52.7」より低下。

2023年10月⇒2024年5月まで

「50.0⇒53.7」

という明確な景気拡大トレンド。

それからのデータ。

直近3ヵ月平均は「52.6」(前月は「52.7」)で、数値は地味に低下トレンドに転換した雰囲気。

最近の

単月でのボトム:2025年4月「50.8」

3ヵ月平均のボトム:2025年6月「51.2」

単月でのピーク:2025年10月「53.0」

3ヵ月平均のピーク:2025年10月「52.8」

【中期投資のタイミング 判断】

☆データ出所

https://www.pmi.spglobal.com/Public/Home/PressRelease/ad73a90948f7466f83183e4dca78ef7d

VT | Vanguard Total World Stock Index Fund ETF Shares ETF - Investing.com 日本

Moody's Seasoned Baa Corporate Bond Yield Relative to Yield on 10-Year Treasury Constant Maturity (BAA10Y) | FRED | St. Louis Fed

AUD JPY | オーストラリアドル 日本円 相場情報 - Investing.com

6301 | Komatsu Ltd. 株式-Investing.com

CAT | Caterpillar 株式-Investing.com

※2026年1月データは2026.1.15現在把握できているもの

今月より①グローバル総合PMI以外に世界景気動向と連動しやすい

②クレジットスプレッド(ムーディーズの長期Baa社債利回りと米10年国債利回りの差。月中平均値。%)⇒数値低下でリスクオン

③豪ドル/円(月末値)⇒数値上昇でリスクオン

④コマツ【6301】株価(月末値)⇒数値上昇でリスクオン

⑤キャタピラー【CAT】株価(月末値)⇒数値上昇でリスクオン

の変動を考慮。

①を最重視、次に②を重視、③~⑤はそれなりに。

①PMIは2025年12月に低下、3カ月平均もわずかに低下。

世界景気の拡大速度は鈍化傾向とみられ、この視点では弱気。

ただ、水準は52台であり、悪くない水準。

②クレジットスプレッドは2025年10月に直近ボトムをつけ、11月に上昇するも、12月はやや低下、1月は明らかに低下傾向であり、この視点では強気。

③豪ドル/円は明らかな上昇傾向で強気。

④コマツと⑤キャタピラーは2025年10月をピークに12月までは停滞、2026年に入って大幅に上昇、この視点では強気。

VTはじりじりと上昇傾向継続で最高値更新中。

以上、①PMI以外は強気要素満載の状況。

PMIがパッとしないことを考慮して総合的には

ニュートラルポジション(強気でも弱気でもない)

がベター?と判断。

・投資判断はご自身で行ってください

・本ブログ記事に何らかの投資行動を推奨する意図はありません

2008年以降 低水準PMIの時期と水準

直近では2025年4月の「50.8」が低め。

節目の「50」を下回る時期の到来は2008年以降で

2008年 2020年 2022年

の3回のみ。

あとがき

PMIだけの判断だと機会損失が大きい

という反省から個人的に世界景気動向と連動性が高いと感じる

②クレジットスプレッド

③豪ドル/円

④コマツ【6301】株価

⑤キャタピラー【CAT】株価

の視点も入れて、今の今のリスクポジション管理のさじ加減を考察していくことにしました。

あくまで素人の趣味、面白がって続けていければというところ。

直感的には

中長期的には大きめの調整が待っていそうな状況だけど、あともう少し、粘れる?

という印象の現状。

2026年もリスクオンが続くのか、どうなりますか。

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