最近の中銀がらみ、テスラ、米国労働市場がらみで気になるテーマをいくつか。
FRB総資産推移(ここ1年)
ピークは2022.4.13の約「8.97」兆ドル。
2022年6月から量的引き締め。
☆2024年1月末:「7.63」兆ドル
2.21の最新値は約「7.58」兆ドル(前週は7.63兆ドル)。
2月は今は「-0.05」兆ドル。
2022年4月のピークから約1.39兆ドル資産縮小(ピークから-15.5%)。
ECB総資産推移(ここ1年)
※出所:Central Bank Assets for Euro Area (11-19 Countries) (ECBASSETSW) | FRED | St. Louis Fed
ピークは2022.6月の約「8.84」兆ユーロ。
☆2024年1月末:「6.89」兆ユーロ
直近2.16は約「6.84」兆ユーロ(前週は6.86兆ユーロ)。
2月は今は「-0.05」兆ユーロ。
2022年6月ピークから約2.00兆ユーロ資産縮小(ピークから-22.6%)。
※テルトロに関して↓
日銀総資産推移(ここ1年)
※出所:Bank of Japan: Total Assets for Japan (JPNASSETS) | FRED | St. Louis Fed
☆2024年1月末:「756」兆円
最新値2.10は758兆円(2.10は760兆円)。
2月は今は「+2」兆円。
※最新データ:営業毎旬報告 : 日本銀行 Bank of Japan
主要3中銀(FRB、ECB、日銀)、月間バランスシート動向(概算値)
2023年トータルで約-231兆円。
2024年2月は3行トータルで今のところ-14兆円。
☆2024年1月:-15兆円
テスラ(TSLA)の株価
※出所:https://jp.investing.com/equities/tesla-motors
2020年4月以降の上げ相場の象徴っぽいテスラの株価変動。
先週週間では約「-4%」。
最近の月間騰落率。
※出所:Tesla (TSLA) 過去データ - Investing.comより作成
今は2021年11月のピーク「414.5」から約「-54%」水準。
6週前に200日線の下へ。
ここ3週は上昇していましたが、先週は下落。
<テスラ:ここ1年>
※出所:外国株式・海外ETF|SBI証券より作成
「ユーロ50の空売り」と「米国債(2621)の買い」の運用状況
2022年11月中旬、ユーロ50(ユーロ建て)を空売り。
今は約「-24.88%」の含み損(前週は-21.81%)。
2023年10月下旬、iシェアーズ 米国債20年超(H有)【2621】を買い。
今は約「+7.0%」の含み益(前週は+7.9%)。
ユーロ50売りの含み損は過去最大。
【2621】は先週も含み益が減少。
米国 失業保険継続受給者(2022年1月~)
※出所:Continued Claims (Insured Unemployment) (CCSA) | FRED | St. Louis Fed
2022年1月以降の米国失業保険継続受給者の推移(月末値。最新月は最新データ)。
直近値は186万人(前週は190万人)。
2024年1月末は187万人で2月は今は-1万人。
最近の簡単な流れ(数値は概算値)。
☆2022年9月:130万人
☆2023年3月:182万人(+52万人。景気悪化?)
☆2023年8月:168万人(-14万人。景気改善?)
☆2024年2月:186万人(+18万人。景気悪化?直近データ)
大きく増えそうでさほど増えない抑制された増加トレンド。
200万人を突破するかどうか。
おわりに
米国失業保険継続受給者は23.11.18の193万人を勢いよく超えてくると少し嫌な感じ。
そうでなければあまり心配ない感じ。
と先週書いていましたが、最新値は減少し、2月月間でも-1万人減。
相変わらずののらりくらり状態。
この指標が炭鉱のカナリア的なものになるのかは不明ですが、とりあえず今は株式市場の楽観を肯定する動き。