ユキマツの「長期投資のタイミング」

2018年以降世界景気は減速トレンドにあり、中長期的には積極的なリスクテイクに適さない状況?と推測するサイト

8月急落:「ISM製造業景況指数」「ミシガン大学消費者信頼感指数」

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5月に節目の50を下回ったグローバル製造業PMIは8月は下げ止まり。
最新の「製造業PMI」と「ISM製造業景気指数」から世界と米国の景気を観察してみます。

 
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①グローバル製造業PMI

「購買担当者指数」は「PMI」とも呼ばれる景気指標の一つです。

世界の多くの国で採用されており、毎月更新される即時性の高い便利な指標です。

50が分岐点であり

50より大きい⇒景気拡大

50より小さい⇒景気減速

と判断。

製造業PMIは「製造業購買担当者指数」のことで、製造業全般の景気を示唆します。

グローバル製造業PMIは「全世界の製造業の景気状況」を示唆する指数です。

グローバル製造業PMIの推移を見てみます。

※グローバル製造業PMIについて、詳しくはコチラ(英語サイト、PDF)

https://www.markiteconomics.com/Public/Home/PressRelease/2490067923764e919331f511e7a4ba64

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※出所:上記PDFサイトより作成

2019年8月は「49.5」(前月比「+0.2」)でした。

5月に大きめに数値低下して節目の50を下回り、6月、7月と続落、8月は下げ止まり。

2017年12月をピークに19ヶ月(1年7ヶ月)続いた低下トレンドが今後どうなるか。

●2018年2月:54.1

●2018年3月:53.3

●2018年4月:53.5

●2018年5月:53.1

●2018年6月:53.0

●2018年7月:52.7

●2018年8月:52.6

●2018年9月:52.2

●2018年10月:52.1

●2018年11月:52.0

●2018年12月:51.4

●2019年1月:50.8

●2019年2月:50.6

●2019年3月:50.5

●2019年4月:50.4

●2019年5月:49.8

●2019年6月:49.4

●2019年7月:49.3

●2019年8月:49.5

※PMIについて詳しくコチラ↓

中日独の景気動向 2017年11月データ - ユキマツの「長期投資のタイミング」

②主要国製造業PMI

主要4ヶ国(米中日独)の国別の製造業PMIを確認。

期間は2016年1月~2019年8月です。

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※出所:「https://jp.investing.com/search?q=製造業購買担当者指数 PMI」のデータより管理者作成

直近のピークは

●中国:2017.9月

●ドイツ:2017.12月

●日本:2018.1月

●米国:2018.4月

であり、今のところ

「中国⇒ドイツ⇒日本⇒米国」

の順にピークアウトしています。

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2019.8月の数値変動は

●米国・日本:横這い

●中国:やや低下

●ドイツ:やや上昇

米国は「50.3」で速報値では「50」を下回りましたが確報値では前月とほぼ変わらず。

中国・日本は4ヶ月連続、ドイツは8ヶ月連続で50を下回っています。

③ISM製造業景況指数

次に、米国の景気指標の一つ「ISM製造業景況指数」を確認します。

PMIと同様、50が分岐点であり、

50より大きい⇒景気拡大

50より小さい⇒景気減速

と判断。

※ISM製造業景況指数についての記事↓

「株は景気の悪い時期に買うは正しいか?」米国景気の一つの指標【ISM製造業景況指数】

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※出所:アメリカ ISM製造業購買担当者指数より作成 ※期間:1995.1~2019.8

2019.8月は「49.1」(前月比−2.1)。大幅な数値低下。

2018.8月「61.3」が直近のピークで、その後は低下トレンドとなりちょうど1年後、2019.8月に節目の50割れ。

シナリオ①:好調な米国景気に世界景気がひっぱられる?

シナリオ②:米国景気がさえない世界景気サイドに近づく?

どちらか判断のつかない時期もありましたが、とりあえず今はシナリオ②でことが運んでいる模様。

④参考データ:ISM製造業景況指数、近年の低い値(概算値)

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※期間:1995.1~2019.8

●ITバブル崩壊後:41

●サブプライムバブル崩壊後:33

●欧州債務危機:49

●チャイナショック:48

●2019年8月:49

おわりに

8月は米国「ISM製造業景況指数」の大幅低下が印象的。

他にも8月は「ミシガン大学消費者信頼感指数」という

米国GDPの約70%を占める個人消費動向を示唆する指標

の数値が大幅に低下(7月の98.4⇒89.8に急落)しており、こちらも印象的。

一時的な動きか、徐々に、あるいは一気に米国の景気悪化が進むのか、9月以降が気になる展開。

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