ユキマツの「長期投資のタイミング」

「景気(企業利益動向)」「中銀の金融政策(金利動向)」「投資家のリスク許容度」などから長期投資のタイミングを探る投資ブログ

欧米のクリスマスイベント ~FRB資産、テスラ、米国コロナ等~

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最近の米国がらみ、コロナがらみで気になるテーマをいくつか。

米国、新型コロナ関連

<新規感染者数(7日平均)>

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※出所:コロナウイルス(COVID-19) - Google ニュース

直近ボトムは9月の約3.5万人(今週から7日平均のデータを使用)。

その後冬に向かって急増。

2020.12.11の新規感染者数、約21.8万人(一週間前は約18.4万人)で週間で大きく増加。

<一日当たり死者数(7日平均)>

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※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 7-day average - Our World in Dataより作成

1度目のピーク、2020年4月、約2200人。

2度目のピーク、2020年8月、約1100人。

直近ボトムは2020年10月の約700人。

10月中旬から急増中。

2020.12.11の死者数(7日平均)は約2360人(一週間前は約2011人)で週間で急増。

1度目のピークを抜き、感染者数、死者数ともに米国は厳しい状況。

日本、新型コロナ一日当たり死者数(7日平均)

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※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 3-day average - Our World in Data

日本の新型コロナ死者数。

1度目のピーク、2020年5月、約24人。

2度目のピーク、2020年9月、約14人。

今は第3波でピーク値を更新。

2020.12.11は約「34人」、一週間前は約「26人」で週間で大きく増加。

欧米とはケタが異なり別世界ではありますが、「死者数」の観点では日本も今までで最も深刻な事態。

欧州主要国、新型コロナ一日当たり死者数(7日平均)

<2020年2月以降>

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<2020年8月以降>

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※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 3-day average - Our World in Data

フランス、スペイン、イギリス、イタリア、ドイツの新型コロナ死者数。

9月頃から増加傾向。

ドイツは増加傾向でその他は横ばい~減少傾向。

今年3~4月のロックダウンと異なり、まだ冬季で一気に感染が収まるという感じにはならないか。

全世界、新型コロナ一日当たり死者数(7日平均)

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※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 3-day average - Our World in Data

全世界の新型コロナ死者数。

1度目のピーク、2020年4月、約7000人。

2020年5月の約3800人が直近ボトム。

その後再び増加傾向。

2020.12.11は約10873人(一週間前は約10794人)で週間でやや増加。

増加ペースは先週より鈍化。

FRB総資産推移(ここ1年)

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※出所:Assets: Total Assets: Total Assets (Less Eliminations from Consolidation): Wednesday Level (WALCL) | FRED | St. Louis Fedより作成

FRBの総資産は2020.6.10(7.17兆ドル)でいったんのピーク。

その後22週経過し微増傾向。

最新値は約「7.24」兆ドルで過去最大規模。

テスラ(TSLA)の株価(ここ1年)

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※出所:https://jp.investing.com/equities/tesla-motors

4月以降の上げ相場の象徴っぽいテスラの株価変動。

先週週間では「+1.8%」。

日々のボラは引き続き大きめ。

9~10月は月間で下落しましたが、11月月間では「+46.3%」というべらぼうな暴騰。

12月月間では今のところ「+7.5%」。

ピークは2020年12月の「654」で今はピークから「-6.7%」の水準。

おわりに

しばらくは「景気動向の急変リスク+株式市場の変調リスク」を一応は気にしておいてよい状況か。

と先週書いていましたが、ここ2週は比較的まったりした株価指数の値動き。

テスラは引き続きボラが大きいですが。

コロナに関しては欧米のクリスマスイベントにより来年1月頃が感染拡大のピーク?

そしてその頃が今回の新型コロナ禍の世界的な最悪期で、その後紆余曲折はあってもワクチンの普及等でよい方向に進んでくれれば、というのが個人的な希望的観測ですが、どうなりますか。

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