ユキマツの「長期投資のタイミング」

「景気(企業利益動向)」「中銀の金融政策(金利動向)」「投資家のリスク許容度」などから長期投資のタイミングを探る投資ブログ

☆信用買い残 初の6兆円 ☆TOPIX 14ヵ月で 13ヵ月 プラス  ~日本市場の概況~

今週の日本の株価や金利をごく簡単に確認し、その後、株式の「割安割高の目安」になりそうな5つの指標で定点観測する記事。

・投資判断はご自身で行ってください

・本ブログでは何らかの投資行動を推奨する意図はありません

 

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TOPIX(ここ5日)

※出所:マーケット|SBI証券

直近値は「3892」で前週比「+0.7」。

5月月間では今は「+4.4」。

日本10年債利回り(ここ1年)

※出所:マーケット|SBI証券

直近値は約「2.75%」(前週末は「2.72%」)。

ドル/円(ここ1年)

※出所:マーケット|SBI証券

直近値は1ドル「159.2」円。前週は「158.7」円で円安。

米ドル指数は前週「99.2」。

今は「99.2」で変わらず。

1986年以降で3番目くらいのドル高局面は終わったか、まだ続くか。

<米ドル指数:1986年~>

※出所:米ドル指数先物 - Investing.com 日本

5つの指標

日本バフェット指標 <日本の時価総額÷日本の名目GDP>

信用買い残 <信用取引における買い方の残高>

東証一部PBR <東証一部上場企業全体の株価純資産倍率>

信用評価損益率 <日本市場。信用買いの損益>

日経平均ボラティリティー・インデックス<日経平均版の恐怖指数>

日本バフェット指標

※出所:日本取引所グループ 世界経済のネタ帳 

※期間:1985年1月末~2025年8月末

直近の日本バフェット指標は「2.09」(前週「2.06」)。

直近の5年平均は「1.41」で、今は移動平均より約48%高い水準。

直近の10年平均は「1.26」で、今は移動平均より約66%高い水準。

一つの目安に過ぎませんが、長期的観点からは日本株は

割高

と推測。

直近の日本の時価総額は約「1353.4兆円」(全市場の合計値)。

※出所:その他統計資料 | 日本取引所グループ世界経済のネタ帳 より作成

日本バフェット指標について詳しくはコチラ↓

日本バフェット指標 <日本の時価総額÷日本の名目GDP>

信用買い残(2市場。TOPIX併記)

※出所:信用残の推移 | 信用・手口 | トレーダーズ・ウェブTOPIX【998405.T】:時系列 - Yahoo!ファイナンスより作成  ※2001.6~2024.8の月末値

最新値は 60113億円(約6.0兆円)。

前週比+2566億円。

史上初の6兆円!

水準としては長期中央値の「2.5兆円」より多く、この指標から株価水準は

割高?

と推測。

<2023年7月以降の推移・月末の概算値と直近数値など>

※出所:トレーダーズ・ウェブのデータより管理者作成

信用買い残について詳しくはコチラ↓

信用買い残 <信用取引における買い方の残高>

日本株PBR (TOPIX併記)

※出所:その他統計資料 | 日本取引所グループTOPIX【998405.T】:時系列 - Yahoo!ファイナンスデータより作成 ※グラフの期間:1999年1月~2024年11月

※日本株のPBRとして2022年4月からはプライム市場のPBRを使用。それ以前は東証一部のPBR

2026年4月の日本株のPBRは「1.6」倍(前月比+0.1)。

2024年8月以降は「1.2倍」。

2025年7月以降は「1.3倍」に。

2025年10月以降「1.4」倍。

2026年1月に「1.5」倍、2月に「1.7」倍、3月に「1.5」倍、4月に「1.6」倍。

今年に入って変動の大きいPBR。

1.7倍は2005年11月以来、約20年ぶりの高水準(当時は東証一部全体のデータ)でしたが、今回の上げ相場のピークとなるのか、まだ途上なのか。

長期平均は「1.2」で今の水準は

割高?

と推測。

直近ピークは2026年2月の「1.7」。

直近ボトムは2020年2~4月の「1.0」。

プライム市場のPBRについて詳しくはコチラ↓

東証一部PBR <東証一部上場企業全体の株価純資産倍率>

信用評価損益率(2市場、買い方、TOPIX併記)

※出所:信用残の推移 | 信用・手口 | トレーダーズ・ウェブTOPIX【998405.T】:時系列 - Yahoo!ファイナンスより作成  ※2001.6~2024.8の月末値

最新値は「-4.47%」(前週は-4.82%)。

上記期間の長期平均は約「-10.5%」であり投資家心理は

楽観

と推測。

信用評価損益率について詳しくはコチラ↓

信用評価損益率 <日本市場。信用買い残高の損益>

日経平均ボラティリティー・インデックス

★日経平均ボラティリティー・インデックスのメモ

2000年11月からの

・長期平均:24.9

・長期中央値:23.3

・最低値:11.82(2017.7月)

・最大値:91.45(2008年10月)

・個人的には30以上で「株価の割安圏」を示唆しやすい指標と考えます。

<ここ3ヵ月のチャート:日経平均を併記>

※出所:恐怖指数(VIX 日経VI VSTOXX) 日経平均比較チャートより作成

直近値は「28.35」(前週は「29.71」)。

日経平均VIの長期中央値は「23.3」であり、投資家心理は普段なら

やや不安?

