最近の中銀がらみ、テスラ、米国労働市場がらみで気になるテーマをいくつか。
FRB総資産推移(ここ1年)
ピークは2022.4.13の約「8.97」兆ドル。
2022年6月から量的引き締め。
☆2024年1月末:「7.63」兆ドル
2.14の最新値は約「7.63」兆ドル(前週は7.63兆ドル)。
2月は今は「-0.00」兆ドル。
2022年4月のピークから約1.34兆ドル資産縮小(ピークから-14.9%)。
ECB総資産推移(ここ1年)
※出所:Central Bank Assets for Euro Area (11-19 Countries) (ECBASSETSW) | FRED | St. Louis Fed
ピークは2022.6月の約「8.84」兆ユーロ。
☆2024年1月末:「6.89」兆ユーロ
直近2.9は約「6.86」兆ユーロ(前週は6.87兆ユーロ)。
2月は今は「-0.03」兆ユーロ。
2022年6月ピークから約1.98兆ユーロ資産縮小(ピークから-22.4%)。
※テルトロに関して↓
日銀総資産推移(ここ1年)
※出所:Bank of Japan: Total Assets for Japan (JPNASSETS) | FRED | St. Louis Fed
☆2024年1月末:「756」兆円
最新値2.10は760兆円(1.31は756兆円)。
2月は今は「+4」兆円。
※最新データ:営業毎旬報告 : 日本銀行 Bank of Japan
主要3中銀(FRB、ECB、日銀)、月間バランスシート動向(概算値)
2023年トータルで約-231兆円。
2024年2月は3行トータルで今のところ-1兆円。
☆2024年1月:-15兆円
テスラ(TSLA)の株価
※出所:https://jp.investing.com/equities/tesla-motors
2020年4月以降の上げ相場の象徴っぽいテスラの株価変動。
先週週間では約「+3%」。
最近の月間騰落率。
※出所:Tesla (TSLA) 過去データ - Investing.comより作成
今は2021年11月のピーク「414.5」から約「-52%」水準。
5週前に200日線の下へ、その後深堀りが続きましたがここ3週は上昇。
反転続くか。
<テスラ:ここ1年>
※出所:外国株式・海外ETF|SBI証券より作成
「ユーロ50の空売り」と「米国債(2621)の買い」の運用状況
2022年11月中旬、ユーロ50(ユーロ建て)を空売り。
今は約「-21.81%」の含み損(前週は-21.40%)。
2023年10月下旬、iシェアーズ 米国債20年超(H有)【2621】を買い。
今は約「+7.9%」の含み益(前週は+9.1%)。
ユーロ50売りの含み損は過去最大。
【2621】は先週も含み益が減少。
米国 失業保険継続受給者(2022年1月~)
※出所:Continued Claims (Insured Unemployment) (CCSA) | FRED | St. Louis Fed
2022年1月以降の米国失業保険継続受給者の推移(月末値。最新月は最新データ)。
直近値は190万人(前週比+3万人)。
2024年2月月間では今は+3万人。
最近の簡単な流れ(数値は概算値)。
☆2022年9月:130万人
☆2023年3月:182万人(+52万人。景気悪化?)
☆2023年8月:168万人(-14万人。景気改善?)
☆2024年2月:190万人(+22万人。景気悪化?直近24.2.3データ)
大きく増えそうでさほど増えない抑制された増加トレンド。
200万人を突破するかどうか。
おわりに
ざっと「260⇒180」まで下落して3週続きで上昇し「200」まで戻しているテスラ。
ここでまた「180」を下回っていくようならだいぶ重症。
200日線からだいぶ離れたのである程度戻りそうな雰囲気は大いにありますが、はたして。
前回上記のように書いていましたが、先週も地味に上昇して反発の気配。
米国失業保険継続受給者は23.11.18の193万人を勢いよく超えてくると少し嫌な感じ。
そうでなければあまり心配ない感じ。