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レイ・ダリオ氏の生き方の5ヶ条 ~時空をこえたメッセージ⑭~

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時代や国を問わず、説得力を持ちつづけそうな言葉を拾ってまとめていくシリーズ

「時空をこえたメッセージ」

の14回目です。

今回はヘッジファンド「ブリッジウォーター」創業者レイ・ダリオ氏の5ヶ条です。

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ブリッジウォーターの累計リターン

ヘッジファンド「ブリッジウォーター」、累計リターンは約5.4兆円=LCHsigmaeye.wordpress.com

上記記事によれば、ダリオ氏が創業したヘッジファンド「ブリッジウォーター」の累計リターンは5兆円を超えているようです。

この数字は今のところヘッジファンドとしては1位の成績であるとのこと。

レイ・ダリオ氏の5ヶ条

1 他人が望むことよりも、自分がしたいことのために働く。

2 目標を実現するために必要な自分なりの考えを持つ。

3 考えられる限りもっとも優秀な人々に対し、自分の考えをストレステスト(査定)にかける。そうすれば、その考えのどこに誤りやもろさがあるかが一目瞭然になる。

4 自信過剰になっていないか細心の注意を払う。

5 現実と正面から向き合う。もし誤りがあれば直し、さらなる進歩を図る。

 ※引用元:『カリスマ投資家の教え』川上穣<著>日本経済新聞出版社 2017

そのダリオ氏の生き方の5ヶ条なるものが、上記著作で紹介されていました。

興味深かったので記事にしています。

1 他人が望むことよりも、自分がしたいことのために働く。

漠然とですが、世の中、

自分がしたいこと

が明確で、実際それを実行していると自覚できる人は、少数派なのかもしれません。

「2年前の自分がしたいと思っていたこと」と「今の自分がしたいと思うこと」

はけっこう不条理に変化したりするので、

自分がしたいこと

の尻尾を常につかみ続けていることは、意外に難しいのかもしれない、と思わないでもありませんが、ダリオ氏にはぶれない信条があるようです。

2 目標を実現するために必要な自分なりの考えを持つ。

自分なりの考えを持つ

というのは投資を行っていくうえで大事、とよくいわれます。

わたしもそうだと思います。

投資では、悩み迷い追い詰められつつ、結局自分で決断しなくてはならない事態に、まれに遭遇する可能性もあると思われ、そういうときに、自分なりの考えが薄いと、動けなくなって全く対処できない場合もあるかもしれません。

起業した友人が一人いますが、経営においても状況に合わせて「自分なりの考え」で決断を下していく作業の連続だそうです。

彼に投資の話をしていると、

経営と似てるね

といってました。

3 考えられる限りもっとも優秀な人々に対し、自分の考えをストレステスト(査定)にかける。そうすれば、その考えのどこに誤りやもろさがあるかが一目瞭然になる。

これはなかなか勇気のいる作業かもしれません。

ある分野で「最優秀の人の考え」と「自分の考え」を躊躇なく比較し、査定し続け、問題があれば修正を繰り返し、レベルアップしていくべき

という思想を感じます。

初めから下手に超一流と自分の比較をすると、自信喪失し挫折することも多そうですが、ダリオ氏には根底に強い自信があり、超一流といつかは互角、あるいはそれ以上、上に行けるという覇気、野心を持ち続けていたのかもしれません。

4 自信過剰になっていないか細心の注意を払う。

ジョージ・ソロス氏もそうですが、ヘッジファンドで成功される方は、常に

「自分の考え」と「現実」のすり合わせ作業

を行っていて、「現実」が「自分の考え」を明確に否定した場合、「自分の考え」に拘泥せず、躊躇なくいったんは安全圏に逃げるのがうまいのかもしれません。

自信過剰になり、自分の考えに信を置きすぎると、いざという時、致命傷を負うリスクが高まりそうです。

ダリオ氏自身の自戒の言葉でもあるのかもしれません。

5 現実と正面から向き合う。もし誤りがあれば直し、さらなる進歩を図る。

「4」ともかぶりますが、徹底したリアリストの雰囲気を感じます。

自分勝手な願望にすがらない、ときに誤るのは当たり前、誤っていた場合はすぐに修正をかけるという態度、その過程がむしろ進歩につながる、という発想のようです。

「しくじり先生」「失敗は成功の母」

という言葉もありますが、リスクなきリターンもなく、失敗のない成功もなく、いい結果も悪い結果も、自分を偽らないで受け止めて糧にしていこうという前向きなスタンスがうかがえます。

一般人が参考になるかもしれないこと

 

「自分なりの考えをもつ」

 

「自信過剰に気をつける」

 

「自分の失敗や誤りに蓋をせず、成長の糧とする」

 

 などはかなり一般的に役立つメッセージかもしれません。

その世界の超一流ですら慢心しきらず

「自分が失敗することや誤ることを前提に現実と立ち向かっている」

という認識は謙虚に受け止めたいものだと思いました。

おわりに

と、なんだか面白味のない読書感想文みたいになってしまいましたが、まあ、理屈は分かっても実行できるかは別問題で、何事も完全でない自分と向き合いつつ、ぼちぼちやろうと思います。 

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