最近の米国がらみ、コロナがらみで気になるテーマをいくつか。
米国、新型コロナ関連
＜一日当たり死者数（7日平均）＞
※出所：Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 7-day average - Our World in Dataより作成
1度目のピーク、2020年4月、約2300人。
2度目のピーク、2020年8月、約1100人。
3度目のピーク、2021年1月、約3400人。
2021.7.30の死者数（7日平均）は約358人（一週間前は約268人）で週間で増加。
3週連続の増加。
日本、新型コロナ一日当たり死者数（7日平均）
※出所：Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 3-day average - Our World in Data
日本の新型コロナ死者数。
今までのピークは2021年5月、約113人。
2021.7.30は約「20人」、一週間前は約「12人」で週間で大きく増加。
減少モード続くもほぼ横ばい。
次週反転するかどうか。
と前回書いていましたが、先週増加に転じる。
ブラジル、インド、インドネシア、ロシア新型コロナ一日当たり死者数（7日平均）
※出所：Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 7-day average - Our World in Data ※2021.7月以降
一日当たりのコロナ死者数が多いブラジル、インド、インドネシア、ロシアの状況。
直近では
ブラジル、インドは減少傾向。
ロシアは横這い。
インドネシアは増加に歯止めがかからず、1600人超え。
欧州主要国、新型コロナ一日当たり死者数（7日平均）
※出所：Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 3-day average - Our World in Data
フランス、スペイン、イギリス、イタリア、ドイツの新型コロナ死者数。
ドイツは横這い、その他は微増～増加傾向。
イギリス、イスラエル、新型コロナ一日当たり死者数（7日平均）
※出所：Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 3-day average - Our World in Data
2021年1月以降のイギリス、イスラエルの新型コロナ死者数。
今週はイギリス約78人（前週比＋18人）、イスラエル約2人（前週比±0人）。
イスラエルはほぼ動かず。
イギリスは1月のピーク（1200人越え）に比べるとごく低位。
全世界、新型コロナ一日当たり死者数（7日平均）
※出所：Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 3-day average - Our World in Data
全世界の新型コロナ死者数。
1度目のピーク、2020年4月、約7100人。
2度目のピーク、2021年1月、約14700人。
3度目のピーク、2021年4月、約13900人。
2021.7.30は約9269人（一週間前は約8353人）で週間で大きく増加。
3週連続の増加で世界的には4度目のピークへ向かっているもよう。
FRB総資産推移（2002年以降）
近年でFRBの総資産がごく短期間に急膨張したのは
「2009年9～11月」「2020年3～5月」
の2回。
2020年6月の約「7.17」兆ドルで急膨張はいったんピークを迎えるも、2020年7月中旬以降再び増加傾向。
2021.7.28の最新値は約「8.22」兆ドル（前週は8.24兆ドル）で週間で減少。
過去最大値付近。
テスラ（TSLA）の株価（ここ5年）
※出所：https://jp.investing.com/equities/tesla-motors
2020年4月以降の上げ相場の象徴っぽいテスラの株価変動。
先週週間では「＋6.8％」。
2020年3月以降の月間騰落率。
※出所：Tesla (TSLA) 過去データ - Investing.comより作成
ピークは2021年1月の「900」で今はピークより24％ほど低いところ。
2021年2月以降、さえない展開ですが6月、7月は連続して月間でプラス。
おわりに
日本でもコロナ新規感染者数が急激に増加していますが、世界的なコロナ死者数は3週連続の増加で世界的には4度目のピークへ向かっているもよう。
わたしの身の回りでの個人的な感触ですが、人出は昨年同時期より明らかに増加していると思われ、昨年に比べてコロナに対するリスク許容度は上昇している感じ。
毎度のことながら感染拡大がどこで止まるかは不明。
個人的にはとりあえず世界的な4度目の感染拡大を無事に乗り越えること優先の日々。
