ユキマツの「長期投資のタイミング」

「景気(企業利益動向)」「中銀の金融政策(金利動向)」「投資家のリスク許容度」などから長期投資のタイミングを探る投資ブログ

大漁旗 ~日本市場の概況~

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今週の日本の株価や金利をごく簡単に確認し、その後、株式の「割安割高の目安」になりそうな5つの指標で定点観測する記事。

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日経平均

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※出所:
マーケット|SBI証券

10.2は「23030」で前週比「-0.8%」。

8月末は「23140」で9月月間では「+0.2」でした。

9月はほぼ横這い。

日経平均の直近の高値は2018年10月の「24448」で今は高値から「−5.8%」の水準。

日本10年債利回り

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※出所:日本 10年 | 日本 10年 債券利回りより作成

10.2は約「0.02%」(前週末は「0.01%」)で前週よりやや上昇。

ドル/円

f:id:yukimatu-tousi:20201003135801p:plain※出所:USD JPY | アメリカドル 日本円 相場情報 - Investing.com

10.2は1ドル「105.3」円。前週末は「105.6」円でやや円高。

2019年は「1ドル=104.97112.41円」のレンジ。

今年も概ねレンジ内。

米ドル指数は前週「94.6」まで上昇。

今週は「93.9」でドル安。

<米ドル指数:ここ1週間>

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※出所:米ドル指数先物 - Investing.com 日本

5つの指標

日本バフェット指標 <日本の時価総額÷日本の名目GDP>

信用買い残 <信用取引における買い方の残高>

東証一部PBR <東証一部上場企業全体の株価純資産倍率>

信用評価損益率 <日本市場。信用買いの損益>

日経平均ボラティリティー・インデックス<日経平均版の恐怖指数>

日本バフェット指標

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※出所:以下サイトデータより管理者作成 日本取引所グループ 世界経済のネタ帳 ※期間:1985年1月末~2020年8月末

10.2の日本バフェット指標は「1.12」で前週の「1.13」よりやや低下。

直近の10年移動平均は「0.90」であり、今は平均より約24%高い水準。

一つの目安に過ぎませんが、長期的観点からは

日本株はやや割高?

と推測。

直近の月末値ピークは2018年1月の「1.29」(このときは10年移動平均から「66.6%」上方かい離)。

10.2の日本の時価総額は約「634.7兆円」(全市場の合計値)。

確認できている範囲では、2018.1.23の736.8兆円が現時点での最大値。

現在は最大値を13.9%下回っています。

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※出所:日本取引所グループ 世界経済のネタ帳 より作成

日本バフェット指標について詳しくはコチラ↓

日本バフェット指標 <日本の時価総額÷日本の名目GDP>

信用買い残

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※出所:トレーダーズ・ウェブより管理者作成 ※期間2001年6月1日~2020年3
月27

2020.9.25 24412億円(約2.4兆円)。

前週比+586億円。

直近ピークは2018.3.23の約3.7兆円。

水準としては長期平均の「2.4兆円」程度で

ふつう?

と推測。

2020年1月末は約2.5兆円。

2020年2~3月に約1.8兆円まで大幅減少。

その後9~10月に約2.4兆円まで地味に回復中。

<2018.10.26以降の推移・月末の概算値と直近数値など>

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※出所:トレーダーズ・ウェブのデータより管理者作成

信用買い残について詳しくはコチラ↓

信用買い残 <信用取引における買い方の残高>

東証一部PBR 

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※出所:その他統計資料 | 日本取引所グループのデータより管理者作成 ※グラフの期間:1999年12月末~2020年9
月末

2020年9月末の東証一部PBRは「1.2」倍(前月比+0.1)。

2~4月は「1.0」倍、5~8月は「1.1」倍で9月に上昇。

直近ピークは2018年1月末の「1.5」。

長期平均は「1.1」で水準としては

ふつう~やや割高?

と推測。

東証一部PBRについて詳しくはコチラ↓

東証一部PBR <東証一部上場企業全体の株価純資産倍率>

信用評価損益率

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※単位:% ※出所:トレーダーズ・ウェブのデータより管理者作成 ※グラフ期間:2001.6.1~2020.6.5

9.25は「-11.89」。

前週の「-11.21」からマイナス幅が拡大。

上記期間の長期平均は約「-11」であり投資家心理は

ふつう?

