直近ピークからみて、世界の主要株価指数の今の水準は?
2018年5月現在の立ち位置を知る一材料になるデータと思われ、備忘録的にまとめてみました。
世界の主要株価指数 <直近ピーク⇒2018年4月末の変化率>
※出所:世界メジャー株式指数 - Investing.com 日本、https://finance.yahoo.com/のデータより管理者作成
世界の主要株価指数の「直近ピーク⇒2018年4月末の変化率」の比較です(現地通貨建て)。
参考までに「VT」「TOK」「VWO」の変化率も載せています(ドル建て)。
最も下落幅が小さかったのは英国FTSE100
最も下落幅が小さかったのは英国の株価指数。
ピークから3.6%低いところにいます。
こっそりと最高値を更新する日が来るでしょうか。
最も下落幅が大きかったのは上海総合の-14.1%。
米中貿易摩擦の影響もあるのか、上海総合は2~4月、3ヵ月連続で下落中。
今のところ先進国株式の方が下落幅が小さい
あくまで現時点での相対的な話ですが、新興国より先進国株式の方が下落率が少ない様子。
●米10年国債金利の上昇
●下げ止まらない上海総合
などの影響があるでしょうか。
下がってはいるが、大幅ではないという状況
2018年1月末のピークから2018年3月末で世界の時価総額は約4%しか減っていません。
VTにしても4月末で1月のピークから約-7%の水準。
昨年の12月くらいの水準です。
株価だけを見ていると、宙ぶらり、中途半端で悩ましい時期のようにも感じられます。
おわりに
相場は1月にピークアウトしたのか?
誰にもわからないことですが、気にはなるテーマです。
個人的には景気次第と思われ、心配するような水準ではないものの、やや後退気味の世界の景気トレンド、このトレンドが続けば続くほど、
1月ピークアウトの可能性
は高くなるような気はします。
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