
最近気になるテーマをいくつか。
・投資判断はご自身で行ってください
・本ブログ記事に何らかの投資行動を推奨する意図はありません
テスラ(TSLA)の株価(ここ5年)
※出所:https://jp.investing.com/equities/tesla-motors
先週週間では約「+13%」。
2024年12月のピーク「488.5」から約「-19%」水準。
エヌビディア (NVDA)の株価(ここ5年)

※出所:NVDA | Nvidia 株式-Investing.com
AIバブルの象徴っぽいエヌビディアの株価変動。
先週週間では約「+6%」。
2025年1月のピーク「184.5」から約「-4%」水準。
ビットコイン(ドル建て、ここ5年)

※出所:https://jp.investing.com/crypto/bitcoin/btc-usd
先週週間(9.5~9.12の終値)では約「+5%」。
2025年8月のピーク「123640」から約「-6%」水準。
「ユーロ50の空売り」と「米国債(2621)の買い」の運用状況
2022年11月中旬、ユーロ50(ユーロ建て)を空売り。
今は約「-37.65%」の含み損(前週は-35.99%)。
2023年10月下旬、iシェアーズ 米国債20年超(H有)【2621】を買い。
今は約「-3.6%」の含み損(前週は-6.3%)。
先週
☆ユーロ50売りの含み損は増加。
☆【2621】の含み損は減少。
「米国:失業保険継続受給者」「インディード求人件数」(2022年1月~)

※出所:Continued Claims (Insured Unemployment) (CCSA) | FRED | St. Louis Fed
2022年1月以降の「米国失業保険継続受給者」と「インディード求人件数」の推移。
①:「米国失業保険継続受給者:青」の直近値は約194万人。
直近では増加傾向か。
②:「インディード求人件数:点線」は「104.5」。
直近まではじんわりとした低下トレンド。
8月以降はやや増加傾向でしたが、9月に入って急減。
NAAIMエクスポージャー指数

※出所:NAAIM Exposure Index | NAAIM
NAAIMエクスポージャー指数は米機関投資家のポジション状況を示唆する指標。
数値が大きいほど米機関投資家は株に強気、小さいほど弱気。
9.10の最新値は「86.11」(前週「81.58」)。
2006年7月以降の長期中央値は「70.1」。
最新値から米機関投資家は今は株に
やや強気~強気?
という印象。
※NAAIMエクスポージャー指数について↓

※出所:マーケット|SBI証券
円 投機的ネットポジション(ここ5年)

「円」の米国先物市場における投機的なトレーダーのネットポジション(週次データ)。
☆マイナス幅が大きいほど投機的な円売りポジションが大きい
☆プラス幅が大きいほど投機的な円買いポジションが大きい
と判断。
2021年3月~2024年8月、3年半近く「円売り」モード継続。
その後
「円買い」(11週)
「円売り」(5週)
「円買い」(4週)
「円売り」(5週)
と目まぐるしく変化。
最新値は「+9.16万」(前週は「+7.33万」)で32週連続の「円買い」。
昨年9月以降、ほぼ「-5万~+5万」程度のレンジでしたが、ここ28週は大きく円買い方向に偏移。
最近ネット円買いポジション量は減少傾向でしたが、直近では増加。
<ここ1年>

Jリートスプレッド
Jリートの指標(Jリート平均利回り-日本10年債利回り=Jリートスプレッド)、週次でも観察。
「Jリートスプレッド」について詳しくは⇒Jリート やや割安圏か

※出所:JAPAN-REIT.COM、日本 10年 債券利回りのデータより管理者作成
※期間:2003.4~2024.10
2025.9.12は「3.0%」。
☆Jリート平均利回り:4.57%
☆日本10年債利回り:1.59%
2001年以降の長期中央値は「3.6%」であり、今は「やや割高」の水準か。
トランプ大統領下のS&P500変動
大統領就任直前2025.1.17のSP500「5997」。
今は「6584」で約
+10%
おわりに
先週のテスラ、エヌビディア、ビットコイン3つの値動き。
☆テスラ:+13%
☆エヌビディア:+6%
☆ビットコイン:+5%
今週はすべて大きく上昇し、高揚感あり。
<ここ1年>

①:「米国失業保険継続受給者:青」の直近値は約194万人。
②:「インディード求人件数:点線」は「104.5」。
インディード求人件数は最近やや持ち直しの雰囲気があったのですが、最新データでは急減し、再び減少トレンド再開の雰囲気も。
先週書いていた
米国失業率は4.3%に上昇しましたが、もし今後大ごとになるならこれらの指標の急激で連続的な動きが確認されるはずで、今のところ、地味でマイルドな動き。
との見方は変わらず、
★急激な減少が続かなければ、ソフトランディング?
★FRB利下げが再開しても労働市場データの急激な悪化が続けば、ハードランディング?
というざっくりした見立てをしています。
希望の光だったインディード求人件数の減少はネガティブな動きではありますが、「米国失業保険継続受給者」や「米国失業率」は急激な動きでもなく、今の今大騒ぎする段階ではない?という印象。

