昨日、1995年以降の世界の時価総額の
連続増加期間ランキング
をつくってみました。
では、連続減少期間はどうなのか?
そんなわけで、
世界の時価総額、連続減少期間ランキングを記事にしてみました。
すべて月末時のデータです。
5ヶ月以上をカウント。
※データの出所は World Federation of Exchanges。グラフはデータを元に管理者作成
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第3位 5ヶ月 2011.4月末~2011.9月末

60.3兆ドル ⇒ 46.1兆ドル
第2位 6ヶ月 2002.3月末~2002.9月末
26.5兆ドル ⇒ 20.1兆ドル
明けない夜はない
第1位 6ヶ月 2008.5月末~2008.11月末
56.9兆ドル ⇒ 31.1兆ドル
景気との関連
世界の時価総額の連続減少期間における世界的な「景気動向」も見ておきます。
世界の景気動向は、OECD景気先行指数(Composite leading indicator)のOECD全体のデータです。
1995.1月~2017.8月のデータ。
詳しくはこちら↓
・2002.3月⇒2002.9月
99.53⇒99.08
0.45の減少。
・2008.5月~2008.11月
100.24⇒96.58
3.66の減少。
・2011.4月~2011.9月
100.69⇒99.71
0.98の減少。
ランキングをまとめて、所感
1995年からの経験則に過ぎませんが、長期的には世界の時価総額は増加傾向にあり、どちらかというと、
・世界の時価総額が連続して減り続けていくことは少ない
・続いても半年くらい
逆に
・時価総額が連続して増加することの方が多い
・長くて1年くらい
とはいえるかもしれません。
また、時価総額の増加率、減少率から
・1年程度で一気に20~60%程度の株価上昇
・半年程度で一気に20~45%程度の株価下落
という一本調子の時期もときどきある、そして
それがいつ始まるかは誰もわからない
ともいえそうです。
昨年の今頃、
大統領選はトランプ勝利!選挙決着後11ヶ月以上、一本調子で世界的な株式上昇相場が続く!
そんな予想ができた人がいるでしょうか?
予測しても当たらないので、わたしとしては過去から学ぶことと「不十分な現状把握」(いくら把握しようとしても確実で明瞭な把握など、わたしには無理)に努め、長期投資のタイミングに関しては引き続き
株価が高そうな時期には市場と距離を置き、株価が安そうな時期には市場と距離を縮める
というスタンスで臨むつもりです。
あくまでわたしが好きな長期投資のスタンスで、万人受けするものではないと思いますが。
関連記事です。世界の時価総額、連続増加期間ランキングの記事と世界のマネーや信用の膨張、収縮に関する記事です。