東証に上場している4つの不動産ETFの利回りを確認する記事。
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東証上場不動産ETFの簡単な紹介
①【2515】NEXT FUNDS 外国REIT・S&P先進国REIT指数(除く日本・為替ヘッジなし)連動型上場投信
連動インデックスはS&P 先進国REIT指数 (除く日本) (円)。
日本を除く先進国リートへの分散投資(米国の比率が高い)。
②【1495】上場インデックスファンド アジアリート
連動インデックスはFTSE EPRA/NAREIT アジア(除く日本)リート10%キャップ指数。
シンガポール、香港などのリートへの分散投資(シンガポールの比率が高い)。
③【1659】iシェアーズ 米国リート ETF
連動インデックスはFTSE NAREIT Equity REITs Index。
米国リートへの分散投資。
④【1476】iシェアーズ・コア Jリート ETF
連動インデックスは東証REIT指数。
日本リートへの分散投資。
東証上場不動産ETFの利回り、2019年8月末時点(直近12ヶ月)
①【2515】NEXT FUNDS 外国REIT・S&P先進国REIT指数:3.57%(3.53%)
②【1495】上場インデックスファンド アジアリート :3.69%(3.50%)
③【1659】iシェアーズ 米国リート ETF:3.43%(4.03%)
④【1476】iシェアーズ・コア Jリート ETF:3.08%(3.13%)
※()内は7月末時点
ざっと3.1~3.7%程度。
税引き後だとざっと2.5%~3.0%程度の利回り。
2017年末~2019.8月末の値動き
①【2515】NEXT FUNDS 外国REIT・S&P先進国REIT指数:+0.20%
②【1495】上場インデックスファンド アジアリート :-4.16%
③【1659】iシェアーズ 米国リート ETF:+3.15%
④【1476】iシェアーズ・コア Jリート ETF:+25.91%
4つすべての値動きが確認できるここ1年8ヶ月の値動き比較。
【1476】iシェアーズ・コア Jリート ETFが異様に上昇。
Jリートが2017年に上昇できなかった反動と思われます。
その他は-4.16%~+3.15%の範囲に収まっています。
米国債との比較
⑤東証上場ETF【1482】シェアーズ・コア 米国債7-10年ETF(H有)の8月末の利回りは1.99%。
為替ヘッジ付きの米国債との比較にすぎませんが、現時点で⑤の利回りをどれだけ上回っているかで比較。
①【2515】NEXT FUNDS 外国REIT・S&P先進国 REIT指数:1.58%(1.46%)
②【1495】上場インデックスファンド アジアリート :1.70%(1.43%)
③【1659】iシェアーズ 米国リート ETF:1.44%(1.96%)
④【1476】iシェアーズ・コア Jリート ETF:1.09%(1.06%)
※()内は7月末時点
直近一年の分配金を基にすると上記のような結果。
この視点では②【1495】上場インデックスファンド アジアリートがややお得にみえます。
おわりに
2019.7月末からの各リートの利回りをグラフ化。
税引き後だとざっと2.5%~3.0%程度の利回りであまり魅力的には感じませんが、今後どうなりますか。
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