ユキマツの「長期投資のタイミング」

「市場全体が割安な時期に株式インデックスを多めに買って長期保有、割高な時期に多めに売っての繰り返し」そんなシンプルなバリュー投資、長期投資もありかもしれません

地銀、苦しそう 日本市場の概況 2017.7.8

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今週の日本市場の概況です。

やや株価は下落しましたが、週間では総じてまったりした動きでした。

各指標の現在

直近の日本市場を株式の「割安割高の目安」になりそうな

日本バフェット指標 <日本の時価総額÷日本の名目GDP>

信用買い残 <信用取引における買い方の残高>

東証一部PBR <東証一部上場企業全体の株価純資産倍率>

信用評価損益率 <日本市場。信用買いの損益>

貸し出し態度判断DI <金融機関の貸し出し態度が「緩い」から「厳しい」比率を引いた値>

の5つの指標の最新データで観察していきます。

日本バフェット指標

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※出所:以下サイトデータより管理者作成 日本取引所グループ 世界経済のネタ帳 ※期間:1985年1月末~2017年5月末

2017.7.7は「1.13」です。

日本バフェット指標の長期平均は「0.75」です。

割高圏の目安「1.0」以上なので、日本株は割高圏と推測。

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日本バフェット指標について詳しくはコチラ↓

日本バフェット指標 <日本の時価総額÷日本の名目GDP>f:id:yukimatu-tousi:20170707224037p:plain

信用買い残

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 ※出所:トレーダーズ・ウェブより管理者作成 ※期間2001年6月1日~2017年4月28日

2017.6.30 25488億円(約2.5兆円)です。

先週よりわずかに増加しています。

上記期間の長期平均は約2.3兆円です。

概ね長期平均「2.3兆円」あたりの数値なので、割安でも割高でもなさそうと判断。

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信用買い残について詳しくはコチラ↓

信用買い残 <信用取引における買い方の残高>

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東証一部PBR 

f:id:yukimatu-tousi:20170704112458p:plain※出所:その他統計資料 | 日本取引所グループのデータより管理者作成 ※期間:1999年1月末~2017年6月末

2017.6月末「1.2」です。

割安の目安「1.0」以上なので、割安ではなさそうと判断。

東証一部PBRについて詳しくはコチラ↓

東証一部PBR <東証一部上場企業全体の株価純資産倍率>

 

信用評価損益率

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※出所:トレーダーズ・ウェブのデータより管理者作成 ※期間:2001.6.1~2017.5.12

2017.6.30「-6.88」です。

少しずつ0に近づいてきていますが大きな変化はなしです。

上記期間の長期平均はおおむね「-12」です。

割安の目安「-25」以上なので、割安ではなさそうと判断。

信用評価損益率について詳しくはコチラ↓

信用評価損益率 <日本市場。信用買い残高の損益>

 

貸し出し態度判断DI (中小企業)

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※以下サイトデータより管理者作成 日銀 ※期間:1983.6月~2017.3月

2017.6月 「+21」です。

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※3カ月ごとの更新データです

割高の目安「+10」以上なので、割高圏と推測。

日本の金融機関の貸し出し態度は中小企業に関しては、1980年代並みに「とても緩くて甘い」状態が続いているようです。

貸し出し態度判断DIについて詳しくはコチラ↓

貸し出し態度判断DI <金融機関の貸し出し態度が「緩い」から「厳しい」比率を引いた値>

 

現時点での日本市場の割高割安、5つの指標からの推測、まとめ

あくまで個人的な判断ですが、現時点で各指標が示唆する株式の割安、割高の判断をまとめます。

★日本バフェット指標⇒割高圏?

★信用買い残⇒ふつう?(割安でも割高でもない) 

★東証一部PBR⇒割安ではなさそう

★信用評価損益率⇒割安ではなさそう

★貸し出し態度判断DI⇒割高圏?

総合的に判断すると、わたしは日本株式は「やや割高~割高圏」と推測します。

したがって、現時点での日本株の長期投資のタイミングとしては

◎資産配分において、株式の配分比率を減らす

◎資産配分において、現金の配分比率を増やす

◎長期投資を一時やめる

のに適す時期だと考えています。単なる経験則ですが。

※長期投資に関する一つの判断です。短期、中期的な投資には役立たない可能性が高いです

※バリュー投資の発想から「割高な時期に株を売り、割安な時期に株を買う」という判断に基づいています

※単なる個人の感想です。未来は誰にも予知できません。投資は自己判断、自己責任で 

あとがき

今週は「金融機関の貸し出し態度判断DI」(中小企業)の2017.6月のデータを確認できました。

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ここ1年、「+20」程度の貸し出し審査の甘い状態が続いているようです。

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※出所:地銀の業績さらに厳しく。「すべてマイナス金利のせいではないが…」

上記表は主要な地銀の17.3月期の業績と18年3月期の業績見通しです。

マイナス金利の影響もあり、七十七銀行、静岡銀行なども除くと、総じて地銀は「トントン~厳しい」業績のようです。

貸し出ししたくても、なかなか借りてくれる相手が見つからない

という苦しい状況なのかもしれません。

 

<関連記事です>

◎「銀行の貸し出し態度」「信用買い残」と株式の割安割高の説明についてはコチラ↓

◎「時価総額」と株式の割安割高についての説明はコチラ↓

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