ユキマツの「長期投資のタイミング」

「景気(企業利益動向)」「中銀の金融政策(金利動向)」「投資家のリスク許容度」などから長期投資のタイミングを探る投資ブログ

テスラ 200日線を超えられず ~FRB資産、テスラ等~

最近の中銀がらみ、テスラがらみで気になるテーマをいくつか。

FRB総資産推移(ここ1年)

※出所:Assets: Total Assets: Total Assets (Less Eliminations from Consolidation): Wednesday Level (WALCL) | FRED | St. Louis Fed

ピークは2022.4.13の約「8.97」兆ドル。

2022年6月から量的引き締め。

☆2023年9月末:「8.00」兆ドル

10.25の最新値は約「7.91」兆ドル(前週は7.93兆ドル)。

10月は今のところ「-0.09」兆ドル。

2022年4月のピークから約1.06兆ドル資産縮小(ピークから-11.8%)。

ECB総資産推移(ここ1年)

※出所:Central Bank Assets for Euro Area (11-19 Countries) (ECBASSETSW) | FRED | St. Louis Fed

ピークは2022.6月の約「8.84」兆ユーロ。

☆2023年9月末:「7.07」兆ユーロ

直近10.20は約「7.04」兆ユーロ(前週は7.06兆ユーロ)。

10月は「-0.03」兆ユーロ。

2022年6月ピークから約1.80兆ユーロ資産縮小(ピークから-20.4%)。

※テルトロに関して↓

www.yukimatu-value.com

日銀総資産推移(ここ1年)

※出所:Bank of Japan: Total Assets for Japan (JPNASSETS) | FRED | St. Louis Fed

これまでのピークは2023.5月末の「746」兆円。

☆2023年9月末:「741」兆円

10.20は746兆円(10.10は742兆円)。

10月は今のところ「+5」兆円。

※最新データ:営業毎旬報告 : 日本銀行 Bank of Japan

テスラ(TSLA)の株価

※出所:https://jp.investing.com/equities/tesla-motors

2020年4月以降の上げ相場の象徴っぽいテスラの株価変動。

先週週間では約「-2%」。

最近の月間騰落率。

※出所:Tesla (TSLA) 過去データ - Investing.comより作成

今は2021年11月のピーク「414.5」から約「-50%」水準。

「ユーロ50の空売り」と「米国債(2621)の買い」の運用状況

2022年11月中旬、ユーロ50(ユーロ建て)を空売り。

今は約「-3.35%」の含み損(前週は-4.03%)。

2023年10月下旬、iシェアーズ 米国債20年超(H有)【2621】を買い。

今は約「-0.2%」の含み損。

【落ちるナイフ】米国債を買ってしまう 

成績は「-2%」で含み損 ~日本市場の概況~

欧州株の空売り ~日本市場の概況~ 

主要3中銀(FRB、ECB、日銀)、月間バランスシート動向(概算値)

2023年は3行トータルで

☆1月:+10兆円

☆2月:-13兆円

☆3月:+23兆円

☆4月:-16兆円

☆5月:-19兆円

☆6月:-97兆円

☆7月:-10兆円

☆8月:-17兆円

☆9月:-39兆円

10月は今のところ-13兆円。

今年トータルだと今のところ-191兆円。

おわりに

テスラ株価、10月は今のところ-17%の下落。

とりあえず7月の「299」が直近ピークの雰囲気。

先週一瞬200日移動平均線を上回るも、今はまた下回っている状況。

<テスラ:ここ1年>

※出所:外国株式・海外ETF|SBI証券より作成

 

日銀資産、10.20時点746兆円で過去最大規模。

日本10年債利回りは今「0.87%」で上限の1%に接近中。

1%の上限を超えさせてくるような投機的な動きがあれば、再び日銀が1%防衛のためにむやみに国債購入を強いられ国債保有額が膨張する局面もありうる状況か。

円安対策のためにも、日銀はとりあえず利上げすればいいのでは?

と素人目には映りますが、

☆利上げは切り札として残しておきたいカードなのか

☆利上げで景気を冷やすより、緩和を続ける方がトータルで割がいいと考えているのか

☆米国景気が遠からず減速し日銀利上げの必要はなくなるとふんでいるのか

頑なに動いてこなかった日銀。

今月の金融政策決定会合でも無風となるか、何か動くか。

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