ユキマツの「長期投資のタイミング」

投資歴16年目。 「景気(企業利益動向)」「中銀の金融政策(金利動向)」「投資家のリスク許容度」などから長期投資のタイミングを探る投資ブログ

アベノミクスの終焉? 7年ぶりの平均回帰 ~日本市場の概況~

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今週の日本の株価や金利をごく簡単に確認し、その後、株式の「割安割高の目安」になりそうな5つの指標で定点観測する記事。

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日経平均

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※出所:マーケット|SBI証券

3.13は「17431」で前週比「-16.0%」。

2月末は「21143」で3月月間では「-17.6」。

日経平均の直近の高値は2018年10月の「24448」で今は高値から「−28.7%」の水準。

日本10年債利回り

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※出所:日本 10年 | 日本 10年 債券利回りより作成

3.13は約「-0.00%」(前週末は「-0.13%」)で前週より大きく上昇。

世界的に国債にマネーが逃避していましたが、今週は国債利回りが上昇している国が多く、その流れに変化が起きているか。

ドル/円

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※出所:
USD JPY | アメリカドル 日本円 相場情報 - Investing.com

3.13は1ドル「107.9」円。前週末は「105.3」円で大きく円安(ドル高)に。

3月月間では「0.1%」円高方向へ。

変動が大きいですが来週はどうなりますか。

2019年のピークは4月「1ドル=112.41円」で、ボトムは1月の「1ドル=104.97円」。

5つの指標

日本バフェット指標 <日本の時価総額÷日本の名目GDP>

信用買い残 <信用取引における買い方の残高>

東証一部PBR <東証一部上場企業全体の株価純資産倍率>

信用評価損益率 <日本市場。信用買いの損益>

日経平均ボラティリティー・インデックス<日経平均版の恐怖指数>

日本バフェット指標

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※出所:以下サイトデータより管理者作成 日本取引所グループ 世界経済のネタ帳 ※期間:1985年1月末~2020年2
月末

3.13の日本バフェット指標は「0.87」で前週の「1.02」より大幅低下。

直近の10年移動平均は「0.87」であり、今は平均付近。

一つの目安に過ぎませんが、長期的観点からは

日本株は普通の水準?

と推測。

2013年3月以降、7年ほど10年移動平均をずっと上回っていましたが、久々に平均付近に戻ってきました。

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直近の月末値ピークは2018年1月の「1.29」(このときは移動平均から「66.6%」上方かい離)。

 

日本の時価総額は約「493.3兆円」(全市場の合計値)。

確認できている範囲では、2018.1.23の736.8兆円が現時点での最大値。

現在は最大値を33.0%下回っています。

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※出所:以下サイトデータより管理者作成 日本取引所グループ 世界経済のネタ帳

日本バフェット指標について詳しくはコチラ↓

日本バフェット指標 <日本の時価総額÷日本の名目GDP>

信用買い残

f:id:yukimatu-tousi:20190419215416p:plain※出所:トレーダーズ・ウェブより管理者作成 ※期間2001年6月1日~2019年4月12

2019.3.6 23721億円(約2.4兆円)。

前週比+242億円。

直近ピークは2018.3.23の約3.7兆円。

水準としては長期平均の「2.4兆円」程度であり、この指標からは

ふつう?

と推測。

<2017.10.27以降の推移・月末の概算値と直近数値>

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※出所:トレーダーズ・ウェブのデータより管理者作成

信用買い残について詳しくはコチラ↓

信用買い残 <信用取引における買い方の残高>

東証一部PBR 

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※出所:その他統計資料 | 日本取引所グループのデータより管理者作成 ※グラフの期間:1999年12月末~2020年2
月末

2020年2月末の東証一部PBRは「1.0」(前月比-0.2)で大きく低下。

今はざっと1~2割ほど下げて「0.8~0.9」倍くらいか?

直近ピークは2018年1月末の「1.5」。

長期平均は「1.1」で水準としては

やや割安?

