ユキマツの「長期投資のタイミング」

「景気(企業利益動向)」「中銀の金融政策(金利動向)」「投資家のリスク許容度」などから長期投資のタイミングを探る投資ブログ

7月末の約3.6兆円が節目となるのか ~日本市場の概況~

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今週の日本の株価や金利をごく簡単に確認し、その後、株式の「割安割高の目安」になりそうな5つの指標で定点観測する記事。

 

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TOPIX

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※出所:マーケット|SBI証券

8.13は「1956」で前週比「+1.4」。

8月月間では今のところ「+2.9」。

TOPIXの直近高値は2021年3月の「2014」で今はそこから約「-2.9」%水準。

日本10年債利回り

f:id:yukimatu-tousi:20210814020922p:plain※出所:日本 10年 | 日本 10年 債券利回り

8.13は約「0.01%」(前週末は「0.02%」)で前週よりやや低下。

ドル/円

f:id:yukimatu-tousi:20210814110614p:plain※出所:USD JPY | アメリカドル 日本円 相場情報 - Investing.com

8.13は1ドル「109.6」円。前週は「110.2」円で円高。

2020年は「1ドル=101.2112.2円」の変動で今は昨年のレンジ内。

米ドル指数は前週「92.8」。

今週は「92.5」でドル安。

<米ドル指数:ここ1週間>

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※出所:米ドル指数先物 - Investing.com 日本

5つの指標

日本バフェット指標 <日本の時価総額÷日本の名目GDP>

信用買い残 <信用取引における買い方の残高>

東証一部PBR <東証一部上場企業全体の株価純資産倍率>

信用評価損益率 <日本市場。信用買いの損益>

日経平均ボラティリティー・インデックス<日経平均版の恐怖指数>

日本バフェット指標

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※出所:以下サイトデータより管理者作成 日本取引所グループ 世界経済のネタ帳 ※期間:1985年1月末~2021年1月末

8.13の日本バフェット指標は「1.33」(前週は1.31)で週間で上昇。

1989年頃のバブル(過去最高は「1.42」)以降では最高水準。

直近の10年移動平均は「0.93」であり、今は平均より約43%高い水準。

一つの目安に過ぎませんが、長期的観点からは日本株は

割高?

と推測。

8.13の日本の時価総額は約「743.5兆円」(全市場の合計値)。

ピークは2021年3月の「770.3兆円」。

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※出所:日本取引所グループ 世界経済のネタ帳 より作成

日本バフェット指標について詳しくはコチラ↓

日本バフェット指標 <日本の時価総額÷日本の名目GDP>

信用買い残

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※出所:トレーダーズ・ウェブより管理者作成 ※期間2001年6月1日~2021年1月29

2021.8.6 34381億円(約3.4兆円)。

前週比-1138億円と大きめの減少。

水準としては長期平均の「2.4兆円」より多く、この指標から株価水準は

やや割高~割高?

と推測。

※直近ピークは2018年3月の約3.7兆円

<2018.10.26以降の推移・月末の概算値と直近数値など>

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※出所:トレーダーズ・ウェブのデータより管理者作成

信用買い残について詳しくはコチラ↓

信用買い残 <信用取引における買い方の残高>

東証一部PBR 

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※出所:その他統計資料 | 日本取引所グループのデータより管理者作成 ※グラフの期間:1999年12月末~2020年12月末

2021年7月末の東証一部PBRは「1.2」倍(前月比±0)。

2020年12月以降「1.3」倍が6カ月継続。

2021年6月、7月は「1.2」倍。

直近ピークは2018年1月末の「1.5」。

長期平均は「1.1」で水準としては

やや割高?

