2020年5月の投資方針を備忘録的に。
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3~4月はバタバタ
3月は強烈な下げが続きました。
①長期投資のポジションを一気に作るべきか
②わたしの経験則では3月は日本の中小型株のロングショートでの稼ぎ時。この異常な環境でいつものように稼げるだろうか
そんな判断を迫られ、3月の1ヶ月で普段の1年分投資のことを考えたような気もします。
とりあえず、トータルではまずまずの2020年の成績。
2月~3月に月初からやや下げ目線でいられたことは幸運。
プットオプション大活躍。
<2~3月の投資戦略>
「売りポジションやや多めの個別株ロングショート」
「下げに備え余分に日経平均プットオプションの買いを保有しておく」
というやや下げ目線で今月も勝負。
長期投資ポジション
3月にゴールドETF(1540)とリートを購入。
サウジの暴走で暴落した時期に一瞬買った原油ETF(1671)は直後にリバウンド、何となくもういいやと感じてさっさと売却で幸運。
ゴールドは継続保有。
リートは海外のもの(東証ETF:主に2515)や日本の物流(8967、3281など)、住宅系のリート(3269など)を中心に保有。
直近高値より6割くらい暴落した商業系リートも一時持っていましたが、今後業績が怪しいのでほぼ売却済み。
ホテル系は何があるか分からないので手を出さず。
暴落直後は一瞬ヘッジなしで保有していましたが、あまりにリバウンドが激しく怖くなり、今は東証リート指数先物の売りで100%ヘッジ付き。
株式は迷った挙句に買わず、現時点では大きな機会損失。
株式に関して、チャンスがあれば東証ETFの1545、1554、2522や日本のデフェンシブ株(花王、ユニ・チャーム、小林製薬など)などを混ぜたPFを作り、適宜TOPIX先物でヘッジしながらリスクテイクする予定。
3月の下落時期、1545、1554、2522などは直近高値より3割台の下落でした。
3割台では物足りず、4割台の下落幅があればおそらくいくらか買っていたように思われますが、買わなかったことが吉と出るか凶とでるか。
2020年5月の投資環境①:世界景気動向
2019年8月頃をボトムに世界景気は拡大トレンドに転換。
2020年1~2月までは拡大トレンド継続。
3月以降は世界的不況へ。
★コロナ騒動は一時的、短期的なもので、ほどなく拡大トレンドに戻る?
★不況はすぐには持ち直さず長期化する?
現時点ではまったく不明。
ただ市場は不況の実体を直視していないようにも見える(見たくないものを見ないようにしている?)ので、やや下げ目線で。
★世界景気の現状判断:株式市場にとってややネガティブ?
2020年5月の投資環境②:中銀動向
ECB、日銀、FRB、その他世界的に総じて緩和的。
・FRBの無制限の量的緩和、ジャンク債買い
・ECBのイタリア、スペイン、ギリシア国債などの買い支え
・日銀の一日2000億円の株式ETF買い
など緩和ネタには事欠かない状況。
★中銀動向の現状判断:株式市場にとって極めてポジティブ?
2020年5月の投資環境③:株価水準
4月末の世界のバフェット指標はここ10年平均を上回っている、と推測。
やや割高っぽい水準に戻している印象。
★株価水準の現状判断:株式市場にとってややネガティブ?
2020年5月の投資環境:まとめ
★世界景気:ややネガティブ?
★中銀動向:極めてポジティブ?
★株価水準:ややネガティブ?
<総合判断>:ふつう~ややネガティブ?
2020年5月の投資戦略
<総合判断>:ふつう~ややネガティブ?
としているように、よくわかりません。
ただ、4月よく上げたことや市場が景気の実態を直視しないようにしている雰囲気もあり、短期的な取引についてはごく小さなポジションでやや下げ目線でいこうかと。
具体的には
・期先のプットオプションを少額買ってほったらかしておく
・ショート多めのロングショートでお茶を濁す
等。
長期投資に関してはチャンスが来れば株式を含めポジションを増やしたり、リートのヘッジを減らしたりしていこうかと思いますが、保有中のリートは先物でフルヘッジ中。
とりあえず2020年、投資の方はそこそこうまくきていますが、子供はいつ学校に行ける世の中になるのか?
それはそれで楽しむしかないですが、気温が上がってくるとやっぱり疲れますね。
そんなわけで5月は基本、いったん休憩モードで行きたいのですが、嵐の予感、相場が荒れて休めないことになる予感もなきにしもあらず。
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