ユキマツの「長期投資のタイミング」

「景気(企業利益動向)」「中銀の金融政策(金利動向)」「投資家のリスク許容度」などから長期投資のタイミングを探る投資ブログ

ロボアドバイザーvs凡人のインデックス投資 ② 2017.4月末の状況

「ウェルスナビのロバアドバイザーVS凡人のインデックス投資」の企画を開始します。

 企画の経緯は以下の記事を参照ください。

www.yukimatu-value.com

www.yukimatu-value.com

この企画の目的

ロボアドバイザーの優秀さを、ごくシンプルなインデックス投資と長期的に比較することで検証する

 

運用ルール

◎運用資金 

ウェルスナビ、凡人投資 ともに 30万円

◎追加投資

行わず

◎基本ポートフォリオ

・ウェルスナビ→リスク許容度3

・凡人投資→SPDR S&P500 ETF(1557):現金(日本円)=60:40

◎リバランス

・ウェルスナビ→ロボアドバイザーにお任せ

・凡人投資→基本年1回(3月末)。10%以上の変動で凡人が随時行う

◎運用費用

・ウェルスナビ→年率1.08%(税込み)

・凡人投資→年率0.1%足らず+売買手数料

◎運用開始日

2017.4/26~4/27

◎運用終了日

一応、2022年4月末(5年後)

※わたしが投資意欲を失ったり、どうしてもお金に困ったらやめます

 

現状報告

★ウェルスナビのポートフォリオ・資産評価額

<ポートフォリオ>

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7項目に配分されています。

※(〇〇%)は、例示されていたリスク許容度3の資産配分です。

米国株(VTI)  27.4%(30.6%)

日欧株(VEA)  21.0%(21.5%)

新興国株(VWO) 4.5% (5.0%)

米国債券(AGG) 28.5%(29.1%)

金(GLD)    9.0%(8.8%)

不動産(IYR)  5.9%(5.0%)

現金        3.7%(0%)

 

概ね購入前に例示されていた資産配分に近い配分になっています。

株式の割合は全体の約53%です。

1~5あるリスク許容度の「3」だけあって、一般的にバランスのよい配分だと思われます。

 

★ウェルスナビの資産評価額  

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始まったばかりで、まだ値はほとんど動いていません。

ただ、購入手数料はかからないので、そこは優れていると思います。

もし、購入するだけで2%かかる投信なら、すでに-7000円くらいになっているでしょう。

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★凡人のインデックス投資のポートフォリオ・資産評価額

 

<ポートフォリオ>

SPDR S&P500 ETF(1557):62.1%

現金:37.9%

 

1557は一株26600円くらいだったので、少し配分の基準値とずれますが、だいたい「1557:現金=60:40」になっています。

今後10%以上配分比率がずれたら、リバランスを試みます。

 

<資産評価額>

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 (-478円)

ウェルスナビとほぼ差はありません。

ちなみに1557はカブドットコム証券で取引していれば、フリーETF扱いで、売買手数料がかからず、よりお得でした。

 

★リスクヘッジ投資の現状

 

わたしは現在、世界的に株式は割安ではないと考えているので、株式の長期投資を今の時期に始めるのに否定的です。

 

それで、できるだけウェルスナビと凡人投資の投資リスクをヘッジするため、日経平均を約40万円分売り建てました。

一般信用で3年間売り建てておけるので、当分このまま放置しておく予定です。

225投信(1321) 売り 20株

建玉単価 19855 現在値 19830

評価損益 +500

 

もしも世界的に株価が大きく下落する事態が訪れても、ヘッジがあることで、トータルではそれほど大きな損失にならないと思います。

収支のまとめ 

 

ウェルスナビ:-1006円

凡人投資:-478円

ヘッジ投資:+500円

 

今後の状況報告 

 

2週間~1カ月に一回くらいの頻度で報告していけたらと思います。

投資期間が長くなるほど差が出てきて、面白くなると考えています。

 

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