ユキマツの「長期投資のタイミング」

「景気(企業利益動向)」「中銀の金融政策(金利動向)」「投資家のリスク許容度」などから長期投資のタイミングを探る投資ブログ

日本株式市場の概況 2017.6.10

直近の日本市場を

日本バフェット指標 <日本の時価総額÷日本の名目GDP>

信用買い残 <信用取引における買い方の残高>

東証一部PBR <東証一部上場企業全体の株価純資産倍率>

信用評価損益率 <日本市場。信用買いの損益>

貸し出し態度判断DI <金融機関の貸し出し態度が「緩い」から「厳しい」比率を引いた値>

 の5つの指標の最新データで観察する記事です。

日本株式市場の割安割高を判断する目安になるかもしれません。

各指標の現在(最新値)

日本バフェット指標

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 ※出所: 以下サイトデータより管理者作成 日本取引所グループ 世界経済のネタ帳

※期間:1985年1月末~2017年5月末

2017.6.9 1.12です。

割高圏の目安「1.0」以上なので、日本株は割高圏と推測。

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日本バフェット指標について詳しくはコチラ↓

日本バフェット指標 <日本の時価総額÷日本の名目GDP>

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信用買い残

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 ※出所:トレーダーズ・ウェブより管理者作成

 ※期間2001年6月1日~2017年4月28日

2017.6.2 24138(約2.4兆円)です。

概ね長期平均「2.3兆円」あたりの数値なので、割安でも割高でもなさそうと判断。

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信用買い残について詳しくはコチラ↓

信用買い残 <信用取引における買い方の残高>

 

東証一部PBR 

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※出所:その他統計資料 | 日本取引所グループのデータより管理者作成

※期間:1999年1月末~2017年4月末

2017.5月末 1.2です。

割安の目安「1.0」以上なので、割安ではなさそうと判断。

東証一部PBRについて詳しくはコチラ↓

東証一部PBR <東証一部上場企業全体の株価純資産倍率>

 

信用評価損益率

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※出所:トレーダーズ・ウェブのデータより管理者作成

※期間:2001.6.1~2017.5.12

2017.6.2 -8.43です。

割安の目安「-25」以上なので、割安ではなさそうと判断。

「-25」なんて、めったにならないんですがチェックは続けます。

信用評価損益率について詳しくはコチラ↓

信用評価損益率 <日本市場。信用買い残高の損益>

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貸し出し態度判断DI

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※以下サイトデータより管理者作成 日銀

※期間:1983.6月~2017.3月

2017.3月 +20です。

割高の目安「+10」以上なので、割高圏と推測。

金融機関の貸し出し態度は「とても緩くて甘い」状態です。

貸し出し態度判断DIについて詳しくはコチラ↓

貸し出し態度判断DI <金融機関の貸し出し態度が「緩い」から「厳しい」比率を引いた値>

 

現時点での日本市場の割高割安、5つの指標からの推測、まとめ

あくまで個人的な判断ですが、現時点で各指標が示唆する株式の割安、割高の判断をまとめます。

★日本バフェット指標⇒割高圏?

★信用買い残⇒ふつう?(割安でも割高でもない) 

★東証一部PBR⇒割安ではなさそう

★信用評価損益率⇒割安ではなさそう

★貸し出し態度判断DI⇒割高圏

総合的に判断すると、わたしは日本株式は「やや割高~割高圏」と推測します。

したがって、現時点での日本株の長期投資のタイミングとしては

◎資産配分において、株式の配分比率を減らす

◎資産配分において、現金の配分比率を増やす

◎長期投資を一時やめる

のに適す時期だと考えています。単なる経験則ですが。

※長期投資に関する一つの判断です。短期、中期的な投資には役立たない可能性が高いです

※バリュー投資の発想から「割高な時期に株を売り、割安な時期に株を買う」という判断に基づいています

※単なる個人の感想です。未来は誰にも予知できません。投資は自己判断、自己責任で 

おわりに 

日本の時価総額は600兆円を超えて推移しています。

日経平均も週末は20000円超え。

 

高値維持、今後に注目です。

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