将来、長期投資を始めたい時期が来たとき、どんなポートフォリオ(以下PF)にするのか、現在も検討中です。
あれこれ浮かんでは消えるPF案の備忘録。
今回は「ナスダック市場やハイテク株」(成長性)と「リート」(キャッシュフロー)を重視したPF。
大まかなPF
①株式:45%
②リート:40%
③コモディティ:15%
という布陣。
①株式は利益の成長性に期待。
②リートは分配金に期待。
③コモディティはもしものインフレへの対策として。
①株式:45%
内訳は
★S&P500連動商品:20%
★ナスダック100指数連動商品:12.5%
★AI、ロボット関連:12.5%(【2522】 iシェアーズ オートメーション & ロボット ETF)
人口動態などから先進国で長期的な成長が期待しやすい米国中心の投資。
また今後の成長期待からナスダックやAI、ロボット関連株への投資。
かなり攻撃的で景気拡大期向けのPF。
※【2522】は「国際分散投資」と「先端技術に強みのある企業への分散投資」が可能な東証上場ETF
②リート:40%
日本のリートに20%(【1476】などのETF or 地域分散の観点から東京圏以外にも物件を持つ個別リート)。
米国か先進国リートに20%(ETF。【1659】や【2515】など)。
こちらは安定的な分配金に期待。
③コモディティ:15%
★金(ゴールド)ETF:10%
★原油ETF:5%
投資タイミング
★米国や世界の不況時
★個人的に株価水準が安いと感じる時期
★中銀が大規模な金融緩和姿勢に転じる時期
など
今は株価水準が高く、米国は不況でないと思われ、とりあえず長期投資の予定はなし。
ヘッジの有無
世界景気の拡大期にはヘッジは行わず。
世界景気減速期にはヘッジを実施。
TOPIX先物か信用取引でのTOPIX空売りなどを想定。
ヘッジの比率は現物の50~100%の割合を想定。
現金比率
生活防衛資金以外は投入。
リバランス
2%以上の変動で随時実施。
おわりに
次の投資チャンスがいつ来るかは不明ですが、今回はわりと攻撃的なPFを考えてみました。
外れるかもしれないけど、ややつぶしがきかなくても、景気拡大期にうまく当たればETFにしては大きいリターンも期待はできる株式投資の部分。
日米などの先進国リートへの配分比率を大きくし、うまく不況で買えればそこそこ高めの利回りも期待はできるリート投資の部分。
そして一部インフレ率上昇への耐性も考慮したPF。
中途半端といえば中途半端ですが。
個人的には現物株は上記の布陣で、それに加えて信用枠で現在行っているロングショートなどを実施していくことを想定。
昔よりETF、投資信託の選択肢は広がり経費面での質も向上しているように感じられます。
だからといって
昔より資産運用が簡単・・・
とは思いませんが、やり方と割り切り方次第でとりあえず
「手間を省き」
「経費を下げて」
「テーマを選別しつつ」
「分散投資する」
ことはやりやすくなってきているかもしれません。
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