2023年も半分過ぎました。
所感。
半年後のことなど 謎
約半年前、遊び心で
半年後、S&P500は下がってる可能性が高いのでは?
とツイート。
昨年末から6月末でS&P500は15.9%ほど上昇しており、とんだ予想違い。
昨年11月頃から小規模売り建てているユーロ50のカラ売りも最近は安定的に10~15%の含み損となっており、まあ、いつものことながら少し先のことすら謎。
リタイア後 生活費を上回る安定収入を得ることは難しくなる
もうリタイアして9年くらい。
言わずもがなですが、
☆不動産や何らかの事業に取り組んで安定的で比較的大きな収入を得ることに成功する
☆資産規模がかなり大きく、投資からの配当金や分配金収入が大きい
そういった状態でないと、サラリーマンをやめると生活費を上回る安定収入を得ることが難しくなりがち。
わたしの場合、
☆資産が少ないこと
☆いつ来るかわからない市場全体の急落時に安定収入がないと自分のメンタルが持たないと思われる
☆日本の中小型株取引に重点的に関わっていた
などの理由で、主に日本の中小型株のロングショートに取り組み、今に至ります。
月々でみればマイナスのこともちょいちょいありますが、半年や1年でみると幸い生きていけるくらいの収入を得れており、毎年、ああ今年も生き延びれた、そんな感慨を得る状況。
だから 小さくても いつも 利幅を狙う
ここ半年の株価動向を大きく外していたりすることからわかるように、わたしは近未来の株価動向を当てるのがうまくない。
また、
20~30年インデックス投資を続ければ大きな振れ幅はあってもだいたい年5~6%資産は増えていくから・・・
という仮説にリタイアした身でフルベットできるほどには楽観的ではない(リタイアしてなければもう少しリスク許容度は高い、はず)。
18年くらい投資に関わって、たぶん自分の強みだと感じるのは
①株価動向を読むことはうまくないが、株価が割安な時期はそれなりに気付ける(割高な時期はよくわからない)
②「個別株の組み合わせ」のデータ分析と需給動向の読みから、期待値の高いロングショート銘柄のペアを見つけられることが多い
それくらい。
だから、最近だと2020年の急落時に投資したり、普段は主に日本の中小型株のロングショートに取り組んで比較的小さな利幅を狙い続けている、そんな感じ。
今年半年で面白かった記事
最後に上記は今年半年で面白かった記事の紹介。
上記記事からの引用。
トレーディングの結果は運に左右されます。というよりも殆どが運で決まるのです。1つのトレーディングの結果だけに着目しても、トレードそのものが上手くいったかどうかという判定は決してできないのです。あなたの行ったトレードの結果は、ご自身のスキルに依るものなのか偶然の産物なのか全く区別は付きません。
従ってもしもあなたにトレーディングのスキルがあるかどうか確かめたいのであれば、とにかく同じ手法に基づいて何回も何回もトレードを続けるしかないのです。10回や100回そこらでは足りません。1000回を超えるような多数回施行をしなければならないのです。
従って、トレーディングで重要なことは試行回数です。時間は有限であるため、その中で多数回試行できるトレーディング戦略に優位性があります。
わたしの運用スタイルでの投資期間は1~4週くらいなので、それほど試行回数は多くならないのですが、言わんとすることはよくわかり、勉強になります。
データを根拠に自分が期待値が高いと感じる投資手法をひたすら続け、必要と感じるなら投資スタイルの改善を重ねていく。
ちまたにどれだけ「うまくいく投資手法」の情報があふれていたとしても、それが自分に合うかはわからず、今から始めてうまくいくかどうかも神のみぞ知ること。
とりあえず9年くらい総じてうまくいっており、大きく資産を減らさないでできれば資産を増やすことが目標の、自分なりのロングショートを今後も継続。