最近の米国がらみ、コロナがらみで気になるテーマをいくつか。
米国、新型コロナ一日当たり死者数(7日平均)
※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 7-day average - Our World in Dataより作成
1度目のピーク、2020年4月、約2200人。
3度目のピーク、2021年1月、約3400人。
4度目のピーク、2021年9月、約2100人。
2022.8.20の死者数(7日平均)は約575人(前週は470人)で週間で増加。
じわりと増加傾向。
日本、新型コロナ一日当たり死者数(7日平均)
※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 3-day average - Our World in Data
日本の新型コロナ死者数。
8.20は約「255人」。前週は約「215人」で急増中。
第6波のピークで日本における最悪の水準、2022.2.28の「236人」を超える。
ブラジル、インド、インドネシア、ロシア新型コロナ一日当たり死者数(7日平均)
※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 7-day average - Our World in Data
一日当たりのコロナ死者数が一時期多かったブラジル、インド、インドネシア、ロシアの状況。
直近では
●ブラジル、インド:横這い
●ロシア、インドネシア:増加
やや増加傾向。
欧州主要国、新型コロナ一日当たり死者数(7日平均)
※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 3-day average - Our World in Data
フランス、スペイン、イギリス、イタリア、ドイツの新型コロナ死者数。
直近では
●イギリス、スペイン、フランス、ドイツ:横這い
●イタリア:減少
概ね横這い。
全世界、新型コロナ一日当たり死者数(7日平均)
※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 3-day average - Our World in Data
全世界の新型コロナ死者数。
●1度目のピーク:2020年4月、約7100人
●2度目のピーク:2020年8月、約6400人
●3度目のピーク:2021年1月、約14700人
●4度目のピーク:2021年4月、約13900人
●5度目のピーク:2021年8月、約10200人
●6度目のピーク:2022年2月、約10900人
8.13は約2559人(一週間前は約2472人)で週間で87人ほどの増加。
5週連続増加後、ほぼ横ばい。
直近ボトムは2022.6.6の1311人。
今年は概ね「減少⇒5週連続増加⇒16週減少⇒増加⇒減少⇒増加⇒減少⇒5週増加⇒減少⇒増加」という感じ。
全世界 新型コロナ 新規感染者数(7日平均)
※出所:Coronavirus Pandemic (COVID-19) - Our World in Data
全世界の新型コロナ新規感染者数(一日当たり、7日平均)。
8.20は約83万人、前週は約82万人、週間で約1万人の増加。
3週連続で減少していましたが、横這い状態に。
直近ボトムは5.30の約47万人。
第7波のピークは2022.7.24の111万人。
中国 新型コロナ 新規感染者数(7日平均、2022.6月~)
※出所:COVID-19 Data Explorer - Our World in Data
中国の新型コロナ新規感染者数(一日当たり、7日平均)。
4月のピークが2.6万人で当時は上海中心に大規模なロックダウン状態。
8.20は約2935人、前週は約1250人、週間で約1685人増加。
ここ2週で急増。
FRB総資産推移(ここ1年)
ピークは2022.4.13の約「8.97」兆ドル。
☆5月末:「8.91」兆ドル
☆6月末:「8.91」兆ドル(±0兆ドル)
☆7月末:「8.89」兆ドル(-0.02兆ドル)
8.17の最新値は約「8.85」兆ドル(前週は8.88兆ドル)で週間で減少。
減少ペースはやや加速しているか。
テスラ(TSLA)の株価
※出所:https://jp.investing.com/equities/tesla-motors
2020年4月以降の上げ相場の象徴っぽいテスラの株価変動。
先週週間では「-1.0%」。
2020年7月以降の月間騰落率。
※出所:Tesla (TSLA) 過去データ - Investing.comより作成
今は2021年11月のピーク「1243」から約「-28%」水準。
8月月間でマイナス圏に。
おわりに
FRB総資産、
☆6月:「±0兆」ドル
☆7月:「-0.02兆」ドル
☆8月は8.17時点で「-0.04兆」ドル
となり、6月からスタートした量的縮小のペースがやや加速してきている印象。
8月が最終的にどのくらいの縮小になるかは不明ですが、9月からは現状より引き締めペースがより加速すると思われ、米国債利回り等に目に見える影響があるかどうか、気になる状況。