ユキマツの「長期投資のタイミング」

「景気(企業利益動向)」「中銀の金融政策(金利動向)」「投資家のリスク許容度」などから長期投資のタイミングを探る投資ブログ

<迷い>と2019年の投資状況

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年末まで少しありますが、今年の運用状況と今の<迷い>について簡単に。


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2019年のおおまかな成績

・1月:大きめに負け

・2月:大きめに勝ち

・3月:大きめに勝ち

・4月:トントン

・5月:小さく勝ち

・6月:大きめに負け

・7月:小さく勝ち

・8月:小さく勝ち

・9月:大きめに勝ち

・10月:まあまあ勝ち

主に「日本の中小型株でロングショート」で取引。

他にも随時「中小型株買い+株価指数売りのロングショート」「中小型株買い+日経平均プットオプション買い」などで取引き。

1月は2018.12月の株価急落後で指数に比べて個別株は想定以上に元気がなく、個別株が指数に大負けしてマイナス。

4月は10連休が警戒されたか、月後半個別株に元気がなく月前半の利益を吐き出しトントンに。

6月は売り建てていた個別株のいくつかが米中会談前にスルスルと上昇して大きめのマイナスに。久々に個別株空売りの恐怖を体験。

6月の失敗を7~8月は引きずってちまちましていましたが、9月は久々にロングが好調で大きく勝ち。

10月もぼちぼちで4カ月連勝。

そろそろまた気が緩んで負けるような気がして用心している状況。

小さめのロングショートを継続していますが、1月とか4、5月の動きの少ないショボショボの相場に比べて9月以降はロングで利幅が出やすくなっているという感覚があります。

日足でわたしが保有していたロングサイドがトータルでマイナスだったのは

9月:5回

10月:3回

しかなく、安定した上げ相場の印象。

このまま来年の春までいけば楽ですが、そろそろ危ういのか、まだ大丈夫なのかは不明。

引き続きリスクヘッジは外さず継続し、あと2ヶ月、大過なく終えたいところ。

2019年の一大事と迷い

個人的な運用についてはそれほど迷いもないのですが、投資環境の変化については少し迷い、戸惑い。

その原因。

【その1】

★9月以降FRBが激しく量的緩和を開始し、利下げもあって、米国債利回りが短期のものを中心に大幅に低下

⇒突然のどさくさ紛れ感のある量的緩和のスタートで、その規模と勢いに少し面食らう。市場にとっては大きなインパクトのある一大事か。

株価の決定要因として個人的には主に

①企業利益(景気動向)②金利③投資家のリスク許容度

と考えていますが、FRBの態度を見て②金利要因(米国の金利が今後下がっていく?)からの期待もあってのリスクオン?という印象。

「13年間で学んだこと①」 株価は何で決まるのか?

【その2】

★世界景気の減速トレンドが1年半以上続き、8月以降、グローバル製造業PMIが反転の兆しらしき動きをみせる

⇒方向性の判別がつかず。

またCLI(OECD全体)の景気減速トレンドは

「1年~2年足らず」

で反転するケースが多く、すでに1年半以上減速トレンドが続いており、一時的な回復も含めて、時期的にはそろそろいったん景気が上向く気もしないではない。

もしそうなれば<金融緩和+景気回復>というリスクをとりやすい時期が来ているのかもしれない。

ただ、米国中心にすでに株価水準は高そう・・・

 

今年の運用に関しては、ヘッジは外さず、大きく減らさず、あわよくばほどほどにとれればいいと考えているわたしの投資スタンスには大きく影響を及ぼしませんが、投資環境に関しては、ホンキっぽいFRBのモードが何かひっかかり(バブルのか?バブらせたいのか?)少しモヤモヤしたところのある状況。

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