
週次で気になるテーマをいくつか。
・投資判断はご自身で行ってください
・本ブログ記事に何らかの投資行動を推奨する意図はありません
テスラ(TSLA)の株価(ここ5年)

※出所:https://jp.investing.com/equities/tesla-motors
先週週間では約「-3%」。
2024年12月のピーク「488.5」から約「-20%」水準。
エヌビディア (NVDA)の株価(ここ5年)

※出所:NVDA | Nvidia 株式-Investing.com
AIバブルの象徴っぽいエヌビディアの株価変動。
先週週間では約「-6%」。
2025年10月のピーク「212.2」から約「-16%」水準。
ビットコイン(ドル建て、ここ5年)

※出所:https://jp.investing.com/crypto/bitcoin/btc-usd
先週週間(11.14~11.21の終値)では約「-10%」。
2025年10月のピーク「126110」から約「-32%」水準。
「ユーロ50の空売り」と「米国債(2621)の買い」の運用状況
2022年11月中旬、ユーロ50(ユーロ建て)を空売り。
今は約「-41.18%」の含み損(前週は-44.94%)。
2023年10月下旬、iシェアーズ 米国債20年超(H有)【2621】を買い。
今は約「-5.4%」の含み損(前週は-5.1%)。
先週
☆ユーロ50売りの含み損は減少。
☆【2621】の含み損はやや増加。
「米国:失業保険継続受給者」「インディード求人件数」(2022年1月~)

※出所:Continued Claims (Insured Unemployment) (CCSA) | FRED | St. Louis Fed,
Job Postings on Indeed in the United States (IHLIDXUS) | FRED | St. Louis Fed
2022年1月以降の「米国失業保険継続受給者」と「インディード求人件数」の推移。
①:「米国失業保険継続受給者:青」の直近値は約197万人。
直近ではじんわり増加傾向か。
②:「インディード求人件数:点線」は「101.7」。
じんわり減少傾向でしたが、直近ではやや増加。
NAAIMエクスポージャー指数

※出所:NAAIM Exposure Index | NAAIM
NAAIMエクスポージャー指数は米機関投資家のポジション状況を示唆する指標。
数値が大きいほど米機関投資家は株に強気、小さいほど弱気。
11.19の最新値は「86.56」(前週「87.87」)。
2006年7月以降の長期中央値は「70.1」。
最新値から米機関投資家は今は株に
やや強気?
という印象。
※NAAIMエクスポージャー指数について↓

※出所:マーケット|SBI証券
円 投機的ネットポジション(ここ5年)

「円」の米国先物市場における投機的なトレーダーのネットポジション(週次データ)。
☆マイナス幅が大きいほど投機的な円売りポジションが大きい
☆プラス幅が大きいほど投機的な円買いポジションが大きい
と判断。
2021年3月~2024年8月、3年半近く「円売り」モード継続。
その後
「円買い」(11週)
「円売り」(5週)
「円買い」(4週)
「円売り」(5週)
と目まぐるしく変化。
最新値は「+4.63万」(前週は「+6.15万」)で36週連続の「円買い」。
大きく円買い方向に偏移していましたが、徐々に中立に近づきつつあり。
<ここ1年>

Jリートスプレッド
Jリートの指標(Jリート平均利回り-日本10年債利回り=Jリートスプレッド)、週次でも観察。
「Jリートスプレッド」について詳しくは⇒Jリート やや割安圏か

※出所:JAPAN-REIT.COM、日本 10年 債券利回りのデータより管理者作成
※期間:2003.4~2024.10
2025.11.21は「2.6%」。
☆Jリート平均利回り:4.41%
☆日本10年債利回り:1.78%
2001年以降の長期中央値は「3.6%」であり、今は「やや割高~割高」な水準か。
トランプ大統領下のS&P500変動
大統領就任直前2025.1.17のSP500「5997」。
今は「6603」で約
+10%
おわりに
先週のテスラ、エヌビディア、ビットコイン3つの値動き。
☆テスラ:-3%
☆エヌビディア:-6%
☆ビットコイン:-10%
テスラ、エヌビディア、ビットコイン、すべて大きめに下落。
前週NAAIMエクスポージャー指数が節目の100を超えていたこともあり、そろそろ来てもよかった調整か。
ほどよい調整でここから元気になっていくか、じめじめが続くか。
と先々週書いていましたが、ビットコインに関しては「じめじめ」どころか暴落。
ピークからの下落率は
☆テスラ:20%
☆エヌビディア:16%
☆ビットコイン:32%
一方、ピークからの下落率、S&P500は4.6%、TOPIXは2.7%とほぼ最高値圏。
①一部のボラの大きい人気銘柄が一時的に動揺しているだけで、大勢には影響なし
②これら3つの下げは今後、大勢にも影響していく前兆
どちらが正しいかは不明。
11月のアメリカサービス業PMI速報値は「55.0」と絶好調。
インディード求人件数も直近では増加に転じており、今の今米国景気がふらふらな感じはせず、現状①スタンスにやや偏って見てますが、おおごとになるか、どうなりますか。

