ユキマツの「長期投資のタイミング」

「景気(企業利益動向)」「中銀の金融政策(金利動向)」「投資家のリスク許容度」などから長期投資のタイミングを探る投資ブログ

促しやすい時期にうまく投資に促されている日本人

2023年度の日本の投資信託への純流入額が約13兆3000億円で、2006年度を上回り過去最大になった、とのこと。

www3.nhk.or.jp

2006年度と2023年度、似ていること

※出所:USD JPY | アメリカドル 日本円 相場情報 - Investing.com

「2020年度末~2023年度末」と「2003年度末~2006年度末」のドル円の推移。

2006年度も2023年度も過去数年間、円安ドル高傾向だったことがわかります。

※出所:TOPIX インデックス(TOPX) - Investing.com

同時期におけるTOPIX。

2021~2023年のTOPIXはほぼ横ばいではありますが、総じて2006年度も2023年度もTOPIXは過去数年間、横ばい~上昇傾向だったことがわかります。

※出所:TOPIX インデックス(TOPX) - Investing.com

同時期におけるS&P500。

こちらも2022~2023年は下落しているものの総じて2006年度も2023年度も数年間、上昇傾向だったことがわかります。

過去数年【円安株高】だと投信に資金流入しやすいか

日本の投資信託への純流入額。

・2006年度:12兆9000億円

・2023年度:13兆3000億円(過去最大)

一つの仮説。

過去数年円安が進み株価も堅調だと、日本人は投信を買いたくなる?(外貨や外国株を買いたくなる?)

株価が上がれば株式投資に魅力を感じやすくなるのは、おそらく万国共通の傾向だと思われますが、日本の場合、そこに円安も加わると、リスクテイクの衝動が特に高まるのかもしれません。

ちょうどそんな時期に始まった新NISA。

長期投資のタイミングとして長い目で見ると、直感的には比較的苦労が多そうな時期だと思いますが、何がどうプラスに働くか、マイナスに働くかは人それぞれで予測不能。

わたしもそんじょそこらの日本人ですが、あえて冷めた目で見ると

潜在的な投資への欲求が強そうな、促しやすい時期にうまく投資に促されている日本人

という印象も持たざるを得ない状況。

おわりに

※出所:AUD JPY 過去データ - Investing.com 

「2020年度末~2023年度末」と「2003年度末~2006年度末」の豪ドル円の推移。

2004⇒2007年頃は豪ドル高の時期。

2007年7月や10月には「1豪ドル=108円」程度まで円安が進むシーンも。

FXで豪ドルやトルコリラを円で買えば、スワップポイントでも儲かって為替差益でも儲かって、レバレッジかければリタイア生活も夢ではないかも。

円なんか持ってる人は利にうとすぎる

そんな風潮が当時あったような。

最近も豪ドルが100円を超えることがちらほら。

2007年12月には米国の景気後退が始まり、2008年の金融危機につながっていくわけで、逃げ遅れるとひどい目に遭った2007年頃の外貨投資(2008年10月には「1豪ドル=55.5円」まで下落)ですが、今回の豪ドル100円相場に波乱はあるかどうか。

最近繰り返していますが、個人的には秋の大統領選にめどが立つまでは大波乱なく、その後2025年にかけてはもしかしたら、という感触。

関連コンテンツ




【更新の励みになります。よければ応援クリックを!】

follow us in feedly