ユキマツの「長期投資のタイミング」

「景気(企業利益動向)」「中銀の金融政策(金利動向)」「投資家のリスク許容度」などから長期投資のタイミングを探る投資ブログ

「上海総合」が急騰

f:id:yukimatu-tousi:20190306174027p:plain株価のピークを景気のピークも、それがいつかを事前に知ることは困難ですが、ピークらしき時期からの変化を確認することはできます。

全世界の時価総額が最近最も大きかった2018年1月が直近ピークであったと仮定して、2019年2月末までの世界の主要な株価の変化を確認してみます。

世界の主要株価指数 <2018年1月ピーク値⇒2019年2月末の下落率>

f:id:yukimatu-tousi:20190306200924p:plain※出所:世界メジャー株式指数 - Investing.com 日本https://finance.yahoo.com/のデータより作成

世界の主要株価指数の「2018年1月ピーク値⇒2019年2月末の下落率」の比較です(現地通貨建て。「VT」「TOK」「VWO」はドル建て)。

データはこちら。

f:id:yukimatu-tousi:20190306201745p:plain※出所:世界メジャー株式指数 - Investing.com 日本https://finance.yahoo.com/のデータより作成
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所感①:「上海総合」が急騰、一人旅の終了

f:id:yukimatu-tousi:20190211140031p:plain※出所:世界メジャー株式指数 - Investing.com 日本https://finance.yahoo.com/のデータより作成

上記は2018年1月末の状況。

上海総合の下落幅がぶっちぎりでしたが、2月月間で14%程度の急騰。

f:id:yukimatu-tousi:20190306201118p:plain
日本やドイツの株価指数に追いついてきました。

とりあえず「一人旅」の終了。

所感②:日本、香港、上海総合、ドイツ、新興国が似たような下げ幅

f:id:yukimatu-tousi:20190306214654p:plain※出所:世界メジャー株式指数 - Investing.com 日本https://finance.yahoo.com/のデータより作成

為替レートは考慮していないので一概に比べられませんが、「TOPIX」「香港ハンセン」「上海総合」「独DAX」「VWO」の下落率が概ね「14~18%」の範囲に収まっています。

VWOは2月月間で「-0.38%」とマイナス。

全体的に株価が上昇するなか、意外でした。

依然、2018年1月ピークを20%近く下回る水準。

所感③:依然、相対的に米国の指数は強い

f:id:yukimatu-tousi:20190306202208p:plain

引き続き米国の株価指数は相対的に強い印象。

ナスダックは2018年1月の高値を超えています。

米国への配分比率が高い「TOK」や「VT」の下落率も小さめ。

「米国の景気動向のよさ」と総じてぱっとしない他の地域の景気動向を反映している可能性。

アメリカ映画のよくあるパターンではありませんが、大げさに表現すると

「米国(景気)が 世界(市場)の命運を握っている?」

といえなくもなさそう。

おわりに 

上海総合の急騰が印象的な2月でした。

S&P500は昨年9月の高値から「−5%」ほどの水準。

最高値更新はあるのかどうか。

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