今年も本日で終わり。
2018年の運用をふり返り。
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基本戦略①
★わたしが割安・ディフェンシブと判断する日本の個別銘柄:買い(ロング):40~60%
★わたしが割高と判断する日本の個別銘柄:売り(ショート):40~60%
の組み合わせ。
2018年は2月に久々の下げがあり、春ごろから世界景気のトレンドも怪しくなってきたので、ロングする銘柄はできるだけ「守りに強そう」なものを選んでいました。
弱気な時期はロングをやや減らし、強気な時期はやや増やす。
基本戦略②
★わたしが割安・ディフェンシブと判断する日本の個別銘柄:買い(ロング):35~50%
★日経平均プット・オプション:買い:50~65%
「戦略①」以外にプット・オプションと個別株の組み合わせも。
2017年は「個別銘柄を買うためのヘッジとしてのプット」でしたが、2018年の後半は「プットを買うためのヘッジとしての個別銘柄買い」(株価が落ちなかったときのヘッジとしての個別株買い)という意味合いが強くなっていました。
2018年は主客転倒。
2018年は主に①②を組み合わせて実施していました。
月ごとの成績
下げに備えたポジションということもあり、11月、8月、4月にオプション経費だおれや空売り銘柄の上昇などで赤字。
2月、3月、10月の利益が多くなっています。
11月末から12月の米中首脳会談を意識しすぎて、一時的にポジションを清算し、オプションのみの慣れない取引をして失敗し、12月はその後もパッとしなかったのは、悔しいところ。
やはりペースを乱すのはよくないと感じた次第。
2017年には及びませんが、総じてポジションを抑えていたわりには、トータルでまずまずの成績。
2018年の特記事項①:プット・オプションが稼ぐ力として躍動
プット・オプションが活躍。
2017年はほとんど「無駄」な経費と化していたプット・オプションの取引でしたが、今年は主力級の活躍をすることも。
主に2月、10月、12月の下げで利益を計上。
<取引の例:10/25頃>
<取引の例:12/25頃>
上記は10月と12月の利益が出ている状態の一部の取引。
もちろんこのプットの利益の陰にはロングサイドの個別銘柄群の「大きな損失」があります。
双方の合算で利益が出ればいい(そのためには個別銘柄は指数より下落に強いデフェンシブな銘柄群でなければならない。あるいはロングへの配分比率を下げておかねばならない)という戦略。
2月、10月は想定内でしたが、12月の下げは強烈で、わたしが「ディフェンシブ」と思っていたロングサイドの個別銘柄群も一時ボコボコに下がり(多分投げ売りに巻き込まれた)、12月はそれほどは利益が出ず。
また、相場が動かない時期は当然オプションの経費に負けて損失を出すことも。
それでも今年は活躍。
2018年の特記事項②:何年やっていても、ときどき相場にのまれる
何度も書いていますが
12月~2019年1月くらいまではそれなりに安定した上昇相場が来る?
という予断を持って12月初旬、下げに備えたポジションを一時的に解消してしまったのは今年一番の反省点。
12月だから、とか、10月にけっこう下げたから、とか、しばらく米中対立も表面的に鎮静化?とか、何となく気が抜けたようで。
経験則はしょせん経験則。
「未来に何が起きるかは分からない」
と改めて感じた次第。
だからこそロングショートやプットのヘッジをしてるんですが、たまにのまれます。
こんな記事誰が読む?
ときどき自分でも
こんな記事誰が読む?
と感じるような記事も書いていると思います。
基本的に好きなことを好きに書かせていただく場としてのブログ。
自分のために調べたことや確認したことを備忘録として残すためのブログにもなっており、あまりストレスなく続けております。
それでもアクセスは昨年より増えており、嬉しくもあります。
●2017年は景気はいいものの、年後半、株価の割高感が増していった時期
●2018年は世界景気のトレンド転換期となった難しい時期
結果的に2017年春にブログを始めて以来、どちらかというとリスクテイクにネガティブな論調が強くなっていると思われますが、特に悪意はありません。
わたしは2012~2015年頃、日本株にフルインベストメントしていたようなリスクテイカ-でもあり、常に慎重なわけでもありません。
あと1~2年程度(? ただの勘)で世界景気が底打ちし、徐々に景気回復の兆しが確認されて投資意欲が満ちれば、リスクテイクにポジティブな記事も増やしていけるかもしれません。
もっともそのころにはこのような投資ブログを読んでくださる方はごく少数かもしれませんが、まあ、そのときはそのとき、自分のためにもマイペースに続けていきたいと思います。
よければ来年もお付き合いください。
今年も一年ありがとうございました。
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