と推測。

ただ株価は上昇しており「熱狂・陶酔」に近いか。

※参考:最近のリスクオフ局面の最大値(概算値)。

☆2018.2月:38

☆2018.12月:33

☆2020.3月:61

☆2024.8月:85

☆2025.2月:62

☆2026.3月:67

恐怖指数について詳しくはコチラ↓

www.yukimatu-value.com

現時点での日本市場の割高割安、5つの指標からの推測、まとめ

あくまで個人的な判断ですが、現時点で各指標が示唆する株式の割安、割高の判断をまとめます。

★日本バフェット指標⇒割高?

★信用買い残⇒割高?

★東証一部PBR⇒割高?

★信用評価損益率⇒割安ではない?

★日経平均ボラティリティー・インデックス⇒?

上記から日本株式の水準は長期的には

割高?

と推測。

※個人の直感、感想です。投資は自己判断、自己責任で 

バブル期と「今」のデータ比較

出所:日経平均、TOPIX⇒Yahoo!ファイナンス、東証REIT指数⇒SBI証券

●日本バフェット指標:割高か

●信用買い残:割高か

●日本株PBR:割高か

●信用評価損益率:楽観モード

TOPIXと200日移動平均(ここ1年)

※出所:マーケット|SBI証券

ここ1年のTOPIXと200日移動平均線。

直近値は移動平均から約「+13.3%」(前週+13.2%)水準。

255営業日連続のプラス圏で今のところピークは「+24.5%」(2026.2.12)。

2022.8月以降で移動平均の上に10日以上連続でいたのは

☆2022.8月~9月:21営業日(ピークは+3.9%)

☆2022.10~12月:34営業日(ピークは+5.6%)

☆2023.1~3月:40営業日(ピークは+7.1%)

☆2023.3月~2024.8月:337営業日(ピークは+18.0%)

☆2024.8月~9月:14営業日(ピークは+3.9%)

☆2024.10月:12営業日(ピークは+3.0%)

☆2024.12月:14営業日(ピークは+2.3%)

☆2024.12月~2025.1月:10営業日(ピークは+3.2%)

☆2025.1月~2月:24営業日(ピークは+2.7%)

☆2025.3月:10営業日(ピークは+3.6%)

☆2025.5月~2026.5月:255営業日(ピークは+24.5%)

おわりに

※出所:TOPIX 過去のレート - Investing.comより作成

2025年4月以降のTOPIXの動き。

4月にトランプ関税ショックで「2243」まで急落するも、4月月間ではプラス。

ここ14ヵ月では13カ月がプラス(2026年5月は22日まで)。

信用買い残も初の6兆円に到達し、実に強い相場。

 

もう12年ほど日本の個別株のロングショートをしてしょぼい利幅稼ぎで糊口をしのいでいます。

以前は中小型株銘柄の組み合わせで行うことが多かったですが、2026年3月以降、

☆買い銘柄は(同業種内での)大型株かTOPIX

☆売り銘柄は(同業種内での)中小型株

の組み合わせで勝負することが増えました。

買いで中小型株銘柄、特に小型株を持っていても、どうにも弱いことが多く、指数や大型株を持っている方が圧倒的に成績がいい展開。

イラン戦争で3月に軽いリスクオフがあり、そのリバウンド後、お金がおっきいところやテーマ性の強い分野(原油株やAI、半導体株がらみ)に向かいがちで、わたしが関わるような地味な銘柄は別世界にいるような感じ。

いつまで

☆買い銘柄は大型株かTOPIX

☆売り銘柄は中小型株

この組み合わせの優位性が保たれるかは不明で、そろそろがっつりやられそうな雰囲気もありますが、今しばらく、ロングサイドに控えめに(ベータ値も気にしながら)大きいところを据えて、強力な上げ相場の果実を享受できれば、というところ。

 

直近の日本の時価総額は約「1353兆円」(全市場の合計値)で名目GDPの約2.09倍の水準。

引き続き、日本株の割高感は強いですが、割高そうだからといっても必ずしも落ちないのが株価(強気な時期はひたすら強い、ことも)。

☆安全・リスク資産配分のリバランス

☆攻めのポートフォリオを守りのポートフォリオにいくらかシフトさせる

☆いくらか日経平均プットのオプションを買っておく

などの手入れをしつつ、控えめに冷静にリスクオンの果実を受け取るスタンスがベターか。

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