2018年9月後半の日本市場、相場の変動が大きめだったので、備忘録的に記事にしてみます。
突然の上昇相場
※出所:日経平均 インデックス(N225) - Investing.com
9/7頃から上昇トレンドの日本市場。
途中、米中貿易摩擦がらみで停滞する時期もありましたが、ネガティブ要因にはあまり反応せず、連日の上げ相場。
日経平均は9/26までで約7.7%の上昇。
NT倍率の変動
※出所:マーケット|SBI証券
ここ10年のNT倍率(日経平均÷TOPIX)です。
この10年では日経平均の方が強いトレンドですが9/14以降はTOPIXが妙に強かった。
※出所:マーケット|SBI証券
プットオプションだけでなく、一部TOPIXETFの空売りで個別株買いポジションのヘッジもしていたのですが、普段あまり強くないTOPIXがやたらに強くて、TOPIXの上昇に負けてしまった銘柄も。
日経平均でヘッジすればよかった、と悔しく感じた次第。
<ここ半年のNT倍率>
※出所:マーケット|SBI証券
たまにTOPIXが強い時期があります。
小型株が月末強かった
※出所:マーケット|SBI証券
ここ1ヶ月の東証一部小型株の指数と日経平均の比較。
月間でみると大差なし。
※出所:マーケット|SBI証券
ここ5日でみると、小型株が強かった。
わたしは主に小型株をロングすることが多く、月末は小型株ロングの比重が高かったので、この点に関してはラッキーでした。
ビクビクしながら参入し、早め(?)に脱出、できるか
たった3週間で8%に迫る上げ相場になった理由、よく分かりません。
総裁選の結果?関税が10%だったから?まだ日本株は割安と思われた?
とりあえず買われて株価は上がりました。
9月に確認された
「米中貿易摩擦」「米10年債の利回り上昇」
などは、長期的にみてマイナス要因だと思われますが、日本市場はひたすら元気でした。
「世界的な大きな上げ相場の中での日本市場の盛り上がり」
という雰囲気でもなく、日本がやたらに強かった印象。
あまりに連日強く、
たまにやってくるイケイケの強気相場?
と感じ、先週あたりからオズオズと参入。
徐々に大きいポジションをロングショートで作って、9/26から大幅に縮小。
9/27には大半のポジションを解消する予定ですが、無事事故なく脱出できるかどうか。
高値圏(?)での上げ相場の怖さもあって、いつも日中の相場を見ることはないのですが、先週末~今週は見ていました。
後場の取引時間終了間際で、突然ドカドカ上がる小型株がいくつも確認され、久々の感覚でした。
強い相場でたまに確認される症状。
まだ宴は続くのかもしれませんがビビりなので撤収モード。
おわりに
※出所:国内株式|SBI証券
TOPIXベア2倍上場投信 【1356】のここ1年。
【1356】はベアファンドでTOPIXが上がると株価が上がり、TOPIXが下がると株価が上がるETFです。
2018年1月につけた安値を下回りました。
9/7⇒9/26で16.4%、ほぼ一直線に下落しています。
長い目で見ると
●そろそろ買い時(TOPIXの売り時)のサインなのか
●まだまだ下がるのか(TOPIXが上がるのか)
気になるところ。
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