先週のS&P500の200日移動平均の確認記事。
最新のS&P500の200日移動平均
2019.11.15のS&P500の200日移動平均は「2909」(前週末2899)で上昇トレンド。
11.15のS&P500は「3120」なので「7.3%」ほど移動平均より高いところに位置(7.3
%の上方かい離。前週末は+6.7%)。
※データ出所(以下のグラフも同様):S&P500 インデックス(SPX) - Investing.com
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最近の移動平均からのかい離率、その傾向
世界景気が減速傾向に転じたと思われる2018年以降、S&P500はアップダウンが大きくなってきており、6%以上の上方かい離の時期が短期的な過熱相場、その後急落しやすい状況にあるか(数値は概算値)。
・2018.1月(+14%)⇒2018.4月に「0%」へ
・2018.9月(+7%)⇒2018.12月に「-14.5%」へ
・2019.4月(+6%)⇒2018.5月に「-1%」へ
・2019.7月(+8.5%)⇒2019.8月に「+1.6%」へ
・2019.9月(+7.0%)⇒2019.10月に「+1.7%」へ
・2019.11月(+7.0%)⇒?
最近のめぼしい数値。
概ね1ヶ月ごとに小さめのアップダウンの繰り返し。
●7.26:「+8.64%」(S&P500:3026)
●8.23:「+1.59%」(S&P500:2847)
●9.12:「+6.86%」(S&P500:3010)
●10.8:「+1.67%」(S&P500:2893)
●11.15(最新値):「+7.26%」(S&P500:3120)
2019.9.12に「+6.86%」で2018.1月以降で5つめの山を形成。
その後10.8に「+1.67%」まで下落。
最新値は「+7.26%」。
短期的には
★10.8「+1.67%」をボトムに再度上昇を始め6つめの山を形成中?
最近はレンジっぽい動きでもあり、何個目の山だかわかりにくくなってきましたが。
とりあえず
●11.15(最新値):「+7.26%」(S&P500:3120)
は最近では高めの水準です。
★2019年9月からのFRBの量的緩和
★2019年7月以降、グローバル製造業PMIなどの景気指標の改善
など、昨年と比べて投資環境においてポジティブな要素も出てきており微妙な時期でもありそうですが、どうなりますか。
※最近の経験則、パターンであり再現性があるかは不明。この先いつ上がる、下がるかも不明です。投資は自己責任で
こんな時期も