ユキマツの「長期投資のタイミング」

「景気(企業利益動向)」「中銀の金融政策(金利動向)」「投資家のリスク許容度」などから長期投資のタイミングを探る投資ブログ

【短信】悲観の度合い

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2018.10.26の信用評価損益率が「-16.07%」となり、久々に「-15%」を下回ってきました。

簡単に過去の信用評価損益率のボトム(≒悲観一色の時期)を確認してみます。

★信用評価損益率についてはコチラ

恐怖指数のご親戚?【信用評価損益率】が示唆する日本市場のバーゲンタイム

「信用評価損益率の推移」と「過去の下落相場でのボトム値」

f:id:yukimatu-tousi:20181105150844p:plain※出所:信用残の推移:信用取引 - トレーダーズ・ウェブより作成

「信用評価損益率の推移」と「過去の下落相場でのボトム値」のグラフです。

 直近のボトム値は

●④チャイナショック:「-25.76」

●③欧州債務危機:「-21.63」

●②リーマンショック後:「-39.65」

●①ITバブル崩壊後:「-30.75」

過去の経験的には

●「-20」を下回る⇒あまりお目にかからないリスクオフ相場、悲観度大

●「-25~-30」の水準⇒総悲観

●「-40」⇒まずありえない。パニック相場

というところでしょうか。

実行できるかどうかはわかりませんが、経験的にはこういうひどい時期に買い向かえれば

期待値の高い投資(わりに合う確率が高そうな投資)になる

かも。f:id:yukimatu-tousi:20181105160256p:plain※出所:^GSPC : Summary for S&P 500 - Yahoo Financeより作成

信用評価損益率のボトム時期のS&P500の数値を水色の四角で囲っています。

日本の信用評価損益率でもある程度

米国株投資の参入タイミングを計る、一つの材料

にはなりそうなグラフ。

もちろん、

★信用評価損益率がいつボトムをつけるのかは予測できず

★今後も過去の傾向が再現されるか

は全く不明ですが。
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今の悲観度合い

f:id:yukimatu-tousi:20181105202005p:plain※出所:信用残の推移:信用取引 - トレーダーズ・ウェブより作成

10.26時点のデータですが「-16.07」はちょくちょくある数値です。

総悲観には遠い感じ。

「-20」

に到達し、なかなか回復しない、あるいは

「-25」

に近づいていくようなら総悲観な感じがしますが、この指標でみると、

今はそういう状況とも思えない?

という印象。

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