ユキマツの「長期投資のタイミング」

「景気(企業利益動向)」「中銀の金融政策(金利動向)」「投資家のリスク許容度」などから長期投資のタイミングを探る投資ブログ

5年前の悪夢

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12/26、日本市場はいったん相場が落ち着きました。

12/25に日本の中小個別株を売らずに持っていた方は、おそらく大幅な株価上昇でひとまず息をつけたと思われます。

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上記の数字はわたしが保有していた中小型日本株の一部の前日比の値動きです(12/26の日中)。

12/25(日経平均が一日で5%下落)はこの数字のプラスマイナスを逆にしたようなような数字だったので、やれやれというところ。

25日は追証売りを含む個人の投げ売りがあったと思われ、26日はその反動。

一日我慢できるかどうかで大幅な差が出ます。

邱永漢氏の名言「株の儲けは我慢料」。

明日以降どうなるか分かりませんが、5年前を思い出したので記事にしてみます。

2013年12月の悪夢

www.sankei.com

5年前は証券優遇税制が廃止される直前の年でした。

税率が安いうちに利益を確定させる取引が2013年12月は多くあったようで、日経平均は下げていないのに(2013年12月:月間で+4%)、わたしが買っていた日本の中小型株はひたすらパフォーマンスが悪く、欝々とした12月を過ごした記憶があります。

当時は相場に強気で日本株に全力投資していた時期(ロングショートなどはしていなかった)でもあり、記録をみると、月末近くの12/25までに12月だけで投資資金の6%に当たる含み損を出していました。

市場平均は上げてるのに、毎日毎日自分の保有株は赤字を出す、含み損はふくらむ一方、泣きそうでした。

月末~年始の暴騰

それが12/26、27、30、1/6、7、8のたった6日間で投資資金の16%ほどの利益を出すほどの暴騰。

12月の悶々を払しょくし、とても気分よく2014年を迎えた・・・

そんなことがありました。

おそらく証券優遇税制に絡んで2013年末に売られ過ぎていた中小個別銘柄。

12/26以降は2014年分の取引となるので、税制という「特殊要因」がなくなって、市場平均を追いかけて中小型株が大いに買われたのだと思われます。

今回はどうなるか

2018年の年末はどうなるか。

2013年のように中小個別銘柄が爆上げする展開となるか。

米株が落ち着きをみせれば短期的にガツガツ上がりそうな雰囲気はあり、個人的にはそうなってほしいのですが・・・

依然、中長期的にはわたしはネガティブ。

今はロングショートを「個別株買い:50%-指数売りと個別株売り:50%」で保有しており、2013年のように

「日本株全力買い」

なんてとてもできないですが、今年もあと2営業日、最後まで気を抜かないで終わりたいところ。

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