と推測。

東証一部PBRについて詳しくはコチラ↓

東証一部PBR <東証一部上場企業全体の株価純資産倍率>

信用評価損益率

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※単位:% ※出所:トレーダーズ・ウェブのデータより管理者作成 ※グラフ期間:2001.6.1~2020.1.31

3.6は「-20.39」。

前週の「-21.35」からマイナス幅がやや縮小。

「-20」以下の低水準。

上記期間の長期平均は約「-11」であり投資家心理は

不安?

と推測。

 

割安の目安「-20」以下なので、割安である可能性。

信用評価損益率について詳しくはコチラ↓

信用評価損益率 <日本市場。信用買い残高の損益>

日経平均ボラティリティー・インデックス

★日経平均ボラティリティー・インデックスのメモ

1998年からの

・長期平均:24.9

・最低値:11.82(2017.7月)

・最大値:91.45(2008年10月)

・個人的には30以上で「株価の割安圏」を示唆しやすい指標と考えます。

<ここ5年のチャート:日経平均を併記>

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※出所:恐怖指数(VIX 日経VI VSTOXX) 日経平均比較チャートより作成

3.13は「51.10」。前週の「36.41」より上昇。

長期平均は「24.65」であり、投資家心理は

不安?

と推測。

割安の目安「30」より大きく株価水準としては「割安である」可能性も。

※参考:最近のリスクオフ局面の最大値(概算値)。

2018.2月:38

2018.10月:31

2018.12月:33

2019.5月:25

2019.8月:26

2020.3月:52

恐怖指数について詳しくはコチラ↓

www.yukimatu-value.com

現時点での日本市場の割高割安、5つの指標からの推測、まとめ

あくまで個人的な判断ですが、現時点で各指標が示唆する株式の割安、割高の判断をまとめます。

★日本バフェット指標⇒ふつう?

★信用買い残⇒ふつう?

★東証一部PBR⇒やや割安?

★信用評価損益率⇒割安?

★日経平均ボラティリティー・インデックス⇒割安?

上記から日本株式の水準は

「ふつう~やや割安?」(投資タイミングとしてややポジティブ要因)

と推測します。

また

★日銀の金融政策:緩和的(ポジティブ要因?)

★日本の景気 :悪化傾向(ネガティブ要因?)

と推測。

株価水準、金融政策、景気動向から考え、現時点で日本株の投資タイミングに関して

まあまあ

な印象。

株価が下げたのでここ数年ではだいぶ買いやすくなった印象。

※個人の感想です。未来は誰にも予知できません。投資は自己判断、自己責任で 

サブプライムバブル期と「今」のデータ比較

※出所:日経平均、TOPIX⇒Yahoo!ファイナンス、東証REIT指数⇒SBI証券、貸し出し態度判断DI(中小企業)⇒主要時系列統計データ表

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2007年との比較にナンセンス感がでてきており、バブル感は消失。

割安時期との比較表を作成すべき状況か。

●TOPIX:2018年1月高値「1911」の「-34.0%」の水準

●東証リート指数:今週約22%の暴落。リートはリスク資産

日銀ETF買い

2018年は年間で約6.5兆円、2019年は約4.4兆円の買い出動。

下記サイトによれば今週は4回出動し4000億円ほど購入。

一回当たりの購入額は3月以降1002億円に増えています。

※参照サイト:●TOPIX:日銀ETF買い入れ結果https://nikkeiyosoku.com/boj_etf/

ドル建て日経平均

<ドル建て日経平均:ここ4年>

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※出所:ドル建て日経平均 (日経平均 ドル換算)より作成 ※数値は概算値

今回の上げ相場では「219」程度がピークだったか。

2017年頃の水準に低下。

あとがき

個人的には景気動向を確認して、景気が上向きになってきた時期にリスクテイクを増やしてもいいように感じるところ。

先週は上記のように書いていましたが、今週一気に株価が下落し、水準的には先週よりずいぶん日本株を買いやすい状況になった印象。

個人的には日米や世界の景気動向に乗っかりたいので、今は打診買い程度で大きく動かず。

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