「13年間で学んだこと」シリーズの7回目になります。
~投資がうまい人~
について徒然に記事にしてみます。
何らかの根拠に基づくものではなく、わたしの主観です。
<その他のシリーズ記事>
●13年で学んだこと カテゴリーの記事一覧 - ユキマツの「長期投資のタイミング」
投資がうまい人①「短期間で大きな利益を上げられる人?」
投資を始めたばかりの頃は、漠然と
短期間で大きな利益を上げられる人が投資がうまい人?
というイメージがありました。
短期で大きな利益を上げても、守りが弱く、短期で大きな損失を被りがちで収益変動がとても大きい場合、あまりうまくない可能性もあると今は思います。
投資がうまい人②「下落局面で空売りなども駆使し、利益を上げられる人?」
一時期空売りにはまったころは
売りで利益を上げられれば投資技術が上達した?
と考えることもありました。
確かに、下落局面で大きくダメージを受けない、あるいは資産を増やせる人は「うまい」感じがします。
ただ、
●大きな下落局面自体はそうそう頻繁に来るものでもない
●上昇相場の時期が圧倒的に長く、上昇相場にも対応できないと、下落局面だけの利益ではトータルで大したものにならない可能性も高そう
と今は思います。
投資がうまい人③「リスクより大きなリターンをあげられる人?」
小さなリスクを冒してほどほどのリターンを実現できる。
中等度のリスクを冒して大きなリターンを実現できる。
大きなリスクを冒してとても大きなリターンを実現できる。
投資からリスクをなくすことはできない以上、
冒すリスクに対して相対的に大きなリターンを実現できる人
そんな人は投資がうまい?という気はします。
リターンは大きくなくても、小さなリスクしか冒していないなら、うまいのかも。
投資がうまい人④「投資ストレスや投資の手間に見合った収益を得ている人」
投資は投資家の思い通りにいかない「市場」の相手をする行為なので、基本的にストレスフルな要素があると思います。
そんな市場と対峙して、それほど大きなストレスを感じず、長期的にそれなりの収益を上げられている投資家は「投資がうまい人」かもしれません。
逆に大きなリターンを得ていても、非常に大きなストレスでしばしば心を病んでいるようだと、トータルであまりうまくない人、なのかもしれません。
また、収益は大きくても投資に手間と労力がかかりすぎ、
生活≒投資作業
をイヤイヤ続けているようなら(好きでやってるならまた話は別かもしれませんが)、またそれはそれで、あまり「うまい」感じがしない印象。
投資がうまい人⑤「投資とうまく別れられる人」
ウソかホントかしりませんが、
異性にもてる人は別れ方も上手
なんて言葉をむかしどこかで聞いたことがあります。
要するに、周りや相手や自分のことがよく見えている、相手と別れた後のストーリーなどをリアルに描けるタイプの人は、もてやすく、別れた後のトラブルも少ないのかもしれません。
投資においても別れ方というのは、大きな差が出る部分かと。
●いつまでも過去の失敗をネガティブに引きずる
のはあまりうまくない別れ方。
●相手をよく見て、今は無理と判断したら、追いすがらない、損切りやポジション解消でスパッと離れる
●投資をする目的が果たせたなら、欲をかかずにさっさと投資をやめられる人
そういう人は投資がうまい人かもしれません。
出会いは偶然に支配される部分も多いですが、出会ってからの別れ方というのは、そこそこ自分でコントロールできる部分もありそう。
ということで
「投資がうまい人ってどんな人?」
という考えが浮かんだので記事にしてみました。
別にうまくなくても、それぞれ自分が満足できる投資ができていれば、それでいいんだと思いますが。
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