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インドの世界シェア~人口、時価総額、名目GDPの観点から~

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「世界シェア」

という観点からインドの国力の一部とその推移を観察する記事です。

世界シェアという言葉を使うのが適切か、少し疑問がありますが、ニュアンスは通ると思うので

「人口」「時価総額」「名目GDP」

の3つの観点から、1990~2016年のインドを観察してみます。

「時価総額」「名目GDP」はドル建ての数値です。


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世界シェア~インドの人口~

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※出所:世界の人口 国別ランキング・推移(国連) - Global Noteのデータより管理者作成

※期間:1990~2016年

26年で約16.3%⇒約17.7%と比率は上昇。

実数では1990年が約8.7億人、2016年が13.2億人と約4.5億人増えています。

2016年の米国の人口は約3.2億人、日本は約1.2億人。

この26年で現在の

日本と米国の人口の合計(約4.4億人)

と同じくらい増加しています。

2015年⇒2016年の1年だけでも1500万人の増加です。

1年です。1年で1500万人。このペースなら、8年で日本の人口です。

東京都民より多い人口

が、たった一年で増えている、巨大な人口増加国、インド。

※厚労省の最近のデータでは、2017年の日本の出生者数約94万人、死亡者数134万人、日本の人口の自然減は過去最多の約40万人

2016年末で世界の人口が1000人なら、インド人は177人くらいの比率。

世界シェア~インドの時価総額~

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※出所:Global NoteWorld Federation of Exchangesのデータより管理者作成

※期間:2003~2016年の年末データ

浮動株調整を行っていない時価総額です。

データが入手できたの2003年以降の推移です。

2007年と2009~2010年頃に約3%まで上昇。

その後は2~2.5%程度で横ばい、というところ。

インドのバフェット指標も見てみます。

※バフェット指標についてはコチラ

【世界バフェット指標】で株式の割安割高を探る - ユキマツの「長期投資のタイミング」

f:id:yukimatu-tousi:20170921140343p:plain※出所:Global Noteのデータより管理者作成 ※2003~2016年の年末値で算出

このグラフでみても、やはり2007年と2009~2010年にインドの株式市場は盛り上がっていたと推測されます。

2007年はブリックスブーム、2009~2010年はリーマンショック後の世界金融危機からのいち早い立ち直りの時期でした。

今後も停滞を続けるのか、徐々にシェアが拡大していくのか、気になるところ。

※浮動株⇒発行されている株式の中で、安定した株主に保有されておらず、市場に流通する可能性の高い株式のこと

【浮動株や浮動株調整についてはコチラ↓】

浮動株│初めてでもわかりやすい用語集│SMBC日興証券

浮動株調整時価総額とは|ノーロード投資信託ガイド

世界シェア~インドの名目GDP~

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※出所: Global Noteのデータより管理者作成

名目GDPの世界シェアでは、1993年の「1.1%」をボトムに上昇を続け、2016年は約3%まで上昇しています。

決して近年の中国のような急速なシェアの拡大ではありませんが、ゆっくり地味に拡大は続きそうな雰囲気は感じます。

まとめ

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※出所:Global NoteWorld Federation of Exchanges世界の人口 国別ランキング・推移(国連) - Global Noteのデータより管理者作成 ※時価総額は2003年以降

時価総額はやや停滞気味。

名目GDPのシェア拡大とともに時価総額のシェアも上昇していくかどうか、気になるところ。f:id:yukimatu-tousi:20171119151608p:plain

※出所:Global NoteWorld Federation of Exchanges世界の人口 国別ランキング・推移(国連) - Global Noteのデータより管理者作成

同期間の中国の世界シェアの推移です。

名目GDPのシェアは1994年頃からほぼ一本調子で上昇。

時価総額のシェアは停滞期もありますが、長期的にはGDPについていっている感じです。

2016年の中国とインドを比較すると、概算で

人口 中国 19% インド 18%

時価総額 中国 10% インド 2%

名目GDP 中国 15% 3%

です。

人口はほぼ同ランク。

時価総額と名目GDPはインドは中国の

5分の1

程度です。

このデータを

●インドの今後の大きな伸びしろ

と考えるか、

●中国の背中ははるかに遠く、インドは中国に近づけない

と考えるか、未来は分かりませんが、興味深いところです。

 

近年の中国が昇龍ならば、インドは巨象。

膨大な人口を民主主義的で統治していくインドは、さまざまな矛盾と混沌、カオスをはらみ、中国のような急速な発展は難しいかもしれない。

ただ、ふと気がつけば巨大になっていた、そして世界においてじわじわとその存在感を確実に増していく・・・

中国ほどの急速な時価総額の増大は期待できないかもしれないが、10年20年単位で考えると新興国らしい新興国として、投資対象国として期待もできそう。

個人的にはそんな妄想を抱いています。

先進国投資で米国は外せないように、新興国投資でインドは外せない

と勝手に考えていますが、どうなるでしょうか。

※中国の時価総額の世界シェアは2005年⇒2016年の11年で10倍以上に激増しています

●「米国の世界シェア」

●「世界シェアシリーズ」

●「生産年齢人口」

●「インドへ投資するETF」

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