財政政策、金融政策の効果もあって景気回復の兆しも感じられるという中国。
株価や景気などを簡単に観察。
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上海総合株価指数
※出所:https://jp.investing.com/indices/shanghai-composite-historical-dataより作成
2018年は散々だった上海総合株価指数、2019年は大幅な上昇率。
3月末までで24%ほどの上昇。
ただ4月月間ではトントン(4/26日まで)。
製造業PMI
※出所:https://jp.investing.com/economic-calendar/chinese-manufacturing-pmi-594より作成
景気指標の一つ、中国の製造業PMIは3月に節目の50を久々に超え、景気の好転を示唆。
銅価格
※出所:https://jp.investing.com/commodities/copperより作成
世界景気、中国景気の動向を反映しやすいとされる銅価格。
月末値(概算)でみると最近の主なピークは
・2017.12月:3.3
・2018.9月:2.8
・2019.3月:3.0
株価と同様、4月は伸び悩んでいるのが少し気になるところ。
中国の長期金利
※出所:https://jp.investing.com/rates-bonds/china-10-year-bond-yieldより作成
こちらもざっくりとですが中国景気の動向を反映しやすそうな長期金利(中国国債利回り10年物)の推移。
景気がいい時期に金利は高く、景気悪化時は金利が低い傾向がある様子。
月末値(概算)でみると最近の主なピークは
・2018.1月:3.9%
・2018.9月:3.7%
・2019.4月(26日まで):3.4%
4月は上昇しており、どちらかというとこの指標はポジティブ。
「ドル/人民元」と「上海総合株価指数」
最後にドル/人民元と上海総合株価指数のチャート。
あくまで最近の経験則ですが、タイムラグはあるものの、
人民元安(ドル高)⇒株安
人民元高(ドル安)⇒株高
の傾向があるような感じ。
※出所::https://jp.investing.com/indices/shanghai-composite-historical-data、https://jp.investing.com/currencies/usd-cnyより作成
直近では少しだけドル高・人民元安で株価上昇がストップしており、ややネガティブな動き。
まとめ
★上海総合株価指数(直近の動き):ややネガティブ
★製造業PMI(3月):ポジティブ
★銅価格(直近の動き):ややネガティブ
★長期金利(直近の動き):ポジティブ
★ドル/人民元(直近の動き):ややネガティブ
現時点ではいまいちはっきりせず。
とりあえず4月の製造業PMIや今後の株価、また3月の中国のCLIの動向確認などでもう少し分かりやすくなるか。
よく分からない時期は即断しないのが個人的には好み。
どっちに転ぶか興味深い時期。
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