と推測。

久々に長期平均程度に回帰。

信用評価損益率について詳しくはコチラ↓

信用評価損益率 <日本市場。信用買い残高の損益>

日経平均ボラティリティー・インデックス

★日経平均ボラティリティー・インデックスのメモ

2000年11月からの

・長期平均:24.9

・長期中央値:23.4

・最低値:11.82(2017.7月)

・最大値:91.45(2008年10月)

・個人的には30以上で「株価の割安圏」を示唆しやすい指標と考えます。

<ここ2年のチャート:日経平均を併記>

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※出所:恐怖指数(VIX 日経VI VSTOXX) 日経平均比較チャートより作成

10.2は「25.96」。前週の「24.03」より上昇。

日経平均VIの長期中央値は「23.4」であり、投資家心理は

ふつう~やや不安?

と推測。

※参考:最近のリスクオフ局面の最大値(概算値)。

2018.2月:38

2018.10月:31

2018.12月:33

2020.3月:61

恐怖指数について詳しくはコチラ↓

www.yukimatu-value.com

現時点での日本市場の割高割安、5つの指標からの推測、まとめ

あくまで個人的な判断ですが、現時点で各指標が示唆する株式の割安、割高の判断をまとめます。

★日本バフェット指標⇒やや割高?

★信用買い残⇒ふつう?

★東証一部PBR⇒ふつう~やや割高?

★信用評価損益率⇒割安ではない?

★日経平均ボラティリティー・インデックス⇒割安ではない?

上記から日本株式の水準は

「やや割高?」

と推測。

また

★日銀の金融政策:緩和的(ポジティブ要因?)

★日本の景気 :よくない?(ネガティブ要因?)

と推測。

株価水準、金融政策、景気動向から考え、現時点で日本株の投資タイミングに関して「ふつう~ややネガティブ」。

リスク資産への配分を控えめにしたポートフォリオで、ちょこちょこリバランスしながら投資継続が無難か。

※個人の直感、感想です。未来は誰にも予知できません。投資は自己判断、自己責任で 

バブル期と「今」のデータ比較

※出所:日経平均、TOPIX⇒Yahoo!ファイナンス、東証REIT指数⇒SBI証券、貸し出し態度判断DI(中小企業)⇒主要時系列統計データ表

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引き続き週間ではまったりした変化。

●東証一部PBR:久々に上昇

●TOPIX:2018年1月高値「1911」の「-15.8%」の水準

●貸し出し態度判断DI:2020年6月の「19」から9月はやや上昇。中小企業のお金の借りやすさの度合いは「借りやすい」状況か

日銀ETF買い

2018年は年間で約6.5兆円、2019年は約4.4兆円の買い出動。

下記サイトによれば今週は1回の出動で801億円購入。

今年トータルでは約6.3兆円購入。

※参照サイト:日銀ETF買い入れ結果https://nikkeiyosoku.com/boj_etf/

※設備ETFの購入は換算せず

ドル建て日経平均

<ドル建て日経平均:ここ5年>

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※出所:ドル建て日経平均 (日経平均 ドル換算)より作成 ※数値は概算値

2020.10.2のドル建て日経平均は「219.27」で前週より低下。

コロナ前の直近ピークは約「219」。

コロナ後の上げ相場のピークは約「223」(2020.9.28)。

引き続きこの観点では高そうな水準。

あとがき

個人的な短期的なシナリオの一つは

「9月末までこの感じ、権利日を跨いでから10月初頭にかけてリスクオフ」

9月中旬より、上記のような1つのシナリオを描いていました。

9月末までは株価がのらりくらりと維持されたのは概ね正解、リスクオフがあるかどうか。

 

それはそうと、9月の権利付き最終日である9月28日(月)の大引け間際の株価上昇は久々のお祭り騒ぎ感がありました。

大引け間際にあれもこれもするするっと上昇する感じ、3月や9月の権利付き最終日辺りにときどきみられる浮かれた状態で、漁師だったら大漁旗を掲げたいような瞬間。

わたしはロングサイドでは中小型の約40銘柄に分散して保有していたのですが、その日の平均上昇率は2.1%。

40に分けて1日平均で2%以上上昇する日は貴重。

9月終盤は総じてTOPIXの上昇率を上回り、ロングサイドがとても元気で個人的にはラッキーだったという状況。

東証がシステムダウンしたり選挙の山場で現職大統領がコロナ感染したり、事件が多い一週間でしたが来週はどうなりますか。

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