先週のS&P500の200日移動平均の確認記事。
最新のS&P500の200日移動平均
2019.9.20のS&P500の200日移動平均は「2825」(前週2819)で上昇トレンド。
9.20のS&P500は「2992」なので「5.9%」ほど移動平均より高いところに位置(5.9%の上方かい離。先週は+6.7%)。
※データ出所(以下のグラフも同様):S&P500 インデックス(SPX) - Investing.com
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最近の移動平均からのかい離率、その傾向
世界景気が減速傾向に転じたと思われる2018年以降、S&P500はアップダウンが大きくなってきており、6%以上の上方かい離の時期が短期的な過熱相場、その後急落しやすい状況にある模様(数値は概算値)。
・2018.1月(+14%)⇒2018.4月に「0%」へ
・2018.9月(+7%)⇒2018.12月に「-14.5%」へ
・2019.4月(+6%)⇒2018.5月に「-1%」へ
・2019.7月(+8.5%)⇒2018.8月に「+1.6%」へ
ごく最近では
●7.26:「+8.64%」(S&P500:3026)
●8.14:「+1.62%」(S&P500:2841)
●8.19:「+4.46%」(S&P500:2924)
●8.23:「+1.59%」(S&P500:2847)
●9.12:「+6.86%」(S&P500:3010)
とアップダウン。
7.26の「+8.64%」の後は「+1.6%」程度までしか下がらず、現在は「+5.9%」と最近ではかなり高い水準に。
2018.1月以降で5つめの山を形成、いまのところ「+7%」程度をピークに横這い状態。
今回も「+6~9%」をピークに大きく下げるのか、プラス圏が続くのか。
引き続き短期的にはここからの伸びしろより下げたときの下げ幅の方が気になる、というのが個人的印象。
来週はどうなりますか。
※最近の経験則、パターンであり再現性があるかは不明。この先いつ上がる、下がるかも不明です。投資は自己責任で
おわりに
上記記事によれば
★債務リスクの象徴として懸念されてきた低格付け企業向けの融資、「レバレッジド・ローン(レバローン)」から資金を引き揚げる投資家が増加
★2018年秋から資金流出ペースが加速している
とのこと。
ざっくりした見方ですが景気減速は
★全世界⇒2018年1月頃から
★米国、日本など⇒2018年秋頃から
ゆっくりと進行している?
というのが個人的印象。
こんな時期も