8月まで日本市場はシケシケの状態でしたが9月5日以降リスクオン。
その要因らしきもの
8月の下げモードのままじめじめ相場が続いていた今週、木曜に突然リスクオン。
円安株高に。
リスク要因だった
・香港の混乱
・イギリスのハードブレグジット
への懸念が和らいだこと。
また
・米中が10月に交渉を行うらしいとのことで、希望?がつなげたこと
などが要因か。
9月7日記事より引用。
他にも様々なものがありそうですが(米国株に比べて日本株の方が割安っぽかった、とか)、個人的な勘では
中国の国慶節前に配慮して、米国が中国からの関税税率引き上げを10月1日から15日に延期した
という情報がけっこう要因として大きいような。
「9月末の配当取りもあるし、中国のメンツを米国が配慮するなら国慶節までは妙なツイートもなく市場も大丈夫では?」
という安心感が日本市場で生まれやすかったか。
原油10%以上の暴騰でもびくともしない
わたしは小規模のロングショートのみで態度を決めかねていましたが、原油の暴騰でもびくともしない状態をみて地味にリスクオン。
先週からロングショート以外に
「プットオプション買いでヘッジしつつ日本の中小型株買い」
のポジション追加。
わずか20日でロングショートのロング側の株価は概算で5%以上上昇。
原油価格の変動にも影響受けず、ほぼ連日の上昇、月後半は指数がさえなくても個別は強かった印象。
ショートの値動きを加味したロングショートの成績も9月6日以外は連日プラス。
こんなことはたまにしかなく(経験的には3月や9月に多いか)、今月はまったりと好調でした。
毎月こんな状態ならメンタルは楽でありがたいのですが。
撤収作業と来月の見通し
今週からポジション縮小を始めており、今週末にはごく小さな状態になる予定。
含み益はときどき蜃気楼のように消失するので早めに撤収したい一方で、温泉気分でまったりと今の状態を長続きさせたいという欲もあり、ぼんやりしているとグダグダになることもあるので、一日当たりの処分比率を決めて機械的計画的に撤収。
短期的な相場の過熱感を示唆しやすい騰落レシオ(25日)
9.24には139%とかなりの高値。
日経平均との2年チャート。
※出所:騰落レシオ 日経平均比較チャートより作成
一般に120%以上になると過熱気味とされるようです。
120%以上になってその後株価が急落することもありますが、そうならない場合もあり、確実なことは言えませんが、短期的には9月は過熱していたのであろう、とはいえそう。
とりあえず今週にほぼ撤収。
10月1日の国慶節は
ごく小規模のロングショート+日経平均プットオプション買い
の状態で売りサイドに回り、落ちればラッキーくらいで余裕をもって迎えようかというところ。
★10月以降株価下落⇒9月は短期的なリスクオン?
★10月以降も継続する長期上げ相場⇒各国中銀の緩和スタンスを好感した金融緩和相場?
といったところでしょうか。
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