ドル建てビットコインが2021年5月に月間で30%以上の暴落。
気になったのでビットコインの歴史を簡単に振り返り。
※データ、グラフは以下サイトより(一部管理者加工)
●BTC USD 仮想通貨相場 | ビットコイン アメリカドル Bitfinex 相場情報 - Investing.com
●BTC USD Bitfinex 過去データ - Investing.com
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3度の暴騰
2012年3月以降の長期チャート。
主に3度の暴騰あり。
1度目の暴騰と暴落
●2012.3月⇒2013.12月 1年9ヶ月間で
●「4.6⇒1120」約243倍に暴騰
その後、
2013.12月⇒2015.1月に1年1ヶ月で85%ほど暴落
2度目の暴騰と暴落
●2015.1月⇒2017.12月 2年11ヶ月間で
●「165⇒19891」約121倍に暴騰
その後、
2017.12月⇒2018.12月に1年で84%ほど暴落
3度目の暴騰と暴落
●2018.12月⇒2021.4月 2年5ヶ月間で
●「3219⇒64374」約20倍に暴騰
その後、
2021.4月⇒2021.6月に2ヶ月で50%ほど暴落
暴落の回数
一カ月間で30%以上の下落を「暴落」とすると、2012.3月以降でビットコインの暴落は6度あるようです。
1度目の暴騰後に3回。
2度目の暴騰後に2回。
そして2021.5月の暴落(月間で-35.3%)は3度目の暴騰後では1回目、トータルで6度目の暴落ということになります。
簡単なまとめ
あくまでここ9年ほどの値動き推移の傾向で今後の動きは不明ですが、ビットコイン値動きの簡単なまとめ。
①2012~2013年にかけて1年9ヶ月で243倍に暴騰
②2013~2015年にかけて1年1ヶ月で-85%の暴落
③2015~2017年にかけて2年11ヶ月で121倍に暴騰
④2017~2018年にかけて1年で-84%の暴落
⑤2018~2021年にかけて2年5ヶ月で20倍に暴騰
⑥2021年に2ヶ月ほどでで-50%の暴落
経験則としては
☆上昇相場は2~3年続いた
☆下落相場は1年ほど続いた
ことになります。
そして月間30%以上の暴落は9年ほどで6回に過ぎず、値動きの激しいビットコイン相場でもたまにしか起きない出来事であるようです。
・今回は2ヶ月で50%ほどの暴落で禊は済んだのか
・以前の暴騰後のように、まだまだ下げが続くのか
・何らかの政治的な圧力で仮想通貨の存在自体が脅かされる、あるいは仮想通貨の主流がビットコインではなくなりあまり取引されなくなるような事態が来るのか
先のことはさっぱりわかりませんが、少し気になったので調べてみました。