最近の米国がらみ、コロナがらみで気になるテーマをいくつか。
米国、新型コロナ一日当たり死者数(7日平均)
※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 7-day average - Our World in Dataより作成
1度目のピーク、2020年4月、約2200人。
2度目のピーク、2020年8月、約1100人。
3度目のピーク、2021年1月、約3400人。
2021.9.3の死者数(7日平均)は約1551人(一週間前は約1268人)で週間で増加。
8週連続の増加で今世界で最も死者数の多い国に。
日本、新型コロナ一日当たり死者数(7日平均)
※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 3-day average - Our World in Data
日本の新型コロナ死者数。
今までのピークは2021年5月、約113人。
2021.9.3は約「57人」、一週間前は約「41人」で週間で増加。
ブラジル、インド、インドネシア、ロシア新型コロナ一日当たり死者数(7日平均)
※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 7-day average - Our World in Data
一日当たりのコロナ死者数が多いブラジル、インド、インドネシア、ロシアの状況。
直近ではブラジル、インドネシアは明確に減少傾向。
インドは横這い~やや減少。
ロシアは横這い。
この4ヶ国ではロシアがいつのまにか最も死者数が多い状況に。
欧州主要国、新型コロナ一日当たり死者数(7日平均)
※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 3-day average - Our World in Data
フランス、スペイン、イギリス、イタリア、ドイツの新型コロナ死者数。
直近ではドイツ、イタリアは微増。
イギリスは横這い。
フランス、スペインは微減。
総じて落ち着いてきている印象。
イギリス、イスラエル、新型コロナ一日当たり死者数(7日平均)
※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 3-day average - Our World in Data
2021年1月以降のイギリス、イスラエルの新型コロナ死者数。
今週はイギリス約114人(前週比+5人)、イスラエル約26人(前週比-1人)。
増加ペースは鈍化。
全世界、新型コロナ一日当たり死者数(7日平均)
※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 3-day average - Our World in Data
全世界の新型コロナ死者数。
1度目のピーク、2020年4月、約7100人。
2度目のピーク、2021年1月、約14700人。
3度目のピーク、2021年4月、約13900人。
2021.9.4は約9448人(一週間前は約10055人)で週間で大きめに減少。
7週連続の増加から一転、減少に転じる。
FRB総資産推移(2002年以降)
近年でFRBの総資産がごく短期間に急膨張したのは
「2009年9~11月」「2020年3~5月」
の2回。
2020年6月の約「7.17」兆ドルで2度目の急膨張はいったんピークを迎えるも、2020年7月中旬以降再び増加傾向。
2021.9.1の最新値は約「8.35」兆ドル(前週は8.33兆ドル)で週間で増加。
過去最大値。
テスラ(TSLA)の株価(ここ5年)
※出所:https://jp.investing.com/equities/tesla-motors
2020年4月以降の上げ相場の象徴っぽいテスラの株価変動。
先週週間では「+3.1%」。
2020年3月以降の月間騰落率。
※出所:Tesla (TSLA) 過去データ - Investing.comより作成
ピークは2021年1月の「900」で今はピークより18%ほど低いところ。
2021年2月以降さえない展開ですが6~8月は3ヶ月連続して月間でプラス。
おわりに
<世界の新型コロナ死者数(7日平均)>
※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 3-day average - Our World in Dataより作成
7週連続で増加していた世界の新型コロナ死者数(7日平均)が減少に転じた先週。
過去4回の世界の新型コロナ死者数減少期の期間を調べてみると上記のようになり、概ね
☆1ヶ月半~2ヶ月
で減少期は終わり、再び増加期に移っているようです。
●今回の死者数増加期は先週で終わったのかどうか
●もし減少期が始まっているとすると、それはいつまで続くのか
は不明ですが、過去の経験も参考にしつつ、自分でできる範囲の対応、準備を続けコロナ期を凌ぎ切りたいというところ。