ユキマツの「長期投資のタイミング」

「景気(企業利益動向)」「中銀の金融政策(金利動向)」「投資家のリスク許容度」などから長期投資のタイミングを探る投資ブログ

テスラはピークから-35%水準 ~FRB資産、テスラ、米国コロナ等~

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最近の米国がらみ、コロナがらみで気になるテーマをいくつか。

米国、新型コロナ関連

<一日当たり死者数(7日平均)>

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※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 7-day average - Our World in Dataより作成

1度目のピーク、2020年4月、約2300人。

2度目のピーク、2020年8月、約1100人。

3度目のピーク、2021年1月、約3400人。

2021.5.21の死者数(7日平均)は約556人(一週間前は約606人)で週間で減少。

明確に減少傾向。

日本、新型コロナ一日当たり死者数(7日平均)

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※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 3-day average - Our World in Data

日本の新型コロナ死者数。

今までのピークは2021年2月、約98人。

2021.5.21は約「113人」、一週間前は約「88人」で週間で大幅増加。

2月のピークを越え、過去最悪水準。

ブラジル、インド新型コロナ一日当たり死者数(7日平均)

<ブラジル、新型コロナ一日当たり死者数(7日平均)>

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※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 7-day average - Our World in Data

ブラジル、インドの状況。

ブラジルは減少傾向でしたがやや下げ止まり感。

インドはまだ増加傾向。

欧州主要国、新型コロナ一日当たり死者数(7日平均)

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※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 3-day average - Our World in Data

フランス、スペイン、イギリス、イタリア、ドイツの新型コロナ死者数。

最近の動向。

●ドイツ:横這い

●イタリア、フランス、スペイン:減少傾向

●イギリス:低位で減少傾向

1月に1250人を超えていたイギリスの死者数は直近で約6人まで減少。

総じて落ち着いてきている印象。

イギリス、イスラエル、新型コロナ一日当たり死者数(7日平均)

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※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 3-day average - Our World in Data

2021年4月以降のイギリス、イスラエルの新型コロナ死者数。

両者ともに10人以下。

全世界、新型コロナ一日当たり死者数(7日平均)

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※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 3-day average - Our World in Data

全世界の新型コロナ死者数。

1度目のピーク、2020年4月、約7000人。

2度目のピーク、2021年1月、約14400人。

3度目のピーク、2021年4月、約13400人?

2021.5.21は約12166人(一週間前は約12524人)で週間で減少。

今のところ3週連続減少。

ただ減少ペースはゆっくり。

直近ボトムは2021年3月の約8400人。

FRB総資産推移(2002年以降)

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※出所:Assets: Total Assets: Total Assets (Less Eliminations from Consolidation): Wednesday Level (WALCL) | FRED | St. Louis Fed

近年でFRBの総資産がごく短期間に膨張したのは

「2009年9~11月」「2020年3~5月」

の2回。

2020年6月の約「7.17」兆ドルで急膨張はいったんピークを迎えるも、2020年7月中旬以降再び増加傾向。

2021.5.19の最新値は約「7.92」兆ドルで週間で大きめに増加。

過去最大値。

テスラ(TSLA)の株価(ここ5年)

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※出所:https://jp.investing.com/equities/tesla-motors

2020年4月以降の上げ相場の象徴っぽいテスラの株価変動。

先週週間では「-1.5%」。

日々のボラは引き続き大きめ。

2020年3月以降の月間騰落率。

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※出所:Tesla (TSLA) 過去データ - Investing.comより作成

ピークは2021年1月の「900」で今はピークより35%ほど低いところ。

2021年2月以降、さえない展開。

おわりに

全世界のコロナ死者数は3週続いて減少傾向。

インドはまだ増加傾向。

そして冬に向かっている南米で明らかに増加傾向。

アルゼンチンの一日当たり死者数(7日平均)は500人超え。

新型コロナ、変異性以外にも季節性の影響もそれなりにありそうで、冬に向かう南米の状況が悪化すると、北半球は減っても、全世界では急には減らない可能性も。

 

テスラはピークから35%ほど低い水準。

大荒れとなっている仮想通貨、ドル建てビットコインは5/22の夜で4月のピークから-40%くらいの水準。

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※出所:BTC USD Bitfinex 過去データ - Investing.com

 

今のところのコロナ後のピーク時期とピークからの下落率。

※()内はピークからの下落率

☆テスラ:2021年1月(-35.4%)

☆上海総合:2021年2月(-6.6%)

☆TOPIX:2021年3月(-5.4%)

☆ビットコイン:2021年4月(-40%くらい)

☆ナスダック総合:2021年4月(-5.2%)

☆S&P500:2021年5月(-2.0%)

☆ユーロストックス50:2021年5月(-0.4%)

ゆっくりじっくり下げに向かっている?

のか

まだまだ大丈夫!

なのか。

個人的には何が起きてもさほどダメージを受けない、ごく控えめなリスクテイクが気楽な状況。

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