ユキマツの「長期投資のタイミング」

「景気(企業利益動向)」「中銀の金融政策(金利動向)」「投資家のリスク許容度」などから長期投資のタイミングを探る投資ブログ

【楽天・全世界株式インデックス・ファンド】 で試す3つの長期投資 <運用実験報告 2018年3月末>

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2017年10月末より当ブログでは

【楽天・全世界株式インデックス・ファンド】 <以下”世界株”>で試す3つの長期投資

の運用を実験的に実施中。

今回は運用5か月、2018年3月末時点の状況になります。

この企画について詳しくは下記サイトを参照ください。

www.yukimatu-value.com


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【楽天・全世界株式インデックス・ファンド】 で試す3つの長期投資 

企画の目的

①わたしの好奇心の満足

②【楽天・全世界株式インデックス・ファンド】を用いた長期投資に興味がある方への参考情報を作ること

③タイミング投資とタイミングを読まないインデックス投資を同時に行い、互いの利点、欠点をあぶり出す

3つの長期投資、その概略

◎運用資金 

3つの投資、すべて1000円でスタート

 

◎追加投資

行わず

 

◎ポートフォリオ

・インデックス投資①

<世界株:現金=50:50>

・インデックス投資②

<世界株:現金=70:30>

・タイミング投資③

<割安っぽい時期⇒世界株:現金=70:30>

<割高っぽい時期⇒世界株:現金=30:70>

 

◎分配金の扱い

すべて再投資コースを選択

 

◎リバランス

<インデックス投資①②>

・基本年一回:10月末

・10%以上の変動で随時行う

<タイミング投資③>

・割安、割高の判断に基づいて大きく配分変更

・配分変更後は10%以上の変動で随時行う

 

◎運用費用

・ファンドの信託報酬(税込み)は年率「0.2396%」程度なので、各投資の資金全体(1000円)に対する比率はざっと

「0.24%×0.3~0.7=0.07~0.17%」(年間0.7~1.7円)

・買付手数料:なし

・信託財産留保額:なし

 

◎運用開始日

2017.10/24~10/31

 

◎運用終了日

一応、2022年10月末(5年後)

運用状況

<インデックス投資① 世界株:現金=50:50 投資額1000円>

世界株:現金=500円:500円

でスタートしています。

世界株の

平均取得単価:10,142

3月末の基準価額:9,795

であり、世界株は-3.42なので

世界株:現金

=483円:500円

(49.1%:50.9%)

評価額は983円になっています。

<インデックス投資② 世界株:現金=70:30 投資額1000円>

世界株:現金=700円:300円

でスタートしています。

世界株の

平均取得単価:10,142

3月末の基準価額:9,795

であり、世界株は-3.42なので

世界株:現金

=676円:300円

(69.3%:30.7%)

評価額は976円になっています。

<タイミング投資③ 世界株:現金=30:70 投資額1000円>

タイミング投資③は

<割安っぽい時期⇒世界株:現金=70:30>

<割高っぽい時期⇒世界株:現金=30:70>

の配分。今は割高っぽいので

世界株:現金=300円:700円

でスタートしています。

世界株の

平均取得単価:10,142

3月末の基準価額:9,795

であり、世界株は-3.42なので

世界株:現金

=290円:700円

(29.3%:70.7%)

評価額は990円になっています。

まとめ

世界株は5ヶ月で<-3.42>であり、今はリバランスも行っていないので、結果がそのまま反映されています。

・インデックス投資① 世界株:現金=50:50

投資額1000円⇒983円 <リターン:-1.7%(概算)>

 

・インデックス投資② 世界株:現金=70:30

投資額1000円⇒976円 <リターン:-2.4%(概算)>

 

・タイミング投資③ 世界株:現金=30:70

投資額1000円⇒990円 <リターン:-1.0%(概算)>

世界株に30%投資している「タイミング投資③」がトップに浮上。

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※金額がショボすぎて全く参考にならない場合、例えば「1千」や「1万」をかけていただくと、少しリアルな数字、ポートフォリオになります。

仮に、インデックス投資1万をかけてみると、概算ですが

・投資額:1000万円

・世界株:現金=500万円:500万円で運用スタート

・運用開始5ヶ月で、

投資額1000万円⇒983万円

<リターン:-17万円(-1.7%)>

 になります。同様に、

・インデックス投資②⇒976万円

<リターン:-24万円(-2.4%)>

タイミング投資③990万円

<リターン:-10万円(-1.0%)>

のイメージです。

ご参考までに。

世界株の純資産額の推移

2017.9.29に設定された世界株の純資産総額も確認しておきます。月末値です。

・2017年10月末:約6億円

・2017年11月末:約12億円

・2017年12月末:約17億円

・2018年1月末:約34億円

・2018年2月末:約47億円

2月に「34⇒47億円」と増加。引き続き人気。

※データ出所:

https://www.rakuten-toushin.co.jp/fund/nav/rivge/pdf/rivge_M201802.pdf

月次レポート

世界株の2018年2月分(基準日:2018.2.28)のレポートが出ています。

https://www.rakuten-toushin.co.jp/fund/nav/rivge/pdf/rivge_M201802.pdf

設定来の騰落率はベンチマークのインデックスが「+3.0%」に対して世界株は「+1.5%」。

世界株はベンチマークを「1.5%」下回っています。

前月分では「1.2%の差」だったので、かい離はやや広がっています。

終わりに

当たり前ですが、配当などを考慮しない場合、

株式に投資を行い、株価が下がれば、含み損が発生します。

株式への配分比率が大きいほど、含み損は大きくなる傾向にあります。

株価が下がる時期は現金などの安全資産の価値は、株式に対して相対的に上昇。

(株なんて持つんじゃなかった・・・)

株価が上がる時期は現金などの安全資産の価値は、株式に対して相対的に下落。

 (株買っとけばよかった・・・)

今月はそのことがよく分かる結果でした。

もちろん配分比率の絶対的な「正解」や「今後の株価動向」は不明、投資家ごとの判断、投資スタイル次第と思われます。

関連記事です。

企画もの一つとポートフォリオに関する記事二つです。

www.yukimatu-value.com

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