ユキマツの「長期投資のタイミング」

「景気(企業利益動向)」「中銀の金融政策(金利動向)」「投資家のリスク許容度」などから長期投資のタイミングを探る投資ブログ

【落ちるナイフ】米国債を買ってしまう

米国債を買った話。

【2621】iシェアーズ 米国債20年超(H有)

先日東証ETF【2621】iシェアーズ 米国債20年超(H有)を「1169」で少し購入。

現在いきなり2%近くの含み損。

<2621:ここ2年>

※出所:iシェアーズ 米国債20年超(H有)【2621】:株価チャート - Yahoo!ファイナンス

【2621】ここ2年で最大55%暴落した落ちるナイフ。

ついつい少額で手を出してしまいました。

期待

20年超の米国債ETF、分配金よりも値上がり期待。

来年後半の米景気は怪しいと推測しており、今後1、2年のどこかで米景気が悪化していれば、そこそこ値上がりしているのでは、という期待。

またもし米景気が悪化していれば今より円高になっていそう、と思うので、為替ヘッジつきのものを選択。

不安

20年超国債なのでボラは大きい。

想定外の利回り上昇(債券価格下落)で怖くなって狼狽売りしてしまう可能性あり。

またここ40年ほどの金利低下サイクルは終了し、低金利時代は当分戻ってこない、的な仮説が当たってしまい、【2621】を売るタイミングがなく、そこそこの期間保有したもののしびれを切らし、しょぼく損をして手放す(そしてその後値上がりする)的なオチもあるかも。

おわりに

わたしのメインの日本個別株ロングショート、昨年9月に大きめの失敗をしましたが、それ以降は比較的順調。

基本に立ち返り、できる範囲でロングショート銘柄の

・業種をそろえる

・時価総額の規模をそろえる(時価総額100億円以下の銘柄のカラ売りはできるだけしない)

・ベータをそろえる(ベータが「1」以上の銘柄のカラ売りはしない)

・決算マタギはしない

などのことを強く意識すると失敗の確率は減りそうですが、たまたまかもしれず、今後は不明。

その他の投資ポジション

☆ユーロ50のカラ売り:不発(-4.67%の含み損)

☆コロナショックで購入したJリート:売却済み

☆米国リート・不動産株ETF[IYR]:昨年7月に空売りして現在+23.82%の含み益(99.29⇒ 73.50に下落)

そして今回【2621】を購入しましたが、いずれもしょぼい規模で資産全体への影響はわずか、ほぼ趣味か娯楽の範疇。

今の相場はどちらかというと割高、ロング一本で勝負する気にはなれず、引き続き本業はロングショートになりそうな雰囲気。

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