ユキマツの「長期投資のタイミング」

「景気(企業利益動向)」「中銀の金融政策(金利動向)」「投資家のリスク許容度」などから長期投資のタイミングを探る投資ブログ

インド 11人 フィリピン 1人 インドネシア 0人 アメリカ 392人 ~FRB資産、テスラ、米国コロナ等~

最近の米国がらみ、コロナがらみで気になるテーマをいくつか。

米国、新型コロナ一日当たり死者数(7日平均)

※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 7-day average - Our World in Dataより作成

1度目のピーク、2020年4月、約2200人。

3度目のピーク、2021年1月、約3400人。

4度目のピーク、2021年9月、約2100人。

2022.6.10の死者数(7日平均)は約392人(前週は253人)で週間で増加。

最近は「12週連続減少、増加、減少、2週増加、減少、増加」という流れ。

250~450人ほどの範囲で横這い状態。

日本、新型コロナ一日当たり死者数(7日平均)

※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 3-day average - Our World in Data

日本の新型コロナ死者数。

6.10は約「22人」。前週は約「30人」で減少。

ブラジル、インド、インドネシア、ロシア新型コロナ一日当たり死者数(7日平均)

※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 7-day average - Our World in Data 

一日当たりのコロナ死者数が一時期多かったブラジル、インド、インドネシア、ロシアの状況。

直近では

●ブラジル:やや増加

●ロシア、インドネシア、インド:減少~横這い

総じて落ち着いている印象。

欧州主要国、新型コロナ一日当たり死者数(7日平均)

※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 3-day average - Our World in Data

フランス、スペイン、イギリス、イタリア、ドイツの新型コロナ死者数。

直近では

●スペイン、イタリア、ドイツ、フランス、イギリス:横這い~減少

総じて落ち着いてきているもよう。

全世界、新型コロナ一日当たり死者数(7日平均)

※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 3-day average - Our World in Data

全世界の新型コロナ死者数。

●1度目のピーク:2020年4月、約7100人

●2度目のピーク:2020年8月、約6400人

●3度目のピーク:2021年1月、約14700人

●4度目のピーク:2021年4月、約13900人

●5度目のピーク:2021年8月、約10200人

●6度目のピーク:2022年2月、約10900人

6.10は約1483人(一週間前は約1322人)で週間で160人ほどの増加。

16週連続で減少していましたが、先週は増加。

今年は概ね「減少⇒5週連続増加⇒16週減少⇒増加」という感じ。

全世界 新型コロナ 新規感染者数(7日平均)

※出所:世界コロナ感染者数 - Google 検索

全世界の新型コロナ新規感染者数(一日当たり、7日平均)。

6.10は約49万人、前週は約48万人、週間で約1万人増加。

やや増加しているものの、横這い状態。

FRB総資産推移(ここ1年)

※出所:Assets: Total Assets: Total Assets (Less Eliminations from Consolidation): Wednesday Level (WALCL) | FRED | St. Louis Fed

ピークは2022.4.13の約「8.97」兆ドル。

6.8の最新値は約「8.92」兆ドル(前週は8.92兆ドル)で週間でほぼ変わらず。

来週以降、本格的に減少していくか。

と先週書いていましたが、6月に入っても動かず。

・4月のピークから今はすでに0.05兆ドルほど少ない水準なので6月は減らさない

のか

・来週から減らしてくるのか

どうなりますか。

テスラ(TSLA)の株価

※出所:https://jp.investing.com/equities/tesla-motors

2020年4月以降の上げ相場の象徴っぽいテスラの株価変動。

先週週間では「-1.0%」。

2020年7月以降の月間騰落率。

※出所:Tesla (TSLA) 過去データ - Investing.comより作成

2021年1月と2021年11月頃に2つの山があり、今は2021年11月のピーク「1243」から約「-44%」水準。

おわりに

コロナ死者数、先進国、特にアメリカの死者数の多さがここにきて際立っています。

新型コロナ一日当たり死者数(7日平均)でみると、例えば2022.6.10は

・インド:11人

・フィリピン:1人

・インドネシア:0人

・アメリカ:392人

・イギリス:67人

・イタリア:61人

・ドイツ:60人

・スペイン:44人

・フランス:41人

・オーストラリア:43人

・ニュージーランド:12人

・日本:22人

といった感じ。

6.10の全世界の死者数は1483人で、米国だけで全体の26%、上にあげた米国~日本までの先進9ヵ国だけで全体の約50%を占めます。

Daily confirmed COVID-19 deaths - Our World in Data

上記サイトをみると、死者数0~5人の国がアジア、アフリカ、東欧、ブラジルを除く南米に多く広がっており、世界全体で見ると、死者数0~5人の国の方が多そうな状況。

日本でもオミクロン株が流行しだす前の2021年11~12月頃は死者数が0近くで、ずいぶん気持ちの面で楽でしたが、今はそのような状況の国の方が世界的には多そう。

そして新興国より医療が発達していてワクチンもたくさん打っているであろう先進国の方が、今は、死者数が多い傾向。

・新興国は集団免疫ができた?

・先進諸国では高齢者や肥満の人の人口割合が多く、何らかのネガティブ要因がある?

・データの取り方が違う?

など、素人くさい疑問しかわいてきませんが、とりあえず、コロナが総じて沈静化しつつある状況はありがたいこと。

あと一つ、台湾の死者数が5月から急増中し、直近では162人で世界全体の1割以上。

※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 3-day average - Our World in Data

新規感染者数は5月末ごろから減ってきているようですが、中国のゼロコロナ政策も含めて今後が気になるところ。

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