ユキマツの「長期投資のタイミング」

投資歴16年目。 「景気(企業利益動向)」「中銀の金融政策(金利動向)」「投資家のリスク許容度」などから長期投資のタイミングを探る投資ブログ

インド景気は明確な減速トレンド

f:id:yukimatu-tousi:20191211150555j:plain
インドの景気と株価水準を探る記事です。

・景気動向⇒CLI(インド)

・株価水準⇒バフェット指標など

で簡単に確認してみます。

インドの景気動向

インドの景気動向をOECD景気先行指数(以下:CLI)で探ってみます。

CLIの簡単な説明です。

○OECDが算出している景気動向を判断する指標

100が基準値

○100より低い⇒景気は悪い

○100より高い⇒景気はよい

○CLIが下降している⇒景気の減速

○CLIが上昇している⇒景気の加速

 詳しくは下記記事を参照ください。

www.yukimatu-value.com

f:id:yukimatu-tousi:20191212103249p:plain

※出所:OECD Dataより管理者作成

2015年1月~2019年10月のインドのCLIの推移です。

インド景気はこの指標では

●2017年2月頃にボトム

●2018年7月頃(1年5ヶ月後)にピーク

●その後、景気減速トレンド?

というところ。

かなり鋭角的な落ち込みとなっています。

水準としては不景気。

ちなみに2019年5月までのグラフは景気拡大保たれているような雰囲気でしたが、10月のグラフは明確な減速トレンド。

2019年5月の状況f:id:yukimatu-tousi:20190724163541p:plain

インドのバフェット指標の推移と2018年末の株価水準

バフェット指標=(ある国の)株式時価総額÷名目GDP

個人的には

・この数値が長期平均より大きい⇒その国の株価は割高傾向?

・この数値が長期平均より小さい⇒その国の株価は割安傾向?

と判断する一つの目安として使用。

※経験則に基づく単なる目安です

※バフェット指標についてはこちらの記事を参照ください

www.yukimatu-value.com

インドのバフェット指標の推移を見てみます。

データは2003~2018年の年末値です。

f:id:yukimatu-tousi:20190123175354p:plain※出所:Global Noteのデータより管理者作成 ※2003~2018年の年末値で算出

この期間の平均値は0.73、中央値は0.71です。

2018年末は「0.77」。

この指標では

●2006~2007年、2009~2010年、2017年頃⇒割高

と推測。

2018年末は割高度合いが低下したが、まだ平均値以上?

というところ。

直近のインドのバフェット指標

f:id:yukimatu-tousi:20191212140144p:plain

世界経済のネタ帳https://www.world-exchanges.org/のデータより作成

2019年10月末は「0.72」で前月比「+0.03」。

インドの時価総額のピークは2018.1月の2.38兆ドルで、10月はピークから「-11.3%」の水準。

バフェット指標「0.72」は長期平均の「0.73」とほど同水準であり、インド株の水準は

ふつう?

と推測。

2018年末は「0.76」だったので、2019年は

やや割安傾向

にシフトしているか?


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まとめ

CLIでみたインドの景気

●水準⇒悪い

●トレンド⇒明確な減速トレンド

バフェット指標でみたインドの株価水準

ふつう?

インド株の投資のタイミングとして

●景気から⇒悪いタイミングではない?

●株価水準から⇒よくも悪くもないふつうの水準?

両面でみると、概ねふつうだが悪くもないタイミングか。

世界全体の景気動向も加味すると、個人的にはあまり今は動きたくない時期。

※個人の感想です。投資は自己責任で

インドのインフレ率

 IMFによればインドの消費者物価指数の前年比は2012年「10.00%」でしたがその後低下傾向。

2015年以降5%を下回り、2018年「3.43%」、2019年の予測は「3.44%」と最近はずいぶん落ち着いてきている印象。

おわりに

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※出所:EPI | WisdomTree India Earnings ETF - Investing.com

インド投資のツールの一つ、

【EPI 】ウィズダムツリー インド株収益ファンド(米国ETF。ドル建て)

のここ5年。

単なる結果論ですが、ここ5年ではチャイナショック時2016年2月頃が買い時。

2018年1月頃がベストの売り時でした(景気のピーク、ボトムとは時期にズレがあり)。

2018年1月以降の世界景気減速ではそれほど株価は落ちていませんが、ここからどうなりますか。

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