ユキマツの「長期投資のタイミング」

「景気(企業利益動向)」「中銀の金融政策(金利動向)」「投資家のリスク許容度」などから長期投資のタイミングを探る投資ブログ

単純に「利上げ+QT→株安」とはならなかった2023年 ~FRB資産、テスラ等~

最近の中銀がらみ、テスラがらみで気になるテーマをいくつか。

FRB総資産推移(ここ1年)

※出所:Assets: Total Assets: Total Assets (Less Eliminations from Consolidation): Wednesday Level (WALCL) | FRED | St. Louis Fed

ピークは2022.4.13の約「8.97」兆ドル。

2022年6月から量的引き締め。

☆2023年11月末:「7.80」兆ドル

12.6の最新値は約「7.74」兆ドル(前週は7.80兆ドル)。

12月は今のところ「-0.06」兆ドル。

2022年4月のピークから約1.23兆ドル資産縮小(ピークから-13.7%)。

ECB総資産推移(ここ1年)

※出所:Central Bank Assets for Euro Area (11-19 Countries) (ECBASSETSW) | FRED | St. Louis Fed

ピークは2022.6月の約「8.84」兆ユーロ。

☆2023年11月末:「7.00」兆ユーロ

直近12.1は約「7.00」兆ユーロ(前週は7.00兆ユーロ)。

12月は今のところ「-0.00」兆ユーロ。

2022年6月ピークから約1.84兆ユーロ資産縮小(ピークから-20.8%)。

※テルトロに関して↓

www.yukimatu-value.com

日銀総資産推移(ここ1年)

※出所:Bank of Japan: Total Assets for Japan (JPNASSETS) | FRED | St. Louis Fed

☆2023年10月末:「751」兆円

最新値11.31は756兆円(11.20は753兆円)。

11月は「+5」兆円でした。

過去最大規模。

※最新データ:営業毎旬報告 : 日本銀行 Bank of Japan

テスラ(TSLA)の株価

※出所:https://jp.investing.com/equities/tesla-motors

2020年4月以降の上げ相場の象徴っぽいテスラの株価変動。

先週週間では約「+2%」。

最近の月間騰落率。

※出所:Tesla (TSLA) 過去データ - Investing.comより作成

今は2021年11月のピーク「414.5」から約「-41%」水準。

テスラは200日線付近のやや上。

<テスラ:ここ1年>

※出所:外国株式・海外ETF|SBI証券

「ユーロ50の空売り」と「米国債(2621)の買い」の運用状況

2022年11月中旬、ユーロ50(ユーロ建て)を空売り。

今は約「-16.81%」の含み損(前週は-14.18%)。

2023年10月下旬、iシェアーズ 米国債20年超(H有)【2621】を買い。

今は約「+12.3%」の含み益(前週は+7.9%)。

【2621】は絶好調。

ユーロ50売りは含み損膨張中。

【落ちるナイフ】米国債を買ってしまう 

成績は「-2%」で含み損 ~日本市場の概況~

欧州株の空売り ~日本市場の概況~ 

主要3中銀(FRB、ECB、日銀)、月間バランスシート動向(概算値)

2023年は3行トータルで

☆1月:+10兆円

☆2月:-13兆円

☆3月:+23兆円

☆4月:-16兆円

☆5月:-19兆円

☆6月:-97兆円

☆7月:-10兆円

☆8月:-17兆円

☆9月:-39兆円

☆10月:-11兆円

☆11月:-14兆円

12月は今のところ-9兆円。

今年トータルだと今のところ-212兆円。

おわりに

概算値ですがFRB、ECB、日銀トータルで今年は200兆円以上の資産減少。

一方で今年は株高(S&P500は前年比+16%程度)。

www.shenmacro.com

上記記事によれば

2023年QT中だが市中流動性は概ね一定に維持

・その要因① 3月SVBショック(中小銀行危機)の救済措置(BTFP等)

・その要因② RRPの流出

RRPが枯渇する2024年前半からQTが終わる2025年前半にかけて、証券市場は2023年に見られなかったようなQTによる流動性引揚げに直面することになる

素人にはRRPあたりの話は十分な理解困難ですが、とりあえずShenさんは来年前半以降の市中流動性は現状よりも低下するとみておられるもよう。

ごく乱暴にいえば、

QTの株式市場へのネガティブ要素が米政権・FRB等の流動性供給により打ち消され、株安にはつながっていないのが現状

なのかも。

☆来年以降、すんなり流動性が低下し株安となっていくのか

☆またSVBショックのような何らかのネガティブイベントが発生しても、それに対する流動性供給策が施され、結局株安にはならない展開が続くのか

先のことは不明ですが、とりあえず単純に「利上げ・QT→株安」とはならなかった2023年。

個人的には大統領選挙もあるので、来年もし株安になるなら「来年前半より後半の方が株安になりやすい?」というスタンス。

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