ユキマツの「長期投資のタイミング」

「景気(企業利益動向)」「中銀の金融政策(金利動向)」「投資家のリスク許容度」などから長期投資のタイミングを探る投資ブログ

テスラ 10勝18敗 ~FRB資産、テスラ、米国コロナ等~

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最近の米国がらみ、コロナがらみで気になるテーマをいくつか。

米国、新型コロナ関連

<新規感染者数(7日平均)>

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※出所:コロナウイルス(COVID-19) - Google ニュース

直近ボトムは2020年9月の約3.5万人。

冬に向かって急増しピークは2021.1.8の約26万人でその後は明確に減少。

2021.3.5の新規感染者数、約6.1万人(一週間前は約6.9万人)で週間で減少。

前週の記事ではやや下げ止まりの雰囲気がありましたが、今週は減少。

<一日当たり死者数(7日平均)>

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※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 7-day average - Our World in Dataより作成

1度目のピーク、2020年4月、約2200人。

2度目のピーク、2020年8月、約1100人。

3度目のピーク、2021年1月、約3400人。

2021.3.5の死者数(7日平均)は約1830人(一週間前は約2007人)で週間で減少。

米国コロナは感染者数、死者数ともにここ1週間では減少傾向。

日本、新型コロナ一日当たり死者数(7日平均)

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※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 3-day average - Our World in Data

日本の新型コロナ死者数。

1度目のピーク、2020年5月、約24人。

2度目のピーク、2020年9月、約14人。

3度目のピーク、2021年2月、約98人。

2021.3.5は約「53人」、一週間前は約「65人」で週間で減少。

2月の初めころをピークに日本の死者数は減少傾向。

欧州主要国、新型コロナ一日当たり死者数(7日平均)

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※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 3-day average - Our World in Data

フランス、スペイン、イギリス、イタリア、ドイツの新型コロナ死者数。

2020年9月頃から増加傾向でしたが2020年11月~2021年2月をピークに5ヶ国のすべてで減少傾向。

直近ではドイツ、イギリスは減少傾向、その他の3ヶ国はやや下げ止まり。

全世界、新型コロナ一日当たり死者数(7日平均)

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※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 3-day average - Our World in Data

全世界の新型コロナ死者数。

1度目のピーク、2020年4月、約7000人。

2度目のピーク、2021年1月、約14400人。

2020.3.5は約8942人(一週間前は約9233人)で週間で減少。

下げ止まらずこのまま減っていってくれれば。

FRB総資産推移(2002年以降)

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※出所:Assets: Total Assets: Total Assets (Less Eliminations from Consolidation): Wednesday Level (WALCL) | FRED | St. Louis Fed

近年でFRBの総資産が短期間に膨張したのは

「2009年9~11月」「2020年3~5月」

の2回。

2020年6月の約「7.17」兆ドルで増加はいったんのピークを迎えるも、2020年7月中旬以降再び増加傾向。

最近増加ペースは加速中。

2021.3.3の最新値は約「7.56」兆ドルで週間ではやや減少。

テスラ(TSLA)の株価(ここ1年)

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※出所:https://jp.investing.com/equities/tesla-motors

2020年4月以降の上げ相場の象徴っぽいテスラの株価変動。

先週週間では「-11.5%」。

日々のボラは引き続き大きめ。

ここ1年ほどの月間騰落率。

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※出所:Tesla (TSLA) 過去データ - Investing.comより作成

ピークは2021年1月の「900」で今はピークより34%ほど低いところ。

おわりに

f:id:yukimatu-tousi:20210306220234p:plain※出所:Tesla (TSLA) 過去データ - Investing.comより作成

2021.1.25以降のテスラの終値前日比データ。

28営業日で上昇10日、下落18日。

1発殴ると2発くらい殴られる、の展開。

1.25の約900から1ヶ月ちょっとで30%以上の下落となっています。

買い方には地獄の日々、売り方には喜びの日々。

2020年4月以降の上げ相場の象徴っぽいテスラの株価変動。

昨年来、上記のように書いていますが、ただの勘であり、ほんとに象徴かどうかは不明。

2021年1~2月頃をピークにその後相場全体にきつめの調整が入るなら、テスラの動きの観察には大いに意味があったことになるかもしれません。

一方、ハイテクブームに乗って暴騰した個別銘柄の一つに過ぎず、相場全体の動きとはあまり関係がなかった、というオチで終わる可能性もあります。

とりあえず観察継続。

 

またコロナがらみではブラジルが厳しい状況。

<ブラジル、新型コロナ一日当たり死者数(7日平均)>

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※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 7-day average - Our World in Data

昨年6~8月頃、ブラジルでの真冬のピーク、1000~1050人を大きく上回り、直近では1400人越えの状況。

多くの国の感染状況がひとまず峠を越した感がある中でひときわ目立っています。

「新たな変異種の発生+感染拡大リスク」もあるかもしれず、一国の問題では済まない可能性もあり、気になる状況。

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