ユキマツの「長期投資のタイミング」

2018年以降世界景気は減速トレンドにあり、中長期的には積極的なリスクテイクに適さない状況?と推測するサイト

大きな変化

f:id:yukimatu-tousi:20190321203254p:plain米国債の長短金利差に着目し、米国の景気動向、株式市場の動向を推測する記事です。

米国債の長短金利差を確認するメリット

 

米国の景気・株式市場の動向を探る役に立つかも?

 

※当ブログでは「長短金利差」

【米10年国債利回り-米2年国債利回り】

とします。

長短金利差について、詳しくはコチラをどうぞ↓

米国債 長短金利差 <2017.12.22> - ユキマツの「長期投資のタイミング」


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直近の長短金利差

f:id:yukimatu-tousi:20190321204126p:plain※出所:アメリカ 10年 債券利回りアメリカ 2年 債券利回りのデータより管理者作成 ※期間:1995年1月末~2019年2月末

2019年2月末は「0.21%」。

前月末よりやや拡大(1月末:0.18%)。

久々の拡大。

直近のピークは2010年3月の「2.81%」。

2019年1月末まで8年10ヶ月ほど長短金利差の縮小トレンドが続いていました。

2019.3.21現在、長短金利差は、0.11%であり、2月末(0.21%)と比べ大きく縮小。

3月末の金利差は縮小するか?

※2.51%-2.40%=0.11% 

※データ:米国債・金利 - Bloomberg

1995年以降の長短金利差と株価の関係

f:id:yukimatu-tousi:20190321223120p:plain※出所:アメリカ 10年 債券利回りアメリカ 2年 債券利回り^GSPC : Summary for S&P 500 - Yahoo Finance のデータより管理者作成 ※期間:1995年1月~2019年2

1995年以降の長短金利差と株価(【S&P500】を900で割ったもの)の推移グラフです。

2019年2月末は1月末に比べて

・長短金利差⇒やや拡大

・株価⇒上昇

し、両者のグラフ上の差はやや拡大。

このグラフでは、タイムラグはありますが、長期のトレンドとして概ね

●株価上昇期⇔金利差縮小トレンド

●株価下落期⇔金利差拡大トレンド

が確認できます。

また、この時期のデータに限れば、どちらかといえば

●金利差が大きい時期⇒株式は比較的割安

●金利差が小さい時期⇒株式は比較的割高

ともいえそうです。

f:id:yukimatu-tousi:20181118164638p:plain

※長い目でみた一つの傾向、経験則

参考データ:1980年以降の逆イールドと景気後退

f:id:yukimatu-tousi:20171221114532p:plain

※出所:FRED | St. Louis Fedのグラフより管理者作成 ※期間:1976年~2017.11月

1976年~2017.11月の長短金利差のグラフです。

5回の逆イールド期(短期金利>長期金利の時期)とその後の景気後退期(グレーラインの時期)を示しています。

5回とも景気後退期の前に逆イールドが生じており、景気後退期には株価は大きく下げる傾向があります。

長短金利差が小さいだけでなく、逆イールドになる時期は、景気や株式市場にとって不吉な兆候ではあると思われます。

※参考:米長短金利の逆転は懸念=ダラス連銀総裁 | ロイター

FRB利上げ、利下げ予測

Countdown to FOMC: CME FedWatch Tool

上記サイトによれば

年内は

・利上げはない(62.0%)

あるいは

・利下げ(31.1%)

・により、現在「2.25-2.50%」のFF金利は2019年12月に

・「2.25-2.50%」(利上げなし)

・「2.00-2.25%」(1回利下げ)

になるとの観測。f:id:yukimatu-tousi:20190321223336p:plain年内に利上げはなく、利下げが1回あるかどうか?

に関心が移っています。

先月の状況とは大きな変化。
<先月の記事での状況>f:id:yukimatu-tousi:20190222000927p:plain

※出所:Countdown to FOMC: CME FedWatch Tool

あとがき

jp.reuters.com

FOMCを受け

・年内のFRBの利上げがない

・FRBの量的縮小は9月で終了する

と報道されています。

f:id:yukimatu-tousi:20190321224459p:plain※出所:米国債・金利 - Bloombergより作成 ※2019.3.21時点

米国債10年物利回りは大きく低下、6ヶ月物とは「0.03%」の差まで接近。

・株式市場より債券市場は米国経済の先行きに悲観的?

あるいは

・FRBの利下げを見込んでいる?

実際にどうなるかはわかりませんが、とりあえず

「現状維持を見込んでいた状況」

から一部ではFRBの「利下げ」を見込むようになった、という大きな変化が起きている状況か。
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20171207124844


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