最近の米国がらみ、コロナがらみで気になるテーマをいくつか。
米国、新型コロナ関連
<新規感染者数(7日平均)>
※出所:コロナウイルス(COVID-19) - Google ニュース
直近ボトムは9月の約3.5万人。
冬に向かって急増しピークは2021.1.8の約26万人。
2020.2.5の新規感染者数、約12.6万人(一週間前は約15.6万人)で週間で大幅に減少。
1.8以降、明確に減少傾向。
<一日当たり死者数(7日平均)>
※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 7-day average - Our World in Dataより作成
1度目のピーク、2020年4月、約2200人。
2度目のピーク、2020年8月、約1100人。
直近ボトムは2020年10月の約700人。
2020年10月中旬から急増。
2021.2.5の死者数(7日平均)は約3251人(一週間前は約3236人)で週間で微増。
米国コロナ、感染者数は明らかな減少モード。
死者数はまだ横這いながら、徐々に減ってくるとの見立てが自然か。
日本、新型コロナ一日当たり死者数(7日平均)
※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 3-day average - Our World in Data
日本の新型コロナ死者数。
1度目のピーク、2020年5月、約24人。
2度目のピーク、2020年9月、約14人。
今は第3波。
2021.2.5は約「97人」、一週間前は約「88人」で週間では増加。
日本でも感染者数が減少、死者数の著明な減少はまだ、か。
欧州主要国、新型コロナ一日当たり死者数(7日平均)
※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 3-day average - Our World in Data
フランス、スペイン、イギリス、イタリア、ドイツの新型コロナ死者数。
2020年9月頃から増加傾向。
急増していたイギリスはピークアウトか。
ドイツ、イタリアは減少傾向。
スペイン、フランスは増加傾向ながらそれほど勢いはなし。
総じて落ち着いてきている印象。
全世界、新型コロナ一日当たり死者数(7日平均)
※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 3-day average - Our World in Data
全世界の新型コロナ死者数。
1度目のピーク、2020年4月、約7000人。
2020年5月の約3800人が直近ボトム。
その後再び増加傾向となり、ピークは2021.1.26の14402人。
2020.2.5は約13253人(一週間前は約14111人)で週間では明確に減少。
全世界の死者数もピークアウト感あり。
FRB総資産推移(ここ5年)
FRBの総資産は2020年3月以降急増。
2020年6月の約「7.17」兆ドルでいったんのピーク。
その後しばらく減少するも、再び微増傾向に。
2021.2.3の最新値は約「7.41」兆ドルで先週より微増しほぼ過去最大規模。
目立った動きはなし。
テスラ(TSLA)の株価(ここ1年)
※出所:https://jp.investing.com/equities/tesla-motors
2020年4月以降の上げ相場の象徴っぽいテスラの株価変動。
先週週間では「+7.3%」。
日々のボラは引き続き大きめ。
ここ1年ほどの月間騰落率。
ピークは2021年1月の「900」で今はピークより5%ほど低いところ。
おわりに
テスラは3日続落し、ショート派が期待してしまうようなやや不穏な値動き。
と先週書いていましたが、またいつものような巻き返しでショート派の期待を打ち砕く結果となっています。
1月の高値「900」を上回る展開が待っているかどうか。
コロナがらみでは変異種でニュースとなっていた南アフリカの死者数(7日平均)が急減中。
ブラジルの死者数も横這いっぽくなってきており、イギリスとあわせて、変異種被害もやや沈静化しつつあるか。
※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 7-day average - Our World in Data
新たな変異種による感染急拡大の可能性は全く否定できませんが、とりあえず北半球の春に向かって、コロナ沈静化が進んでいけば。