週次で気になるテーマをいくつか。
・投資判断はご自身で行ってください
・本ブログ記事に何らかの投資行動を推奨する意図はありません
テスラ（TSLA）の株価（ここ5年）
※出所：https://jp.investing.com/equities/tesla-motors
先週週間では約「+1％」。
2024年12月のピーク「488.5」から約「－6％」水準。
エヌビディア (NVDA)の株価（ここ5年）
※出所：NVDA | Nvidia 株式-Investing.com
AIバブルの象徴っぽいエヌビディアの株価変動。
先週週間では約「－4％」。
2025年10月のピーク「212.2」から約「－18％」水準。
ビットコイン（ドル建て、ここ5年）
※出所：https://jp.investing.com/crypto/bitcoin/btc-usd
先週週間(12.5～12.12の終値)では約「+1％」。
2025年10月のピーク「126110」から約「－28％」水準。
「ユーロ50の空売り」と「米国債（2621）の買い」の運用状況
2022年11月中旬、ユーロ50（ユーロ建て）を空売り。
今は約「－46.13％」の含み損（前週は－45.89％）。
2023年10月下旬、iシェアーズ 米国債20年超(H有)【2621】を買い。
今は約「－6.6％」の含み損（前週は－5.7％）。
先週
☆ユーロ50売りの含み損はやや増加。
☆【2621】の含み損は増加。
「米国：失業保険継続受給者」「インディード求人件数」（2022年1月～）
※出所：Continued Claims (Insured Unemployment) (CCSA) | FRED | St. Louis Fed,
Job Postings on Indeed in the United States (IHLIDXUS) | FRED | St. Louis Fed
2022年1月以降の「米国失業保険継続受給者」と「インディード求人件数」の推移。
①：「米国失業保険継続受給者：青」の直近値は約184万人。
直近では「じんわり増加～横這い」傾向でしたが、最新値では急減。
②：「インディード求人件数：点線」は「104.9」。
じんわり減少傾向でしたが、直近では増加。
NAAIMエクスポージャー指数
※出所：NAAIM Exposure Index | NAAIM
NAAIMエクスポージャー指数は米機関投資家のポジション状況を示唆する指標。
数値が大きいほど米機関投資家は株に強気、小さいほど弱気。
12.10の最新値は「97.13」（前週「98.57」）。
2006年7月以降の長期中央値は「70.1」。
最新値から米機関投資家は今は株に
強気？
という印象。
※NAAIMエクスポージャー指数について↓
※出所：マーケット｜SBI証券
円 投機的ネットポジション(ここ5年)
「円」の米国先物市場における投機的なトレーダーのネットポジション（週次データ）。
☆マイナス幅が大きいほど投機的な円売りポジションが大きい
☆プラス幅が大きいほど投機的な円買いポジションが大きい
と判断。
2021年3月～2024年8月、3年半近く「円売り」モード継続。
その後
「円買い」（11週）
「円売り」（5週）
「円買い」（4週）
「円売り」（5週）
と目まぐるしく変化。
最新値は「+3.12万」（前週は「+5.13」）で41週連続の「円買い」。
大きく円買い方向に偏移状態
⇒直近+3.12万まで減少
＜ここ1年＞
Jリートスプレッド
Jリートの指標（Jリート平均利回り－日本10年債利回り＝Jリートスプレッド）、週次でも観察。
「Jリートスプレッド」について詳しくは⇒Jリート やや割安圏か
※出所：JAPAN-REIT.COM、日本 10年 債券利回りのデータより管理者作成
※期間：2003.4～2024.10
2025.12.12は「2.5％」。
☆Jリート平均利回り：4.48％
☆日本10年債利回り：1.95％
2001年以降の長期中央値は「3.6％」であり、今は「やや割高～割高」な水準か。
トランプ大統領下のS&P500変動
大統領就任直前2025.1.17のSP500「5997」。
今は「6827」で約
+14％
おわりに
先週のテスラ、エヌビディア、ビットコイン3つの値動き。
☆テスラ：+1％
☆エヌビディア：－4％
☆ビットコイン：+1％
エヌビディアが大きめの下落。
急増していたインディード求人件数。
静かだった「米国失業保険継続受給者」が最新値で急減。
「米国：失業保険継続受給者」「インディード求人件数」（ここ1年）
※出所：Continued Claims (Insured Unemployment) (CCSA) | FRED | St. Louis Fed,
Job Postings on Indeed in the United States (IHLIDXUS) | FRED | St. Louis Fed
11月から「インディード求人件数」（破線）が急増。
「米国失業保険継続受給者」は「やや減少」という程度でしたが、最新値では急減し、一気に180万人台の中盤まで減少。
個人的には求人件数が先行。
その後に失業保険継続受給者や失業率が追随しやすいと見ており、今回もこの傾向が確認されているという感じ。
今後も求人件数が増えていくなら米国労働市場の風景や米国景気への見方は大きく変化するわけで、気になる状況。
NAAIMエクスポージャー指数の最新値は「97.13」で2週続きで節目の「100」水準。
この水準でいったん楽観がピークアウトするパターンは多いですが、今回はいかに。