と推測。

東証一部PBRについて詳しくはコチラ↓

東証一部PBR <東証一部上場企業全体の株価純資産倍率>

信用評価損益率(買い方)

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※単位:% ※出所:トレーダーズ・ウェブのデータより管理者作成 ※グラフ期間:2001.6.1~2021.1.8

8.6は「-11.01」(前週は「-10.00」)で前週より悪化。

上記期間の長期平均は約「-11」であり投資家心理は

ふつう

と推測。

信用評価損益率について詳しくはコチラ↓

信用評価損益率 <日本市場。信用買い残高の損益>

日経平均ボラティリティー・インデックス

★日経平均ボラティリティー・インデックスのメモ

2000年11月からの

・長期平均:24.9

・長期中央値:23.4

・最低値:11.82(2017.7月)

・最大値:91.45(2008年10月)

・個人的には30以上で「株価の割安圏」を示唆しやすい指標と考えます。

<ここ2年のチャート:日経平均を併記>

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※出所:恐怖指数(VIX 日経VI VSTOXX) 日経平均比較チャートより作成

8.13は「18.50」。前週の「19.55」より低下。

日経平均VIの長期中央値は「23.4」であり、投資家心理は

ふつう~やや安心?

と推測。

※参考:最近のリスクオフ局面の最大値(概算値)。

2018.2月:38

2018.10月:31

2018.12月:33

2020.3月:61

恐怖指数について詳しくはコチラ↓

www.yukimatu-value.com

現時点での日本市場の割高割安、5つの指標からの推測、まとめ

あくまで個人的な判断ですが、現時点で各指標が示唆する株式の割安、割高の判断をまとめます。

★日本バフェット指標⇒割高?

★信用買い残⇒やや割高~割高?

★東証一部PBR⇒やや割高?

★信用評価損益率⇒割安ではない?

★日経平均ボラティリティー・インデックス⇒割安ではない?

上記から日本株式の水準は

「割高?」

と推測。

日本株の投資タイミングに関して「ややネガティブ~ネガティブ」か。

リスク資産への配分を控えめにしたポートフォリオで、ちょこちょこリバランスしながら投資継続が無難か。

※個人の直感、感想です。先のことは不明。投資は自己判断、自己責任で 

バブル期と「今」のデータ比較

※出所:日経平均、TOPIX⇒Yahoo!ファイナンス、東証REIT指数⇒SBI証券、貸し出し態度判断DI(中小企業)⇒主要時系列統計データ表

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引き続き割高っぽい状況。

●日本バフェット指標、日本の時価総額:高水準

●信用買い残、東証一部PBR、日経平均VI:やや割高な時期の印象

日銀ETF買い

2018年は年間で約6.5兆円、2019年は約4.4兆円、2020年は約7.1兆円の買い出動。

下記サイトによれば今週、今月は0回の出動。

今年の月別日銀出動回数。

1月:4回

2月:1回

3月:5回

4月:1回

5月:0回

6月:1回

7月:0回

8月:0回

4月以降では2回のみ。

※参照サイト:日銀ETF買い入れ結果指数連動型上場投資信託受益権(ETF)および不動産投資法人投資口(J-REIT)の買入結果

※設備ETFの購入は換算せず

ドル建て日経平均

<ドル建て日経平均:ここ5年>

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※出所:ドル建て日経平均 (日経平均 ドル換算)より作成 ※数値は概算値

8.13のドル建て日経平均は約「253」で前週(253)とほぼ変わらず。

コロナ前の直近ピークは約「219」。

コロナ後のピークは約「289」(2021年2月)。

あとがき

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※出所:トレーダーズ・ウェブのデータより管理者作成

昨年4月以降増加続きの信用買い残、7月末の値から少し減少中。

月末値でみると7月末の約3.6兆円が節目となるのか、まだまだトレンドは続くのか、気になるところ。

 

【市場反応】米8月ミシガン大消費者信頼感指数、パンデミック発生時も下回る、ドル売り加速 | 2021年08月13日(金)23時33分|FXニュース - ザイFX!

また米国景気指標の一つ、8月ミシガン大消費者信頼感指数(速報値)はコロナでどん底だった昨年4月を下回る数値。

異様に低い値。

今後どの程度材料視されるかは不明ですが気になる情報。

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※出所:米国 ミシガン大学消費者信頼感指数より作成

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